夏休みで伸びたスマホ・SNSの時間、二学期前にどう戻す?——家庭でできるルールの立て直し方

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞など東武東上線沿線の学校でも、まもなく二学期が始まります。夏休み中は生活リズムに余裕があり、「今日は特別」「もう少しだけ」と、スマホやSNS、動画視聴の時間がなし崩し的に伸びてしまった家庭も多いのではないでしょうか。二学期が始まってから慌てて注意するよりも、始業前の数日を使って親子でルールを見直しておくと、新学期の立ち上がりがぐっとスムーズになります。

なぜ夏休み明けにスマホ習慣の見直しが必要なのか

夏休み中は「今日の予定が終わればあとは自由時間」という状態になりやすく、就寝前までスマホを手放せない、SNSの通知が気になって勉強に集中できない、といった状態が習慣化しがちです。二学期は授業・部活・宿題の提出などで一日のスケジュールが詰まってくるため、夏休み中のペースのままスマホ時間が続くと、睡眠不足や勉強時間の圧迫につながりやすくなります。ルールを「叱る」ためではなく、「二学期を気持ちよくスタートするための準備」として親子で話し合う機会にすることがポイントです。

  • 就寝時間が遅くなり、始業式後の朝の目覚めに影響しやすい
  • SNSやゲームの通知が気になり、宿題や勉強への切り替えに時間がかかる
  • 友人とのやり取りが長時間化し、本人も「やめどき」を見失いやすい
  • 画面を見続けることによる目の疲れが、集中力の低下につながることもある

保護者がやるべきこと・避けたい対応

ルールを一方的に押し付けると反発を招きやすく、逆に何も言わずにいると夏休みモードがそのまま続いてしまいます。「一緒に決める」「理由を共有する」という進め方が、長続きするルールづくりのコツです。

  • やってみたいこと:スマホを取り上げるのではなく、「二学期からどう使うか」を子ども自身に考えさせ、一緒にルールを決める
  • やってみたいこと:「勉強中は見えない場所に置く」「就寝の30分前からは触らない」など、時間帯単位で具体的に決める
  • やってみたいこと:保護者自身もスマホの使い方を見直し、「言うだけ」にならないようにする
  • やってみたいこと:ルールを守れた日は否定せず、できたことを認める言葉をかける
  • 避けたい対応:夏休み中の使用時間を一切話し合わないまま、始業式当日にいきなり厳しく制限する
  • 避けたい対応:「もうスマホは禁止」など、子どもの意見を聞かずに一方的に決めてしまう
  • 避けたい対応:友人関係やSNSでのやり取りの中身まで細かく詮索し、監視のような形になってしまう

家庭で取り入れられる具体例

  • 始業式の3〜4日前から、就寝時間とあわせてスマホを触らない時間帯を少しずつ前倒しにしていく
  • リビングなど家族の目が届く場所を「充電スポット」にし、就寝時はそこに置く習慣をつくる
  • 「勉強・食事・入浴の時間はスマホを見ない」など、時間ではなく場面でルールを決めると子どもも守りやすい
  • 目の疲れが気になる場合は、1時間に一度は画面から目を離して休ませるなど、健康面の目安も家族で共有しておく

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、二学期が始まってから「宿題が終わっていない」「朝起きられない」といった問題が表面化してから、慌ててスマホを厳しく制限してしまうケースです。子どもにとっては急な締め付けに感じられ、反発や隠れて使うといった行動につながることもあります。逆に、忙しさを理由に見直しの機会を後回しにしてしまうと、夏休みの使用ペースがそのまま二学期にも続き、気づいたときには生活リズムが崩れてしまっていた、ということも起こりえます。ルールは一度で完璧を目指さず、様子を見ながら親子で微調整していく前提で始めるとうまくいきやすいでしょう。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、夏休み明けに「スマホを見る時間が減らせない」「夜更かしが抜けない」と相談してくる生徒は少なくありません。多くの場合、頭ごなしに禁止するよりも、子ども自身が「このままだと二学期がしんどくなる」と自分で気づき、納得したうえでルールを決めたケースのほうが長続きします。保護者の役割は取り締まることではなく、子どもが自分で生活を整える力を育てる伴走者であること。始業式前のこの数日を、親子でスマホとの付き合い方を話し合う良いきっかけにしてみてください。

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高校生の「情報I」共通テスト対策、自宅でどう始める?4分野の押さえ方と学習ステップ【2026年秋準備版】

2025年1月の大学入学共通テストから新たに加わった教科「情報I」。プログラミングやデータ活用といった耳慣れない内容が含まれるため、英語・数学・国語といった主要教科に比べて対策が後回しになりがちです。しかし多くの国公立大学で共通テストの受験科目に指定されており、配点自体は他教科と比べて小さくても「対策していれば確実に取れる問題」が多いのが情報Iの特徴でもあります。2学期は学校の授業でも情報Iの内容がひと通り終わり、演習にシフトしていく時期にあたります。この記事では、高校生が自宅で情報Iの対策を無理なく始めるための考え方と手順を整理します。

