「テストの点でご褒美」は是か非か――外的動機づけとの上手な付き合い方

「今回のテストで80点取ったらゲームソフトを買ってあげる」――夏休みに入り、川越市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・新座市・和光市・坂戸市など東武東上線沿線のご家庭でも、こうした会話が増える時期かもしれません。ご褒美をちらつかせれば一時的にやる気は出るけれど、「これで本当にいいのだろうか」「ご褒美がないと勉強しない子になってしまわないか」と迷う保護者の方も多いのではないでしょうか。ご褒美そのものが悪いわけではありません。使い方次第で、家庭学習の背中を押す道具にも、逆効果にもなり得ます。

なぜ「ご褒美で釣る」ことに迷いが生まれるのか

教育の現場でも家庭でも、「本来は自分から勉強してほしい」という思いは共通しています。ご褒美という外からの動機づけに頼ると、「内側から湧き出るやる気(内発的な動機)」が育ちにくくなるのではないか、という不安が保護者の迷いの根っこにあります。一方で、勉強に前向きになれずにいる子どもにとって、最初の一歩を踏み出すきっかけとしてご褒美が背中を押すこともあります。大切なのは「使うか使わないか」の二択ではなく、どんな場面でどう使うかという設計です。

効果が出やすい使い方・逆効果になりやすい使い方

  • 結果ではなく「行動」にご褒美をつける|「毎日30分机に向かえたらシールを1枚」など、取り組んだこと自体を認める形は、結果に左右されにくく続けやすい傾向があります。
  • すでに好きなこと・得意なことにはご褒美をつけない|もともと興味を持って取り組んでいる教科や活動にご褒美をつけると、かえって「ご褒美のためにやっている」という意識に変わってしまうことがあります。
  • 点数だけを基準にしない|「80点以上でご褒美」という基準だと、届かなかったときに子どもが強い挫折感を抱きやすくなります。前回より伸びたかどうかなど、本人の変化を基準に加えるほうが健全です。
  • ご褒美を「交渉のカード」にしない|「じゃあ100点だったら○○買って」と子どもから条件を吊り上げられる展開が続くと、勉強そのものより交渉が目的化してしまいます。

家庭で取り入れやすい工夫

  • 物より「体験」や「時間」をご褒美にする|欲しいものを買うことよりも、家族で出かける、好きな時間を自由に使えるといった体験型のご褒美は、達成感と結びつきやすいとされています。
  • 小さな達成を細かく認める|大きなご褒美を1回用意するより、「今週は毎日机に向かえたね」といった小さな声かけを積み重ねるほうが、日々の習慣づけにはつながりやすくなります。
  • ご褒美の話し合いに子ども自身を参加させる|保護者が一方的に基準を決めるのではなく、「どのくらい頑張ったらどんなご褒美がいいか」を一緒に考えると、子どもの納得感が高まります。
  • 徐々にご褒美の頻度を減らしていく|最初は毎回のテストに、次第に月に1回、学期に1回というように間隔を空けていくと、外的な動機づけから自然な習慣への移行がしやすくなります。

ありがちな失敗パターン

  • ご褒美の基準がその場の気分で変わる|「今回は特別に」が続くと、子どもはルールを信頼できなくなり、次第に交渉ばかりを試みるようになります。
  • 兄弟姉妹で基準や扱いに差をつけてしまう|同じ家庭内で「上の子は厳しかったのに下の子は甘い」といった差が生まれると、不公平感が別の問題を生むことがあります。
  • ご褒美を約束したのに保護者側の都合で反故にする|忙しさから約束を先延ばしにしたり忘れてしまったりすると、子どもの努力そのものが否定されたように感じさせてしまいます。

編集部からのメッセージ

ご褒美で釣ることは「甘やかし」ではなく、うまく設計すれば家庭学習を後押しする一つの手段です。大切なのは、点数という結果だけでなく、机に向かった時間や取り組む姿勢そのものを認めてあげること。そして、いずれはご褒美がなくても子ども自身が「やってよかった」と思える経験を積み重ねていけるよう、少しずつ手を離していくことです。夏休みという時間のあるこの時期だからこそ、川越市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・新座市・和光市など東武東上線沿線のご家庭でも、ご家庭に合ったご褒美の形を親子で話し合ってみてはいかがでしょうか。

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高校生の定期テスト2週間前学習法|評定平均を上げる教科別スケジュールと直前対策【2026年版】

「中学のときは一夜漬けでもなんとかなったのに、高校の定期テストはそうはいかない」——そう感じている高校生は少なくありません。高校の定期テストは出題範囲が広く、科目数も多いうえ、その結果はそのまま「評定平均」として記録され、指定校推薦や総合型選抜、奨学金の審査など、進路選択に直結していきます。夏休みが終わって2学期最初の定期テストを迎える前に、今のうちから「2週間前スケジュールの型」を作っておくと、9月・10月以降のテストのたびに慌てずに済みます。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など東武東上線沿線に通う高校生にとっても、評定平均は身近な進路選択に関わってくるテーマです。

高校の定期テストが「評定平均」に直結する理由

高校の評定平均は、各学期の定期テストの点数や提出物、授業態度などをもとに教科ごとの評定(5段階など)がつき、その平均値として算出されます。指定校推薦や学校推薦型選抜では評定平均が出願条件になっていることが多く、総合型選抜でも評定は提出書類の一部として扱われます。中学時代の内申点と違い、高校の評定は「1回のテストのやり直し」が難しく、学期ごとの積み重ねがそのまま記録に残っていく点が大きな違いです。だからこそ、1回1回の定期テストを「なんとなく」で終わらせず、2週間前から計画的に準備する習慣をつけておくことが、将来の進路選択の幅を広げることにつながります。

