オンライン学習の大きなメリットのひとつは「通塾・通学の移動時間がかからないこと」です。富士見市・ふじみ野市・志木市・川越市など東武東上線沿線に住む中高生にとっても、電車やバスでの移動、教室間の階段の上り下りがなくなるのは時間の節約になります。しかしその一方で、実は「体を動かす機会」も同時に失われていることに気づきにくいものです。今回は、オンライン学習を続けるうえで見落とされがちな運動不足と姿勢の崩れへの対処法を紹介します。
なぜオンライン学習で運動不足に陥りやすいのか
通学・通塾がある生活では、教室移動や階段の上り下り、友人と歩きながら話す時間など、意識しなくても体を動かす場面が自然と組み込まれています。ところがオンライン学習が中心になると、自室の机とパソコンの間で1日の大半が完結してしまい、こうした「無意識の運動」がまるごと抜け落ちてしまいます。さらに映像授業や演習に集中していると、休憩のタイミングを逃しやすく、気づけば数時間同じ姿勢で座り続けていた、ということも珍しくありません。運動不足は体力の低下だけでなく、血流の悪化による集中力低下や、肩こり・腰痛といった不調にもつながり、結果的に学習効率そのものを下げてしまいます。
押さえるべきポイント
- 「座りっぱなし」を前提にしない:1時間以上連続で座り続けることを避け、区切りを意識的に作る
- 椅子と机の高さを見直す:足の裏が床にしっかりつき、画面が目線とほぼ水平になる高さが目安
- 休憩は「サボり」ではなく学習の一部と考える:短い運動を挟むことで、次の集中時間の質が上がる
- 激しい運動でなくてよい:自室でできるストレッチや軽い体操で十分効果がある
- スマホを見ながらの休憩は避ける:休憩のつもりが別の座りっぱなし時間に変わってしまう
具体的な実践方法:自宅でできる休憩ストレッチ習慣
- 50分学習したら5〜10分は立ち上がる:タイマーをセットし、区切りを機械的に決めてしまう
- 首・肩まわりを大きく回す:長時間の前傾姿勢で固まりやすい部分をゆっくりほぐす
- 手首・指のストレッチを行う:キーボード入力やペンを持つ動作で疲労がたまりやすい部分をケアする
- 部屋の中を少し歩く、階段を1往復する:軽く体を動かすだけで血流が変わり、頭がすっきりする
- 水分補給を休憩のタイミングに合わせる:立ち上がって水を飲みに行く動作自体が良い運動の区切りになる
ポイントは、休憩と運動を「特別なイベント」にしないことです。タイマーが鳴ったら反射的に立ち上がる、というくらいシンプルな仕組みにしておくと、忙しい時期でも続けやすくなります。
よくある失敗と注意点
- ❌ 「キリのいいところまで」で休憩を先延ばしにする
→ 結局2〜3時間ぶっ通しになってしまうことがよくあります。時間を目安に、区切りが悪くても一度立ち上がる習慣にしましょう。 - ❌ 休憩のたびにスマホでSNS・動画を見てしまう
→ 目と姿勢を休めるはずが逆効果になります。休憩は体を動かすことを優先し、スマホは別のタイミングに分けましょう。 - ❌ 椅子や机を「勉強用」に整えていない
→ ソファやベッドの上での学習が習慣化すると、姿勢の崩れがさらに進みやすくなります。学習専用のスペースを用意することが基本です。 - ❌ 運動不足を「気合」で乗り切ろうとする
→ 意志の力だけに頼ると長続きしません。タイマーやアラームなど、仕組みで動くようにしておくことが大切です。
編集部からのメッセージ
オンライン学習は、移動時間を学習時間に変えられる便利な仕組みです。だからこそ、その分だけ意識的に体を動かす時間を確保することが、長く集中力を保ちながら学習を続けるコツになります。まずは50分に一度立ち上がることから、今日の学習で試してみてください。
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