なぜ情報Iの対策が後回しになりやすいのか

情報Iが後回しにされやすい理由は主に2つあります。1つは、学校によって授業の進度や扱う教材にばらつきがあり「何をどこまで覚えればよいか」が見えにくいこと。もう1つは、英語や数学に比べて演習量の多い市販教材がまだ少なく、独学の進め方がイメージしにくいことです。配点の比率が主要教科より小さい大学も多いため「後で詰め込めばいい」と考えてしまいがちですが、プログラミングやデータ分析の考え方は短期間の詰め込みでは身につきにくい分野です。2学期のうちに基礎を固めておくことが、入試直前期の負担を減らすことにつながります。

押さえるべき4つの出題分野

分野主な内容
情報社会の問題解決情報モラル、知的財産権、個人情報の扱いなど、社会と情報の関わりに関する知識問題
コミュニケーションと情報デザイン情報の伝え方、デザインの工夫、メディアの特性など、表現・伝達に関する内容
コンピュータとプログラミングアルゴリズムの読み取り、プログラムのトレース(処理を1行ずつ追う)、二進法などの計算問題
情報通信ネットワークとデータの活用ネットワークの仕組み、データベースの基礎、統計的なデータの読み取り・分析

この中でも得点差がつきやすいのが「コンピュータとプログラミング」の分野です。共通テストで使われるプログラム表記は特定の言語に依存しない独自の記述形式のため、暗記だけでは対応できず、実際に手を動かしてトレースする練習が欠かせません。出題形式や配点の詳細は年度によって見直される可能性があるため、最新情報は大学入試センターの公式発表で必ず確認してください。

自宅でできる学習ステップ

  • ステップ1:学校で使っている教科書・資料集を最初から通読し、4分野それぞれの用語を自分の言葉で説明できるか確認する
  • ステップ2:知識問題(情報社会・情報デザイン)は一問一答形式の問題集や用語集で繰り返し確認し、暗記の抜けをなくす
  • ステップ3:プログラミング分野は、簡単な処理(並べ替え・合計計算など)のプログラムを紙に書き出し、1行ずつ変数の中身がどう変化するかを手で追ってみる
  • ステップ4:データ活用分野は、平均・中央値・分散といった基本統計量の意味を数学の授業内容と関連づけながら整理する
  • ステップ5:大学入試センターが公表しているサンプル問題や過去の共通テスト本試験の問題を時間を計って解き、間違えた問題は「知識不足」か「読み取りミス」かを分けて記録する

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など地域の図書館には、パソコンを使った学習相談やICT関連の展示コーナーが設けられていることもあります。自宅にパソコン環境が整っていない場合は、こうした施設を活用してプログラミングの考え方に触れておくのも一つの方法です。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
配点が小さいからと最後まで手をつけず、直前に慌てて詰め込む2学期のうちに1日15分程度でよいので用語確認やプログラム読解の時間を継続的に確保しておく
プログラムの記号や記法を暗記しようとして挫折する暗記ではなく「変数の値がどう変わるか」を紙に書き出して追う練習を繰り返し、処理の流れを体で覚える
知識問題を後回しにし、時事的な情報モラルの内容を軽視するニュースで話題になる情報セキュリティや著作権の話題を、教科書の該当単元と結びつけてメモしておく
過去問・サンプル問題が少なく、演習不足のまま本番を迎える大学入試センターの公表資料に加え、学校で配布された問題集を繰り返し解き直し、同じ問題で満点を取れるまで演習する

編集部からのメッセージ

情報Iは新しい科目であるがゆえに、正しい取り組み方さえ知っていれば周囲と差をつけやすい教科でもあります。特別な機材やソフトがなくても、教科書の読み込みと紙の上でのプログラムトレースだけで着実に力はついていきます。2学期のうちに1日15分からでよいので、情報Iに触れる時間を自宅学習のルーティンに組み込んでみてください。

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秋の学校説明会・オープンスクールをオンラインで賢く比較する方法|埼玉県の中学生が志望校を固める情報収集ステップ

9月から11月にかけては、多くの中学校・高校で学校説明会やオープンスクールが開催されるシーズンです。中学3年生にとっては、この時期の情報収集が志望校を固める重要な材料になります。以前は「会場に足を運んで話を聞く」のが基本でしたが、今はオンライン説明会の配信や学校公式サイト・SNSでの発信も充実しており、うまく組み合わせることで移動時間をかけずに複数校を比較検討できます。この記事では、オンラインを活用した学校説明会の情報収集ステップと、その際に気をつけたいポイントを紹介します。