2週間前から始める逆算スケジュールの作り方

まずはテスト範囲表が配られたら、科目ごとの範囲とページ数を書き出し、2週間を「準備期」「演習期」「仕上げ期」の3段階に分けて逆算していきましょう。

期間やることポイント
2週間前〜10日前(準備期)範囲の洗い出し、教科書・ノートの見直し、暗記系科目の単語・用語の1周目この段階では「解く」より「理解し直す」ことを優先する
9日前〜4日前(演習期)問題集・ワークを解き、間違えた問題に印をつける。暗記系は2周目・3周目を回す1教科にかけすぎず、1日2〜3教科を目安にローテーションする
3日前〜前日(仕上げ期)間違えた問題だけをやり直す、暗記系の最終確認、過去のテストで狙われた形式の再チェック新しい範囲に手を広げず、「できないところ」だけに時間を使う

部活の大会や行事と重なる時期は、2週間よりも前倒しで準備期をスタートさせておくと、直前になって焦らずに済みます。

教科タイプ別の配分ポイント

  • 暗記系(英単語・古文単語・社会・理科の用語など)|早い段階から少しずつ回数を重ねる。前日にまとめて詰め込むより、2週間かけて3〜4周する方が定着しやすい
  • 理解・演習系(数学・英文法・物理化学の計算問題など)|問題集を解き直す時間をしっかり確保する。同じ問題を1回解いただけで終わらせず、間違えた問題は日をおいてもう一度解く
  • 記述・論述系(現代文・小論文的な設問を含む科目)|模範解答や授業ノートの表現を写経するように書き写し、自分の言葉で要点を説明できるか確認する
  • 実技・提出物系(副教科、レポート課題など)|評定に占める割合が意外と大きいことがあるため、提出物の期限と完成度を後回しにしない

直前1週間のチェックリスト

  • □ テスト範囲の教科書・ノート・プリントを一通り見直し終えている
  • □ 間違えた問題だけをまとめた「解き直しリスト」ができている
  • □ 暗記系科目は最低2周以上、用語や単語を確認している
  • □ 提出物(レポート・ワーク)の期限と完成度を確認済みである
  • □ 前日は新しい範囲に手を広げず、確認作業に絞っている

ありがちな失敗パターンとリカバリー方法

  • 得意科目ばかりに時間を使ってしまう:安心できる科目から手をつけて時間切れになる → 2週間前の段階で科目ごとの目標時間を先に決め、苦手科目を準備期のうちに前倒しで着手する
  • 範囲表が配られてから準備を始めて間に合わない:部活や行事と重なり準備期が短くなる → 大会・行事が事前に分かっている場合は、範囲表が出る前からノートの整理だけでも先に進めておく
  • 暗記を前日に詰め込んで、テスト後に忘れてしまう:一時的な点数は取れても定着しない → 暗記系は2週間かけて複数回に分けて繰り返し、忘れた頃にもう一度確認する時間を入れる
  • 提出物を後回しにして評定を下げてしまう:テスト勉強に集中するあまり提出物の期限を忘れる → スケジュールに提出物の締め切りも書き込み、テスト勉強と並行して進める

編集部からのメッセージ

高校の定期テストは、1回ごとの結果が評定として積み重なっていく分、中学時代よりも「毎回の準備の質」がそのまま将来の選択肢に返ってきます。2週間前から逆算するスケジュールの型を一度作ってしまえば、次のテストからはその型に沿って準備するだけで済むようになります。2学期最初のテストに向けて、まずは科目ごとの範囲を書き出すところから始めてみましょう。

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オンライン学習で運動不足にならないために|集中力を守る姿勢と休憩ストレッチの習慣

オンライン学習の大きなメリットのひとつは「通塾・通学の移動時間がかからないこと」です。富士見市・ふじみ野市・志木市・川越市など東武東上線沿線に住む中高生にとっても、電車やバスでの移動、教室間の階段の上り下りがなくなるのは時間の節約になります。しかしその一方で、実は「体を動かす機会」も同時に失われていることに気づきにくいものです。今回は、オンライン学習を続けるうえで見落とされがちな運動不足と姿勢の崩れへの対処法を紹介します。

なぜオンライン学習で運動不足に陥りやすいのか

通学・通塾がある生活では、教室移動や階段の上り下り、友人と歩きながら話す時間など、意識しなくても体を動かす場面が自然と組み込まれています。ところがオンライン学習が中心になると、自室の机とパソコンの間で1日の大半が完結してしまい、こうした「無意識の運動」がまるごと抜け落ちてしまいます。さらに映像授業や演習に集中していると、休憩のタイミングを逃しやすく、気づけば数時間同じ姿勢で座り続けていた、ということも珍しくありません。運動不足は体力の低下だけでなく、血流の悪化による集中力低下や、肩こり・腰痛といった不調にもつながり、結果的に学習効率そのものを下げてしまいます。

押さえるべきポイント

  • 「座りっぱなし」を前提にしない:1時間以上連続で座り続けることを避け、区切りを意識的に作る
  • 椅子と机の高さを見直す:足の裏が床にしっかりつき、画面が目線とほぼ水平になる高さが目安
  • 休憩は「サボり」ではなく学習の一部と考える:短い運動を挟むことで、次の集中時間の質が上がる
  • 激しい運動でなくてよい:自室でできるストレッチや軽い体操で十分効果がある
  • スマホを見ながらの休憩は避ける:休憩のつもりが別の座りっぱなし時間に変わってしまう

具体的な実践方法:自宅でできる休憩ストレッチ習慣

  1. 50分学習したら5〜10分は立ち上がる:タイマーをセットし、区切りを機械的に決めてしまう
  2. 首・肩まわりを大きく回す:長時間の前傾姿勢で固まりやすい部分をゆっくりほぐす
  3. 手首・指のストレッチを行う:キーボード入力やペンを持つ動作で疲労がたまりやすい部分をケアする
  4. 部屋の中を少し歩く、階段を1往復する:軽く体を動かすだけで血流が変わり、頭がすっきりする
  5. 水分補給を休憩のタイミングに合わせる:立ち上がって水を飲みに行く動作自体が良い運動の区切りになる

ポイントは、休憩と運動を「特別なイベント」にしないことです。タイマーが鳴ったら反射的に立ち上がる、というくらいシンプルな仕組みにしておくと、忙しい時期でも続けやすくなります。

よくある失敗と注意点

  • 「キリのいいところまで」で休憩を先延ばしにする
    → 結局2〜3時間ぶっ通しになってしまうことがよくあります。時間を目安に、区切りが悪くても一度立ち上がる習慣にしましょう。
  • 休憩のたびにスマホでSNS・動画を見てしまう
    → 目と姿勢を休めるはずが逆効果になります。休憩は体を動かすことを優先し、スマホは別のタイミングに分けましょう。
  • 椅子や机を「勉強用」に整えていない
    → ソファやベッドの上での学習が習慣化すると、姿勢の崩れがさらに進みやすくなります。学習専用のスペースを用意することが基本です。
  • 運動不足を「気合」で乗り切ろうとする
    → 意志の力だけに頼ると長続きしません。タイマーやアラームなど、仕組みで動くようにしておくことが大切です。

編集部からのメッセージ

オンライン学習は、移動時間を学習時間に変えられる便利な仕組みです。だからこそ、その分だけ意識的に体を動かす時間を確保することが、長く集中力を保ちながら学習を続けるコツになります。まずは50分に一度立ち上がることから、今日の学習で試してみてください。

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「学校推薦型選抜も考えてみようか」――高校生の夏、保護者が知っておきたい評定平均のこと

大学入試といえば一般選抜(学力試験)をイメージする保護者の方は多いかもしれませんが、近年は総合型選抜に加えて「学校推薦型選抜」(指定校推薦・公募推薦)を利用する生徒も増えています。部活を引退し、これから本格的に進路を考え始める高校生の夏、「うちの子も推薦を考えてみようか」という話が家庭で出てくることもあるでしょう。ただし学校推薦型選抜は「評定平均」が出願の入り口になるため、一般選抜とは準備の進め方がまったく異なります。今回は、保護者がこの時期に知っておきたい評定平均の基本的な考え方を整理します。

なぜ夏に「評定平均」の話が出てくるのか

学校推薦型選抜では、多くの場合これまでの学業成績(評定平均)が出願条件のひとつになります。評定平均は日々の定期テストや提出物、授業態度の積み重ねで決まるため、出願直前になって慌てても取り返しがききません。高校3年生の夏はちょうど1・2年生の成績が出そろい、「このまま学力試験一本でいくか、推薦も視野に入れるか」を考え始める時期にあたります。だからこそ、この夏のうちに家庭で一度、進路の選択肢を整理しておく意味があります。

保護者がやっておきたいこと・避けたいこと

  • やりたいこと:学校の進路指導部に早めに相談する|指定校推薦の枠や公募推薦の条件は学校・年度によって異なります。担任や進路指導の先生に直接確認するのが最も確実です。
  • やりたいこと:子ども自身の意思を確認する|推薦は「合格しやすそうだから」という理由だけで選ぶと、入学後のミスマッチにつながることがあります。子どもが本当に行きたい分野かどうかを対話の中で確認しましょう。
  • 避けたいこと:評定平均だけを追わせるプレッシャーのかけ方|「あと0.1上げなさい」といった数字への過度な執着は、子どものやる気をかえって削いでしまうことがあります。
  • 避けたいこと:指定校推薦と公募推薦を混同したまま話を進める|指定校推薦は学校に割り当てられた枠に校内選考で応募する形式、公募推薦は大学が定める条件を満たせば誰でも出願できる形式で、仕組みが異なります。

家庭で取り入れられる具体例

  • 提出物の期限を家庭でも一緒に確認する|評定は定期テストの点数だけでなく提出物や授業態度も加味されるため、期限を守る習慣づくりは家庭でも後押しできます。
  • 3者面談で聞くことをあらかじめリスト化しておく|「志望している学部で推薦の枠はあるか」「評定平均はどのくらい必要か」など、事前に質問を整理しておくと限られた面談時間を有効に使えます。
  • 一般選抜の準備も並行して続ける|推薦は必ず合格するとは限りません。学力試験の対策も並行して進めておくと、結果がどちらに転んでも落ち着いて次に進めます。
  • 大学の公式サイトで最新の出願条件を確認する習慣をつける|評定平均の基準や出願条件は大学・学部・年度によって変わるため、噂や先輩の話だけに頼らず公式情報にあたることが大切です。

ありがちな失敗パターン

  • 出願直前になって評定平均が足りないことに気づく|1年生からの積み重ねが評価対象になるため、3年生になってからの巻き返しには限界があります。
  • 親が「推薦で決めよう」と先に方針を決めてしまう|子ども自身が納得していないと、面接や小論文の準備でつまずきやすくなります。
  • 推薦がダメだったときの一般選抜対策が手薄になる|推薦一本に絞りすぎると、不合格だった場合に切り替えが間に合わないことがあります。