なぜ「オンラインでの情報収集」が重要なのか

  • 会場に行かなくても複数校を比較できる|1日に何校も回るのは体力的にも時間的にも大変だが、オンライン配信やアーカイブ動画を使えば自分のペースで複数校を見比べられる
  • 公式情報にすぐアクセスできる|各校の公式サイトには入試要項や説明会日程など一次情報が掲載されており、うわさや古い情報に振り回されずに済む
  • 保護者と生徒が同じ情報を共有しやすい|オンラインで見た説明会の内容や公式サイトのページは、家族で画面を共有しながら一緒に確認できる
  • 移動時間を学習時間に回せる|秋は定期テストや北辰テストも重なる時期。情報収集を効率化できれば、その分の時間を学習に充てられる

押さえるべきポイント

  • 各校の公式サイト・公式SNSを定点チェックする|説明会の日程や申込方法は変更されることもあるため、まとめサイトではなく学校公式の発表を必ず確認する
  • オンライン説明会・配信動画の視聴方法を早めに把握する|Zoom形式のライブ配信、YouTubeでのアーカイブ公開など学校によって形式が異なるため、事前に申込が必要かどうかも含めて確認しておく
  • 複数校の情報を比較できる形で整理する|通学時間、部活動、学習サポート体制、大学進学実績など、比較したい項目をあらかじめ決めておくと後で見返しやすい
  • 公立と私立で情報収集の目的が異なることを理解する|公立高校は入試制度そのものの理解、私立高校は説明会や個別相談会での直接のやり取りが重要になる

具体的な実践ステップ

  1. 気になる学校をリストアップする|通学圏内で候補になりそうな公立・私立高校を書き出し、それぞれの公式サイトをブックマークしておく
  2. 説明会・オープンスクールの日程を一覧化する|オンライン開催か会場開催かも含めて、カレンダーアプリなどにまとめておくと申込漏れを防げる
  3. 比較表を作る|通学時間、学科・コース、部活動、学習サポート、進学実績などの項目でシンプルな表を作り、視聴・見学のたびに書き込んでいく
  4. 質問リストを事前に用意する|オンライン説明会でも質疑応答の時間が設けられることが多いため、聞きたいことを事前にメモしておくと当日慌てずに済む
  5. 北辰テストの結果と照らし合わせて候補を絞る|北辰テストの偏差値を目安に、候補校の中で挑戦校・実力相応校・堅実校のバランスを考える

よくある失敗と注意点

  • まとめサイトや口コミだけを信じてしまう|入試制度や日程は年度によって変わることがあるため、最終判断は必ず学校公式サイトや埼玉県教育委員会など一次情報で確認する
  • 公立高校の入試制度を思い込みで判断してしまう|埼玉県公立高校の学力検査には「学校選択問題」と「通常の学力検査問題」があり、実施校は年度によって変わりうる。志望校の実施状況は毎年公式発表で確認する
  • 私立高校の確約・優遇の相談を学校任せにしてしまう|私立高校の確約や優遇は、基本的に保護者・生徒本人が学校主催の個別相談会に北辰テストの偏差値などを持参し、直接相談する形で進む。中学校の先生が代理で交渉するものではないため、早めに情報を集めて自分たちで動く意識を持つ
  • 情報を見ただけで満足してしまう|集めた情報を比較表にまとめず放置すると、いざ志望校を決める段階で「どの学校がどうだったか」が分からなくなる。視聴・閲覧のたびに簡単でもメモを残す習慣をつける

編集部からのメッセージ

秋の学校説明会シーズンは、志望校選びが一気に具体的になる大切な時期です。オンラインをうまく活用すれば、移動の負担を減らしながら多くの情報に触れることができます。大事なのは、集めた情報を「見て終わり」にせず、比較・整理して家族で共有すること。公式情報をベースに、納得のいく志望校選びを進めていきましょう。

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夏休み明け、「学校に行きたくない」と子どもが言ったら――保護者にできる対応

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞など東武東上線沿線の学校でも、まもなく二学期が始まります。長い夏休みのあと、朝になって「学校に行きたくない」「お腹が痛い」と子どもが言い出し、戸惑った経験のある保護者は少なくありません。夏休み明けは、生活リズムの変化や友人関係の不安、勉強の遅れへの焦りなどが重なり、子どもの心身に変化が出やすい時期だとよく言われます。ここでは、そうした場面で保護者がどう受け止め、どう動けばよいかを整理します。

なぜ夏休み明けは「行きたくない」が出やすいのか

夏休み中は学校という枠組みから離れ、自分のペースで過ごせる時間が続きます。それが二学期になると、決まった時間に起き、集団の中で過ごし、友人関係や部活動、勉強の進度にも向き合わなければならなくなります。この切り替えの負荷が、大人が思う以上に子どもにとって大きいことがあります。特別なきっかけがなくても、環境の変化そのものが「行きたくない」という気持ちにつながることは珍しくありません。

  • 生活リズムが乱れたまま、急に朝型の学校生活に戻すことへの負担
  • 夏休み前の友人関係が二学期にどう変わっているかへの不安
  • 夏休みの課題や勉強の遅れを感じ、周りに置いていかれる焦り
  • 部活動の大会結果や進路の話題が増え、プレッシャーを感じやすい時期であること

保護者がやるべきこと・避けたい対応

「行きたくない」という言葉が出たとき、すぐに理由を問い詰めたり、逆に「気のせいだから行きなさい」と押し切ったりすることは、どちらも子どもをさらに追い込んでしまうことがあります。まずは気持ちを受け止める姿勢が大切です。

  • やってみたいこと:「行きたくないんだね」とまず気持ちをそのまま受け止める
  • やってみたいこと:体調不良を訴える場合は、まず身体の状態を確認し、無理に理由を聞き出そうとしない
  • やってみたいこと:一日休むこと自体を大きな失敗と捉えず、様子を見ながら数日単位で状況を見守る
  • やってみたいこと:様子が数日以上続く、食欲や睡眠にも変化が見られるなど気になる点があれば、早めに担任やスクールカウンセラーに相談する
  • 避けたい対応:「みんな行っているのに」「甘えている」など、他人と比較したり気持ちを否定したりする言葉をかける
  • 避けたい対応:理由を根掘り葉掘り聞き出そうとし、子どもを問い詰めてしまう
  • 避けたい対応:一度休んだことを引きずり、その後も繰り返し話題に出してしまう

家庭で取り入れられる具体例

  • 始業式の数日前から、起床・就寝の時間を少しずつ学校生活に近づけておく
  • 「行く・行かない」を白黒で決めず、「今日は午前中だけ」「保健室に相談してみる」など小さな選択肢を用意する
  • 学校の話だけでなく、夏休みの楽しかった出来事や好きな話題で会話の時間をつくり、家が安心できる場所だと感じられるようにする
  • 気になる様子が続く場合は、担任・スクールカウンセラー・自治体の教育相談窓口など、家庭以外の相談先も選択肢として持っておく

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、初日に「休ませてしまった」ことへの焦りから、翌日以降は多少無理をしてでも登校させようとしてしまうケースです。子ども自身がまだ気持ちの整理をつけられていない段階で無理に背中を押すと、かえって学校への抵抗感が強まってしまうことがあります。逆に、心配のあまり必要以上に先回りして学校や友人関係に介入してしまうと、子どもが「自分で何とかする力」を発揮する機会を奪ってしまうこともあります。どちらの場合も、子どものペースを見ながら、家庭だけで抱え込まずに学校とも情報を共有していくことが、長引かせないための一歩になります。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、夏休み明けに元気がない様子を見せる生徒は毎年一定数います。多くの場合、数日から数週間かけて少しずつ学校生活のリズムに戻っていきますが、その過程で保護者が「行けない自分はダメだ」と子どもに思わせないよう関わることが、回復の後押しになります。「行きたくない」という言葉は、子どもが出せている数少ないSOSのひとつと捉え、責めるのではなく一緒に考える姿勢で受け止めてみてください。気になる状態が続くときは、一人や家庭だけで判断せず、学校や専門の相談窓口を頼ることも、子どもを守るための大切な選択です。

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高3・2学期からの「過去問演習」スタートガイド|共通テスト・二次試験、いつから何年分解く?【2026年秋準備版】

夏休みで基礎固めを終えた高3生にとって、2学期は「過去問演習」を本格化させる時期です。共通テストまでの残り日数が徐々に意識され始める一方で、志望校の二次試験(個別学力検査)対策も並行して進めなければなりません。しかし「いつから」「何年分」「どの順番で」過去問を解けばよいのか、自己流のまま始めてしまい、効果が半減しているケースも少なくありません。この記事では、高3生が自宅で過去問演習を計画的に進めるための考え方を整理します。

なぜ2学期からの過去問演習が重要なのか

過去問は単なる「問題演習」ではなく、志望校・試験の出題傾向、時間配分、そして今の自分の実力と目標との差を測るための材料です。夏休み中に基礎知識のインプットを一通り終えていても、実際の試験形式に慣れていなければ、本番で時間が足りなくなったり、見慣れない出題形式に戸惑ったりすることがあります。2学期は学校の授業も入試を意識した内容に移行していくため、平日の学習時間は限られます。だからこそ、限られた時間の中で「何を優先して過去問にあてるか」を早い段階で決めておくことが、直前期の詰め込みを防ぐことにつながります。

過去問演習で押さえるべき3つのポイント

ポイント具体的な内容
目的を分けて考える「出題傾向を知るための1周目」「時間を計って実力を測る演習」「本番直前の総仕上げ」を混同せず、時期ごとに目的を切り替える
共通テストと二次試験のバランスマーク式中心の共通テストと、記述・論述中心の二次試験では対策の方向性が異なる。志望校の配点比率を踏まえ、2学期のうちにどちらに重心を置くか大まかな方針を決めておく
古い年度の出題傾向変化に注意制度変更や出題傾向の見直しが行われている場合があるため、あまりに古い年度の過去問を解く際は、最新の出題範囲・形式と異なる可能性がある点を踏まえておく