編集部からのメッセージ

学校推薦型選抜は、日々の学校生活の積み重ねがそのまま評価につながる入試方式です。夏休みは新しく何かを始めるより、これまでの成績や生活態度を振り返り、家庭で進路の選択肢を整理するのに向いた時期といえます。制度の詳細は学校・大学によって異なりますので、断定的な情報に振り回されず、進路指導の先生や大学の公式発表を確認しながら、お子さまのペースに合わせて進路選びを進めていってください。

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「計算はできるのに点数が伸びない」を解決!中学数学のケアレスミスをなくす自宅トレーニング【2026年夏版】

定期テストや北辰テストの答案が返ってきたとき、「本当は解き方が分かっていたのに、符号を間違えた」「見直せば絶対に気づけたのに」という悔しさを感じたことがある中学生は多いのではないでしょうか。数学のケアレスミスは「実力不足」とは別物で、正しいトレーニングを積めば自宅学習だけでも確実に減らしていくことができます。夏休みは時間にゆとりがあり、普段のテスト前には後回しにしがちな「見直しの型」をじっくり作り込める貴重な期間です。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など東武東上線沿線に通う中学生にとっても、2学期以降の定期テストや北辰テストでの得点力に直結するテーマとして、この夏のうちに取り組んでおく価値があります。

なぜケアレスミスは「軽視できない」失点なのか

ケアレスミスは「本番でたまたま起きた不運」として片付けられがちですが、実際には同じパターンのミスを繰り返している生徒がほとんどです。埼玉県公立高校入試の数学は大問構成で部分点も設定されていますが、計算過程の途中で符号を間違えると、その先の解答がすべて連動してずれてしまい、大きな失点につながります。特に、学校選択問題を実施する高校を志望する場合は、思考力を問う問題に時間を使うためにも、基本的な計算問題は確実に得点しておく必要があります。ケアレスミスを「なくす技術」を身につけることは、応用力を伸ばすのと同じくらい入試の得点に直結する取り組みだといえます。

中学数学のケアレスミス、4つのタイプ

「ケアレスミス」とひとくくりにせず、自分がどのタイプのミスをしやすいのかを把握することが対策の第一歩です。

ミスのタイプ具体例起きやすい単元
符号ミスマイナスを消し忘れる、移項時に符号を変え忘れる正負の数、方程式、関数の式変形
転記ミス問題文の数字を写し間違える、途中式を次の行に写す際に数字がずれる計算問題全般、文章題
計算順序ミスかっこの中を先に計算しない、四則の優先順位を間違える正負の数、式の計算
条件見落とし「整数で答えよ」「単位をそろえよ」などの条件を読み飛ばす文章題、図形の証明、確率

過去の定期テストやワークの間違いを見返し、自分がどのタイプのミスを繰り返しているかをまず洗い出してみましょう。原因が特定できれば、対策も的を絞りやすくなります。

自宅でできる「ミスを防ぐ」トレーニング手順

  1. 途中式を省略せずに書く|暗算で済ませず、1行に1つの変形だけを書く習慣をつける。途中式があれば、どの段階で間違えたかを自分で見つけられる
  2. 解き終えたらすぐに「逆算検算」をする|方程式なら答えを元の式に代入する、計算問題なら別の方法(逆算・概算)で答えが合うか確かめる
  3. 問題文に条件をチェックしながら印をつける|「整数で」「小数第1位まで」などの条件に線を引き、答えを書く直前にもう一度見返す
  4. 「ミスノート」に間違いのパターンを記録する|間違えた問題そのものではなく、「符号を書き忘れた」「移項で符号を変え忘れた」など、ミスの原因を一言で記録していく
  5. ミスノートを定期的に見返す|テスト前にミスノートだけを読み返し、自分がやりがちなミスのパターンを再確認してから本番に臨む

夏休み中のチェックリスト

  • □ 計算問題を解くとき、途中式を省略せずに書けている
  • □ 解答後、検算や見直しを毎回の習慣にできている
  • □ 自分がやりがちなミスのタイプを言葉で説明できる
  • □ ミスノートに、直近1週間で気づいたミスを記録できている
  • □ 問題文の条件(単位・指定形式)を見落とさず確認する癖がついている

ありがちな失敗パターンとリカバリー方法

  • 見直しの時間を最後にまとめて取ろうとして時間切れになる:1問解くごとの検算を省略し、テスト終盤にまとめて見直そうとして時間が足りなくなる → 1問解いたらその場で検算する習慣に切り替え、テスト終盤の見直しは「条件の見落としがないか」の最終チェックだけに絞る
  • ミスノートを作っただけで満足してしまう:記録することが目的化し、見返す習慣が続かない → ミスノートは1冊にまとめ、次のテスト前に必ず5分だけ見返す時間をスケジュールに組み込む
  • 暗算に頼って途中式を省略してしまう:簡単な問題ほど暗算で済ませ、かえってミスが起きやすくなる → 「簡単な問題ほど丁寧に書く」を意識し、特に符号の変化がある場面は必ず途中式を残す
  • 検算のやり方が分からず省略してしまう:検算の方法を知らないまま「見直し」を答えを目で追うだけで終えてしまう → 方程式は代入、計算問題は逆算や概算など、単元ごとの検算方法を先にワークやテキストで確認しておく

編集部からのメッセージ

ケアレスミス対策は、新しい単元を勉強するような派手さはありませんが、身につけてしまえばどの単元にも効く「土台の力」です。夏休みのうちに途中式の書き方や検算の習慣を作っておけば、2学期の定期テストや北辰テストで、本来の実力どおりの点数を取りやすくなります。今日のワークから、途中式を1行ずつ丁寧に書くことから始めてみましょう。