時期別・教科別の進め方チェックリスト

  • 9月:まず共通テスト・志望校の過去問を1年分、本番同様に時間を計って解いてみる。得点そのものよりも「時間配分」「解く順番」「苦手分野」を洗い出すことが目的
  • 10〜11月:週1〜2年分程度のペースで演習を継続し、模試の結果とあわせて弱点分野を復習する。得意教科は共通テスト形式、苦手教科は基礎に戻る時間も確保する
  • 12月:共通テスト本番が近づくため、共通テスト形式の演習比率を高める。二次試験対策は年明け以降に本格化させる学校・受験生が多いが、記述力が必要な教科は年内から少しずつ触れておくと安心
  • 演習年数の目安:共通テストは最新の数年分を繰り返し解き直す、志望校の二次試験は3〜5年分を目安にするなど、あくまで目安として自分の状況に合わせて調整する

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など東武東上線沿線の図書館や自習室は、9月以降の夜も比較的空いていることが多く、まとまった時間で過去問1年分を通しで解く場所として活用しやすい環境です。自宅では区切りにくい「本番同様の時間管理」を意識したい日は、こうした場所を使い分けるのも一つの方法です。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
解きっぱなしで復習が後回しになる間違えた問題・時間が足りなかった問題を1冊のノートにまとめ、週末にまとめて解き直す時間を先に予定として確保しておく
いきなり難しい年度から始めて自信を失う最初は標準的な難易度の年度から始め、慣れてきたら難易度の高い年度に進むなど、順番を工夫する
過去問ばかりに時間を使い、基礎の抜けが放置される過去問演習の日と、基礎知識・公式の総復習にあてる日を1週間の中であらかじめ分けておく
一人で計画を立てて方向性がずれる学校の先生や塾の講師に演習ペースや年度の選び方を定期的に相談し、進捗を客観的に確認してもらう

編集部からのメッセージ

過去問演習は、量をこなすこと自体が目的になってしまうと、かえって復習が疎かになり効果が薄れてしまいます。「何のために今この年度を解くのか」を意識しながら、2学期のうちに自分なりのペースをつかんでおくことが、直前期に落ち着いて過ごすための土台になります。まずは1年分、時間を計って解いてみるところから始めてみてください。

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オンライン授業を休むときの連絡マナー|体調不良・行事疲れで困らない伝え方と文例

9月は気温差や行事の疲れから体調を崩しやすく、急な発熱や頭痛でオンライン授業を休みたい、あるいは遅刻しそうという場面が増える時期です。教室に通う対面授業と違い、オンライン授業は「画面の前にいないと気づかれにくい」ため、連絡をどうすればよいか迷う生徒・保護者は少なくありません。連絡なしで欠席したり、直前の連絡で慌てたりすると、担当講師との信頼関係にも影響します。この記事では、オンライン授業を休む・遅刻するときの連絡マナーと、そのまま使える文例を紹介します。

なぜオンライン授業の欠席連絡は重要なのか

  • 講師側は「見えない」ことに気づきにくい|対面と違い、生徒が今どういう状態かが講師には分かりにくく、連絡がないと単純な接続トラブルなのか欠席なのか判断できない
  • 連絡は社会性を身につける練習にもなる|大人になってからも欠席・遅刻の連絡は必要な場面が多く、中高生のうちから適切な伝え方を身につけておくことは将来にも役立つ
  • 振替・録画視聴の案内を受けられるかどうかに関わる|早めに連絡することで、録画の共有や別日程での補講など、学習を止めない対応をしてもらいやすくなる
  • 信頼関係の土台になる|きちんと連絡できる生徒は、講師からの印象も良く、質問しやすい関係づくりにもつながる

連絡のときに押さえるべきポイント

  • できるだけ早く連絡する|授業開始の直前ではなく、体調不良に気づいた時点や前日の夜など、分かった時点で早めに伝える
  • 誰に、どの手段で連絡するかを事前に確認しておく|メール・チャットツール・電話など、通っている塾やスクールで指定された連絡方法とあて先を把握しておく
  • 伝えるべき情報を整理する|「誰が」「いつの授業を」「どういう理由で」休む・遅れるのかを簡潔に伝える
  • 連絡は本人・保護者のどちらが行うか家庭内で決めておく|低学年のうちは保護者が連絡し、学年が上がるにつれて本人が連絡する形に移行していくと、自立にもつながる
  • 返信の確認を忘れない|振替や録画視聴の案内が来ていないか、送りっぱなしにせず返信をチェックする習慣をつける

そのまま使える連絡文例

体調不良で欠席する場合の文例です。

「お世話になっております。〇〇(生徒名)の保護者です。本日〇時からのオンライン授業ですが、発熱のため欠席させていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」

遅刻しそうな場合の文例です。

「本日〇時からの授業ですが、体調がすぐれず15分ほど遅れて参加させていただきます。ご対応いただけますと幸いです。」

接続トラブルで参加できなかった場合の事後連絡の文例です。

「本日の授業中にWi-Fiの不調で接続が切れてしまい、途中から参加できませんでした。可能であれば、見逃した部分の録画や資料を共有いただけますでしょうか。」

具体的な実践ステップ

  1. 連絡先・連絡方法を家庭内で一覧化しておく|塾やスクールごとに窓口が異なる場合があるため、メールアドレスやチャットIDをまとめておく
  2. 体調不良や予定変更に気づいた時点ですぐ連絡する|「もう少し様子を見てから」と先延ばしにせず、早めの一報を心がける
  3. 文例を家族で共有しておく|毎回一から文章を考えなくて済むよう、簡単なテンプレートをメモやスマホに保存しておく
  4. 連絡後は返信を必ず確認する|振替日程や録画の案内が来ていないか、当日中にチェックする
  5. 欠席・遅刻が続く場合は早めに相談する|体調不良が続く、行事疲れが抜けないなど、単発でない場合は率直に事情を共有し、学習ペースの調整を相談する

よくある失敗と注意点

  • 連絡なしで欠席してしまう|画面越しだと「バレないだろう」という気持ちが生まれやすいが、無断欠席は信頼を大きく損なうため絶対に避ける
  • 授業開始直前の連絡になってしまう|講師側の準備や他の生徒への案内が間に合わず、対応が後手に回ってしまう
  • 連絡を保護者に任せきりにしてしまう|高校生になっても保護者任せのままだと、自分で状況を説明する力が育ちにくい。学年に応じて本人主体に切り替えていく
  • 用件だけを一方的に送って終わりにしてしまう|お詫びや今後の対応への相談も添えることで、印象良く、必要な情報も得やすくなる

編集部からのメッセージ

気温差や行事の疲れで体調を崩しやすい季節の変わり目こそ、無理をせず休む判断も大切です。そのときに大事なのは、休むこと自体よりも「どう伝えるか」。早めの一言があるだけで、講師との信頼関係も学習の遅れへの対応もスムーズになります。連絡のひと手間を惜しまず、体調を整えながらオンライン学習を続けていきましょう。

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二学期、担任の先生とどう関わる?――家庭からの連絡・相談、タイミングと伝え方

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞など東武東上線沿線の中学・高校でも、まもなく二学期が始まります。新しい単元が始まり、行事や部活動、進路に関わる動きも増えるこの時期は、学校とのやり取りが一年の中でも増えるタイミングです。「担任の先生に相談したいけれど、どのタイミングで、どこまで伝えていいのか分からない」「連絡帳に書くべきか、電話すべきか迷う」――そんな声は、二学期の始まりに多くの保護者から聞かれます。

なぜ二学期は先生との連絡が増えやすいのか

二学期は、定期テストや実力テスト、進路希望調査、文化祭や体育祭などの学校行事が立て続けに行われる、一年の中でも特に予定が詰まった時期です。学習面・生活面の変化が起きやすいだけでなく、保護者が学校側に状況を共有したい場面や、逆に学校側から連絡が来る場面も増えます。夏休み中に見えていた子どもの様子と、学校での様子にズレがあると感じたときこそ、先生との情報共有が力を発揮するタイミングです。

  • 二学期最初の定期テストや実力テストの結果について、家庭での様子を伝えたい場面が増える
  • 進路希望調査や三者面談を控え、子どもの気持ちと学校側の情報をすり合わせたくなる
  • 文化祭・体育祭の準備で生活リズムが乱れ、学習面への影響を相談したくなる
  • 友人関係や部活動での変化に気づき、学校での様子を確認したくなる

保護者がやるべきこと・避けたい対応

先生とのやり取りは、子どもを介さずに大人同士だけで進めるものではなく、子どもにとって「自分の味方が連携してくれている」と感じられる形であることが大切です。

  • やってみたいこと:連絡する前に、できる範囲で子ども本人に「先生に伝えてもいい?」と一声かける
  • やってみたいこと:緊急性の低い相談は連絡帳やメール、急ぎのものは電話など、内容に応じて手段を使い分ける
  • やってみたいこと:困りごとだけでなく、良かった変化やがんばりも先生に共有する
  • 避けたい対応:子どもに何も伝えないまま、学校に直接相談してしまう
  • 避けたい対応:些細なことでも都度連絡し、先生の負担を考えずに頻度が増えてしまう
  • 避けたい対応:友人関係のうわさや又聞きの情報を確認せずにそのまま学校へ伝えてしまう

家庭で取り入れられる具体例

  • 子どもの体調や生活リズムなど、日常的な変化はメモしておき、面談や連絡の際にまとめて伝える
  • 「相談したいこと」と「共有しておきたいこと(緊急性が低いこと)」を分けて整理してから連絡する
  • 先生からの連絡には早めに返信し、やり取りの負担を保護者側からもかけすぎないようにする
  • 三者面談を待たずに相談したい内容がある場合は、事前に「少しお時間をいただけますか」と一言添えて連絡する