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タイピング速度がオンライン学習の効率を左右する理由|正しい練習法と中高生向けの伸ばし方

オンライン学習では、映像授業のノートを取る、チャットで質問する、検索して調べる、確認テストに解答を打ち込むなど、実はキーボード入力の場面が想像以上に多くあります。読む・聞く力を鍛えることに意識が向きがちですが、「打つ速さと正確さ」が学習効率そのものを左右していることは見落とされがちです。今回は、中高生が自宅学習の中で無理なくタイピング力を伸ばすための考え方と練習法を紹介します。

なぜタイピング速度が学習効率に直結するのか

オンライン授業中にノートを取る場面を思い浮かべてみてください。手書きよりも入力の方が速い人であれば、先生の説明を聞きながらでも要点をリアルタイムでまとめられますが、入力に時間がかかると、キーボードに気を取られて肝心の説明を聞き逃してしまいます。同様に、オンライン教材でわからない問題を検索するとき、AIチューターや添削ツールに質問を打ち込むとき、オンライン提出の課題やレポートを仕上げるときも、入力そのものに時間を取られてしまうと、本来使うべき「考える時間」が削られてしまいます。タイピングは学習の主役ではありませんが、学習全体の「土台」として、地味に効いてくるスキルです。

押さえるべきポイント

  • 速さより先に正確さを身につける:ミスタイプを直す時間の方が、ゆっくり正確に打つよりも結果的に遅くなることが多い
  • ホームポジションを意識する:指の置き場所を決めておくと、画面やキーボードを見る回数が減り、考える方に意識を向けられる
  • ローマ字入力の基本ルールを再確認する:中学生のうちに自己流のクセがついてしまうと後から直しにくいため、早いうちに正しい打ち方を確認しておく
  • スマホのフリック入力とPCのキーボード入力は別スキル:スマホで速く打てても、PCでのタイピングは別に練習が必要
  • 姿勢と画面の距離も学習の質に関わる:前かがみで長時間入力を続けると、肩こりや目の疲れにつながり、集中力の低下を招く

具体的な実践方法:自宅でできる5ステップ

  1. 1日5分、タイピング練習サイトで基礎練習をする:無料のタイピング練習サイトやアプリを使い、まずは正確に打てるスピードを確認する
  2. ホームポジションを意識して指を置く癖をつける:練習の最初の数分は、キーボードを見ずに指の位置だけ確認してから始める
  3. オンライン授業のノートを「打ちながらまとめる」練習をする:最初は手書きと併用しながら、慣れてきた単元から入力でのノート作成に切り替えていく
  4. AIチューターや検索ツールへの質問を自分の言葉で打ち込む:わからない問題を検索・質問する際、要点を簡潔に打ち込む練習を兼ねる
  5. 週に1回、正確さとスピードの両方を記録して振り返る:練習サイトの記録を週単位で見返し、伸びを実感しながら継続する

ポイントは、タイピング練習を独立した課題にしすぎないことです。学習の中の「ノートを取る」「調べる」「質問する」という場面そのものを練習の機会にすることで、無理なく習慣化できます。

よくある失敗と注意点

  • スピードだけを追い求めてミスタイプが増える
    → 誤字だらけの文章は結局読み返して直す手間が増えます。まずは正確に打てる速さを確認し、そこから少しずつ速度を上げましょう。
  • タイピングゲームで満足してしまい、実際の学習に活かさない
    → ゲーム感覚の練習は取り組みやすい反面、それ自体が目的化しやすいものです。練習した分をノート作成や質問文の入力など、実際の学習場面で使ってみましょう。
  • 姿勢を崩したまま長時間入力を続けてしまう
    → 前かがみの姿勢が続くと集中力が落ちやすくなります。適度に休憩を挟み、画面と目の距離、椅子の高さを見直しましょう。
  • 手書きを完全にやめてしまう
    → 定期テストや北辰テストなど、手書きで解答する場面は今後も残ります。入力と手書き、両方の力をバランスよく維持することが大切です。

編集部からのメッセージ

タイピングは、オンライン学習の「主役」ではなく「裏方」のスキルです。しかし裏方がしっかりしているからこそ、ノートを取る・調べる・質問するといった学習の中心部分に集中できます。まずは1日5分、正確に打つことを意識するところから始めてみてください。

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つい強く叱ってしまった夜に――感情的になった後、親子関係を立て直す保護者のフォロー術

「あんな言い方をしなければよかった」――子どもを強く叱った夜、そんな後悔を抱えたことのある保護者の方は少なくないはずです。夏休みが目前に迫り、川越市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・新座市・和光市など東武東上線沿線のご家庭でも、これから子どもと過ごす時間が一気に増えます。距離が近くなる分、つい感情的になってしまう場面も増えるかもしれません。叱ってしまったこと自体を責めすぎる必要はありませんが、そのあと親子の関係をどう立て直すかは、実はとても大切なポイントです。

なぜ「叱りすぎてしまった」と感じる夜があるのか

保護者が感情的になってしまう背景には、多くの場合「子どものため」という気持ちと、保護者自身の疲れやストレスが重なっています。仕事や家事に追われた一日の終わりに、勉強をしない子どもの様子を目にすると、つい語気が強くなってしまう。これは特別なことではなく、多くの家庭で起きていることです。問題は叱ったこと自体よりも、そのあと気まずいまま時間だけが過ぎてしまい、子どもが「自分は否定された」という気持ちを引きずってしまうことにあります。

叱った直後にやってしまいがちなNG行動

  • 気まずさから、そのまま何事もなかったように振る舞う|フォローの言葉がないまま時間だけが過ぎると、子どもの中でモヤモヤが残り続けます。
  • 「あなたのために言っている」で押し切る|正しさを主張するほど、子どもは自分の気持ちを話しにくくなります。
  • 翌朝まで不機嫌な態度を引きずる|親の機嫌が悪いままだと、子どもは反省よりも「早く機嫌が直らないか」に意識が向いてしまいます。
  • 他の場面まで持ち出して重ねて注意する|一度の叱責が「あの時もこうだった」と過去の話まで広がると、子どもは責められている感覚だけが残ります。

関係を立て直すためにできること

  • 時間を置いてから、短く声をかける|その場で仲直りしようとせず、お互いが落ち着いてから「さっきは言いすぎた」と一言添えるだけで十分です。
  • 叱った内容と、子どもの存在そのものを切り離して伝える|「勉強のやり方は良くなかったけど、あなたのことは大事に思っている」というメッセージが伝わると、子どもは安心して次に向き合えます。
  • 謝るべき部分は素直に謝る|言い過ぎた表現があれば、保護者側から先に「言い方が強かった」と認めることで、子どもも自分の非を認めやすくなります。
  • 翌日は普段どおりに接する|引きずらず、朝の挨拶や食事の場面はいつも通りにすることで、子どもは「まだ大丈夫だ」と感じられます。
  • 叱る前に一呼吸置く工夫をあらかじめ決めておく|「口を開く前に一度深呼吸する」「その場を離れて水を飲む」など、自分なりのルールを持っておくと感情のコントロールがしやすくなります。

ありがちな失敗パターン

  • 謝ることを「負け」だと感じてしまう|保護者が謝る姿を見せることは、子どもにとって「間違いを認めて修復する」お手本にもなります。
  • フォローのつもりが、また説教になってしまう|「だからさっきも言ったでしょう」と続けてしまうと、フォローどころか傷を深めてしまいます。
  • 子どもの反応がないことに苛立ち、さらに追及してしまう|子どもがすぐに気持ちを言葉にできないのは自然なことです。急かさず、時間をあげることも大切です。

編集部からのメッセージ

保護者も人間である以上、感情的になってしまう瞬間はあって当然です。大切なのは「叱らないこと」ではなく、そのあとどう関係を立て直すかという点にあります。夏休みに入り親子で過ごす時間が増えるこれからの時期は、ぶつかる場面も増えるかもしれませんが、そのぶん仲直りの機会も増えるということでもあります。川越市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・新座市・和光市・坂戸市など東武東上線沿線にお住まいのご家庭も、完璧な声かけを目指すのではなく、フォローの積み重ねで信頼関係を育てていってください。

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2学期に出遅れない!夏休み中にやっておきたい「予習の仕込み」ガイド【中高生向け・2026年版】

夏休みも中盤に差し掛かり、「1学期の総復習」に一区切りついた中高生も多いのではないでしょうか。しかし、夏休みの学習を復習だけで終えてしまうと、2学期が始まった瞬間から新しい単元・新しい模試・新しい定期テストが一気に押し寄せ、「気づいたら授業についていけていない」という状態に陥りがちです。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など東武東上線沿線に通う中高生であれば、2学期は文化祭・体育祭などの学校行事も重なり、9月以降にまとまった学習時間を確保しづらくなる家庭も少なくありません。本記事では、夏休みの後半を使って2学期のスタートで出遅れないための「予習の仕込み」の考え方と具体的な進め方を紹介します。

なぜ「復習だけ」で終えると危ういのか

1学期の総復習は大切な作業ですが、それだけで夏休みの学習を終えてしまうと、2学期は「新しい内容を初めて聞く状態」から始まることになります。特に中学英語・数学、高校の主要教科は単元が積み上がっていく性質が強く、2学期最初の単元でつまずくと、その後の内申点や模試の結果にも影響しやすくなります。また2学期は定期テストの回数が多く、文化祭・体育祭・部活動の大会などで学習時間が削られやすい時期でもあります。夏休みのうちに新しい単元の「土台」だけでも作っておくことで、2学期に入ってからの負担を大きく減らすことができます。

「予習の仕込み」と「先取り学習」は違う

ここで押さえておきたいのは、「予習の仕込み」は問題集を1冊終わらせるような本格的な先取り学習とは違うという点です。目的はあくまで、2学期の授業を「初めて聞く話」ではなく「聞いたことがある話」にしておくことです。具体的には、教科書の目次に目を通す、次の単元のタイトルや基本用語を眺める、動画教材で概要だけをつかむ、といった軽い作業で十分です。ここで完璧に理解しようとして時間をかけすぎると、肝心の1学期の復習や苦手分野の演習に割く時間が減ってしまうため、「仕込み」はあくまで軽めに、短時間で行うのがポイントです。

教科別・仕込み方のチェックリスト

教科仕込み方の例
英語(中学・高校共通)2学期に習う文法単元のタイトルを教科書目次で確認し、該当する例文を2〜3個読んでおく
数学(中学)2学期の単元名(関数・図形・確率など)を確認し、公式やキーワードだけ目を通しておく
数学(高校)教科書の次の章の導入部分を読み、どんな計算・考え方が出てくるかを把握しておく
国語2学期に扱う予定の文学的文章・説明的文章のタイトルや作者名を確認しておく(現代文・古典とも)
理科・社会教科書の次の単元の見出しを読み、聞いたことのない用語だけ意味を調べておく

いずれの教科も、1単元あたり15〜30分程度を目安にすれば十分です。1日で全教科をまとめて仕込む必要はなく、夏休み後半の数日に分けて少しずつ進めるのがおすすめです。