連絡の目安として、緊急性の高い体調や安全に関わることはその日のうちに、学習面や生活面の相談は数日以内を目安にするなど、内容によってペースを変えると、先生側も対応しやすくなります。

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、子どもが学校で困っている様子に気づいた保護者が、心配のあまり子どもに詳しい事情を確認しないまま、先に学校へ連絡してしまうケースです。学校側から「お子さんに聞いたところ〇〇と言っていました」と確認が入り、子どもが「勝手に相談された」と感じてしまうと、それ以降家庭で本音を話しにくくなることがあります。逆に、相談したいことがあってもなかなか連絡できず、問題が大きくなってから初めて学校に伝えるパターンも見られます。どちらの場合も、まずは子ども自身の言葉で状況を聞き、「学校にも伝えていい内容かどうか」を確認してから動くという一手間が、後々の関係のこじれを防ぎます。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、家庭と学校が適切なタイミングで情報を共有できている生徒ほど、行事や勉強で多少つまずいても大きく崩れにくいと感じます。先生との連絡は「何かあったときだけ」のものではなく、日頃から小さな共有を積み重ねておくことで、いざというときに相談しやすい関係につながります。二学期は先生との接点が増える時期だからこそ、身構えすぎず、子どもと一緒に「誰に、いつ、何を伝えるか」を考える機会にしてみてください。

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「書き始められない」を防ぐ|高校生の小論文 自宅トレーニング術【学校推薦型・総合型選抜 2学期対策】

総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜では、例年9月以降に出願・選考が本格化する大学が多く、志望理由書とあわせて小論文の提出や試験当日の小論文が課されるケースが目立ちます。国語の記述問題と違い、正解が1つに決まっているわけではなく「自分の意見を根拠とともに組み立てて書く力」が問われるため、慣れるまでに時間がかかります。夏休み中に基礎固めをした受験生にとっても、2学期こそが実践トレーニングの本番です。この記事では、高校生が自宅で無理なく小論文力を伸ばすための進め方を整理します。

なぜ2学期からの小論文対策が重要なのか

小論文は、教科の知識を問う問題とは性質が異なり「問いに対してどう考えるか」を短時間で言語化する力が求められます。一度書いただけで身につくものではなく、書く→見直す→書き直すというサイクルを繰り返す中で少しずつ上達していくものです。出願時期が近づいてから慌てて対策を始めると、練習量が不足したまま本番を迎えることになりかねません。2学期の早い段階から週1回程度のペースで書く習慣を自宅で作っておくことが、出願直前の負担を減らすことにつながります。

押さえるべき4つのポイント

ポイント具体的な内容
構成序論(問いと自分の立場)→本論(根拠・具体例)→結論(まとめと展望)の3段構成を基本の型として身につける
時間配分制限時間の中で「構成メモを書く時間」「一気に書き切る時間」「見直す時間」をあらかじめ決めておく
インプットニュースや新聞記事などから時事情報に日常的にふれ、自分の意見の材料を少しずつストックしておく
表記ルール指定字数の守り方、原稿用紙の基本的な使い方(段落の一字下げなど)を早い段階で確認しておく

特にインプットの習慣は一朝一夕には身につきません。普段から気になったニュースを「これは小論文のテーマに使えるかもしれない」という視点でメモしておくだけでも、本番での引き出しの多さにつながります。

自宅でできる小論文トレーニング5ステップ

  • ステップ1:週に1回、時事的なテーマを1つ選び、15分程度でアウトライン(序論・本論・結論の要点)だけを作る
  • ステップ2:作ったアウトラインをもとに、制限時間をタイマーで計りながら一気に最後まで書き切る
  • ステップ3:書いた小論文を一晩置いてから自分で読み返し、論理が飛躍していないか、主張と根拠が対応しているかを確認する
  • ステップ4:可能であれば学校の先生や家族など第三者に読んでもらい、分かりにくい表現や説明不足の箇所を指摘してもらう
  • ステップ5:指摘を踏まえて同じテーマでもう一度書き直し、最初の下書きと比べてどこが良くなったかを自分で言語化する

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など地域の図書館には、新聞の閲覧コーナーや記事検索用のデータベースが用意されていることも多く、自宅でのインターネット検索と組み合わせて時事ネタを集めるのに役立ちます。東武東上線沿線の駅から通える図書館であれば、放課後や週末にまとまった時間を確保しやすいのも利点です。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
何を書けばいいか分からず、白紙のまま時間切れになる「問い→自分の立場→理由の予告」という序論のテンプレートをあらかじめ決めておき、型に沿って書き始める
具体例が思いつかず、主張の説得力が弱くなる普段のニュースや体験を「小論文で使えそうな材料」としてメモに残しておき、書く前に見返す習慣をつける
添削してもらう機会がなく、独りよがりな文章になりがち学校の先生や塾の講師など、定期的に読んでもらえる相手をあらかじめ決めておき、計画的に見てもらう
出願直前にまとめて対策し、練習量が不足する2学期の早い段階から週1回ペースで書く習慣を作り、出願前の時期は仕上げの見直しに集中できるようにしておく