夏休み後半の仕込みスケジュール例

  • お盆前後(学習が落ち着きやすい期間)|1学期の復習の総仕上げを優先しつつ、1日15分程度、次の単元の教科書目次に目を通す時間を作る
  • 夏休み後半2週間|教科ごとに1〜2単元だけ、次の内容の基本用語・公式・登場人物などを軽く確認する
  • 夏休み最後の週|生活リズムを学校モードに戻しつつ、仕込んだ内容をもう一度ざっと見直し、2学期の授業開始に備える

仕込み度チェックリスト

  • □ 2学期最初に習う単元名を教科ごとに把握している
  • □ 新しい単元の基本用語や公式に一度は目を通している
  • □ 仕込みに時間をかけすぎて、1学期の復習がおろそかになっていない
  • □ 生活リズムを夏休み最後の週から学校モードに戻し始めている

ありがちな失敗パターンとリカバリー方法

  • 予習に力を入れすぎて1学期の復習が中途半端になる:新しい単元の方が新鮮で手をつけやすく、つい時間をかけすぎてしまう → 1日の学習時間のうち、予習の仕込みは1〜2割程度にとどめ、残りは1学期の復習・苦手分野の演習にあてる
  • 何を仕込めばいいか分からず手が止まる:教科書だけでは次の単元の範囲がつかみにくいことがある → 学校から配られている年間の学習計画表や、教科書会社が公開している目次のページを確認し、次の単元の見当をつける
  • 仕込んだ内容を忘れて2学期を迎える:軽く目を通しただけで満足し、そのまま忘れてしまう → 夏休み最後の週に、仕込んだ内容だけをもう一度5〜10分でざっと見直す時間を作る
  • 生活リズムが崩れたまま2学期に突入する:夏休み後半に夜更かしが定着し、始業式から朝の授業に集中できない → 夏休み最後の1週間は、就寝・起床時刻を学校がある日に近づけていく

編集部からのメッセージ

夏休みの学習というと「1学期の復習」に意識が向きがちですが、2学期のスタートで出遅れないためには、次の単元を軽く知っておくだけでも大きな差が生まれます。大切なのは、先取り学習のように完璧に仕上げることではなく、「聞いたことがある」状態を作っておくことです。復習と仕込みのバランスを意識しながら、2学期に気持ちよくスタートを切れる夏休みにしていきましょう。

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英語のスピーキング力をオンラインで鍛える方法|シャドーイング・発音チェックアプリの活用ステップ

オンライン学習というと、単語暗記や動画授業での「インプット」を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし英語力は「聞く」「読む」だけでなく「話す」力があってはじめて実践的なものになります。英検の二次試験(面接)や、将来的な大学入試・資格試験を見据えると、スピーキング・発音の練習は独学では後回しにされがちな分野です。今回は、オンライン学習のツールを使って自宅でもスピーキング力を伸ばす具体的な方法を紹介します。

なぜスピーキング練習は後回しにされやすいのか

単語や文法は「机に向かって覚える」イメージがしやすく、リスニングも「音源を聞く」だけで完結するため取り組みやすい一方、スピーキングは「自分の声を出す」「誰かに聞いてもらう」というハードルがあり、一人での自宅学習では後回しになりがちです。特に中高生の場合、周りに話を聞いてくれる相手がいないと、発音やイントネーションが正しいかどうかを確認する機会自体が失われてしまいます。なお、埼玉県の公立高校入試では、東京都のESAT-Jのようなスピーキングテストは現在実施されていません。ただし英検の二次試験や、高校・大学に進んでからの英語運用力を考えると、スピーキング・発音の土台は早いうちに作っておいて損はありません。オンライン学習のアプリやツールを使えば、自宅にいながら自分の発音を客観的にチェックする環境を整えることができます。

押さえるべきポイント

  • シャドーイングはリスニングとスピーキングを同時に鍛える:音声を聞きながら少し遅れて同じように発音する練習法で、耳と口の両方に負荷をかけられる
  • 「聞き取れる音」と「発音できる音」は別物:意味は理解できても、自分で正しく発音できていない音(th や r、母音の長短など)は放置すると聞き取りにも影響する
  • 録音して聞き比べることで客観視できる:自分の発音は自分では気づきにくいため、お手本の音声と自分の声を録音して比較することが上達の近道
  • 発音チェックアプリはあくまで「気づき」のためのツール:スコアの高低に一喜一憂するより、どの音がずれているかを把握する目的で使う
  • オンライン英会話は「話す量」を増やす場:文法的に多少間違えても、実際に声に出して伝える経験を積むことに意味がある

具体的な実践方法:自宅でできる5ステップ

  1. 1日5分、教科書レベルの短い音源でシャドーイングする:いきなり長い教材に挑戦せず、教科書の本文やニュース英語の短い一節など、聞き取れる速さのものから始める
  2. 自分の声をスマホで録音する:シャドーイングした自分の声を録音し、お手本の音声と聞き比べて、リズムやイントネーションのズレを確認する
  3. 発音チェックアプリでピンポイントの弱点を探す:単語単位で発音を判定してくれるアプリを使い、自分が苦手な音(例:l と r、v と b)を洗い出す
  4. 週に1〜2回、オンライン英会話で実際に話す:教材ベースのレッスンで、覚えた表現を実際の会話の中で使ってみる。うまく言えなかった表現はメモしておく
  5. 英検を受ける学年は、二次試験(面接)を意識した練習に切り替える:自己紹介や質問への受け答えなど、面接特有のパターンをオンライン教材や動画で確認し、声に出して練習する

ポイントは「毎日少しずつ声を出す」ことです。週末にまとめて1時間やるよりも、1日5〜10分を継続するほうが、耳と口の感覚が定着しやすくなります。

よくある失敗と注意点

  • リスニングだけで満足してスピーキングをやらない
    → 聞き取れることと話せることは別のスキルです。意味がわかる音源でも、実際に声に出す練習をセットで行いましょう。
  • 完璧な発音を求めすぎて練習が止まってしまう
    → ネイティブと全く同じ発音を目指す必要はありません。相手に伝わる発音を目標に、まずは声に出す量を増やすことを優先しましょう。
  • 文法・単語学習の時間をすべてスピーキングに使ってしまう
    → スピーキングだけに偏ると、話す内容そのものの土台(語彙・文法)が不足します。1日の学習時間の中で、他の科目とバランスよく配分しましょう。
  • オンライン英会話を予約しただけで満足してしまう
    → レッスンを受けること自体が目的化しないよう、レッスン後にうまく言えなかった表現をメモし、次回までに復習する習慣とセットにしましょう。

編集部からのメッセージ

スピーキングは「机の上の勉強」というより「体で覚える練習」に近い分野です。だからこそ後回しにされがちですが、シャドーイングや発音チェックアプリ、オンライン英会話をうまく組み合わせれば、自宅にいながら着実に力をつけることができます。まずは1日5分、声に出すことから始めてみてください。

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「塾に通っているのに成績が上がらない」ときに家庭でまず確認したいこと

「塾には通わせているのに、なかなか成績が上がらない」――夏休みを前にしたこの時期、こうした不安を感じ始める保護者の方は少なくありません。川越市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・新座市・和光市・坂戸市など東武東上線沿線にお住まいのご家庭でも、期末テストの結果や模試の判定を見て「このままで大丈夫だろうか」と気持ちが揺れる時期ではないでしょうか。焦って塾を変えたり、教材を増やしたりする前に、まずは家庭でいくつかの点を落ち着いて確認してみることをおすすめします。

なぜ「通っているのに伸びない」ことが起きるのか

塾に通うこと自体は、成績向上の「きっかけ」にはなりますが、それだけで自動的に結果がついてくるわけではありません。授業を受けた内容が家庭学習で定着していなかったり、そもそも子どもに合った指導スタイルではなかったり、あるいは体調や生活リズムの乱れが学習効率を下げていたりと、原因は一つとは限りません。保護者からは塾での様子が見えにくいため、「頑張っているはず」という思い込みだけで判断してしまいがちですが、まずは客観的に状況を整理することが第一歩です。

保護者がまず確認したいチェックポイント

  • 授業の「復習」が家庭でできているか|塾で習った内容をその日のうちに振り返る時間があるかどうかは、定着度に大きく影響します。宿題の有無だけでなく、「その日の内容を説明できるか」を聞いてみるのも一つの方法です。
  • 塾の宿題や課題の量・難易度が子どもに合っているか|多すぎて消化不良になっていないか、逆に簡単すぎて力がついていないか、本人の様子から探ってみましょう。
  • 睡眠時間や体調に無理が出ていないか|塾の後に帰宅が遅く、睡眠不足のまま授業や学校生活を送っていないか。学習効率は体調に大きく左右されます。
  • 「わからない」をそのままにしていないか|質問しづらい雰囲気があったり、本人が質問すること自体を億劫がっていたりするケースもあります。
  • 目標や勉強法が本人の中で曖昧になっていないか|何のために勉強しているのか、どう勉強すればいいのかが本人の中で整理されていないと、努力の方向がずれてしまうことがあります。

家庭でできる具体的なアプローチ

  • 塾での様子を子ども自身の言葉で聞いてみる|「今日は何を習ったの」「どこが難しかった」など、答えやすい質問から始めると、本人も状況を言語化しやすくなります。
  • 可能であれば塾の担当講師に率直に相談する|家庭では見えない授業中の様子や理解度について、率直に聞いてみることで見えてくることがあります。多くの塾は保護者からの相談を前向きに受け止めてくれるものです。
  • 「量」より「理解できているか」に着目する|宿題をこなした量だけで安心せず、テストの間違え直しができているか、同じ間違いを繰り返していないかを一緒に確認する時間を持つとよいでしょう。
  • 短期的な結果よりも、数か月単位の変化を見る|1回のテストだけで判断せず、複数回のテスト・模試の推移で傾向をつかむことも大切です。

ありがちな失敗パターン

  • 結果が出ないうちに、すぐ塾や教材を変えてしまう|原因を特定しないまま環境だけを変えると、根本的な課題が解決されないまま同じことを繰り返してしまうことがあります。
  • 子どもを問い詰めるような聞き方になってしまう|「なんで上がらないの」という聞き方は、子どもを萎縮させ、かえって本音を話しにくくさせてしまいます。
  • 保護者だけで抱え込み、塾に相談しないまま様子を見続ける|プロの視点からのアドバイスを得る機会を逃してしまうと、遠回りになることがあります。

編集部からのメッセージ

成績が思うように伸びない時期は、多くの受験生・保護者が一度は通る道です。大切なのは「塾が悪いか、本人の努力不足か」という二択で考えるのではなく、学習のどの段階でつまずいているのかを具体的に見極めることです。授業の受け方、復習の仕方、体調管理、目標設定――それぞれの要素を一つずつ確認していくことで、次に打つべき手が見えてきます。川越市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・新座市・和光市・坂戸市・東松山市など東武東上線沿線にお住まいのご家庭も、焦らず一つひとつ状況を整理しながら、お子さまに合った学び方を一緒に探してみてください。

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