編集部からのメッセージ

小論文は、テクニックだけを覚えても本番でいきなり書けるようにはなりません。「書く→見直す→書き直す」という地道な繰り返しの中で、自分の考えを筋道立てて表現する力が少しずつ育っていきます。2学期のスタートにあわせて、まずは週1本のペースで小論文を書く習慣を自宅で作ることから始めてみてください。

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文化祭・体育祭シーズンとオンライン学習の両立|行事で忙しい2学期に学習リズムを崩さない工夫

9月に入ると、多くの中学校・高校で文化祭や体育祭、合唱コンクールといった学校行事が本格化します。実行委員や係の仕事、部活動の合同練習などで放課後の時間が普段以上に埋まり、オンライン学習の時間をどう確保するかで悩む生徒・保護者は少なくありません。行事の準備は貴重な経験である一方、学習リズムが崩れたまま2学期の定期テストを迎えてしまうと、思うように得点が伸びないという事態にもなりかねません。この記事では、行事で忙しい2学期にオンライン学習のリズムを崩さないための考え方と、具体的な工夫を紹介します。

行事シーズンに学習が後回しになりやすい理由

  • 準備・練習で帰宅時間が遅くなる|実行委員や係の仕事、部活動の合同練習などで下校時間が普段より遅くなり、オンライン授業や自習に充てられる時間が物理的に減る
  • 疲労で集中力が続きにくい|体を動かす行事の練習後は心身の疲労が大きく、画面に向かっても内容が頭に入りにくい状態になりやすい
  • 「行事が終わったらやる」で先延ばしになる|行事への意識が強くなるほど学習は「落ち着いたら」と後回しにされがちで、気づけば数日分の遅れがたまってしまう
  • 定期テストの範囲確認が遅れる|行事直後に中間テストが控えている学校も多く、範囲の把握や準備開始が遅れやすい

行事に力を入れること自体は悪いことではありません。問題は、学習を完全にゼロにしてしまい、再開するまでに余計な時間と気力がかかってしまうことです。

行事期間中でも学習リズムを保つポイント

  • 「毎日ゼロにしない」を最優先にする|行事期間中は学習時間を減らしてよいので、1日15〜20分でもオンライン教材や単語アプリに触れる時間を確保し、完全に途切れさせない
  • オンライン授業は「その日のうちに」を意識する|見逃した授業や課題は翌日以降に持ち越すほど負担が増えるため、疲れていても短時間で見返す・確認する習慣をつける
  • 行事の予定と学習予定を1つのカレンダーで管理する|行事の練習スケジュールと学習の予定を別々に管理せず、1つのカレンダーやアプリにまとめて可視化する
  • テスト範囲は行事が本格化する前に一度確認しておく|中間テストの範囲や提出物の締切は、行事の準備が忙しくなる前の段階で早めに把握しておく

具体的な実践ステップ

  1. 行事の練習・準備スケジュールを先にカレンダーへ入れる|練習日や係の集まりの予定を先に固定し、そのうえで学習予定を組み立てる
  2. 学習に使える「すきま時間」を洗い出す|通学時間、練習前後の10〜15分など、細切れの時間を書き出しておく
  3. その日のオンライン授業・課題は寝る前に必ず一度チェックする|全部進めなくても、内容を確認するだけで翌日以降の負担が変わる
  4. 週末に1回、行事の進捗と学習の遅れをまとめて確認する日をつくる|溜まった課題や見逃した授業がないか、週の終わりに整理する
  5. 行事本番の前後3日間は「最低限メニュー」に切り替える|単語暗記や計算練習など、負荷の軽いルーティンだけに絞ってよい期間と割り切る

行事シーズンによくある失敗

  • 行事が終わるまで学習を完全に止めてしまう|再開に時間がかかり、遅れを取り戻すのに余計な負荷がかかる
  • 疲れた状態で長時間机に向かおうとする|集中できないまま画面を眺めるだけの時間になり、達成感もなく自己嫌悪だけが残る
  • 保護者が行事期間中も普段通りの学習量を求めてしまう|行事への取り組みも成長の機会であることを踏まえ、期間限定で学習量を調整する姿勢も大切
  • テスト直前になって範囲の広さに気づく|行事後にまとめて詰め込もうとして共倒れになりやすい

編集部からのメッセージ

文化祭や体育祭などの学校行事は、勉強と同じくらい貴重な学びと成長の機会です。行事期間中は学習量を減らしてもよいので、「ゼロにしない」ことだけを意識してリズムを保てば、行事が終わった後もスムーズに通常の学習ペースへ戻ることができます。忙しい2学期を、行事も勉強もどちらも後悔なく乗り切ってください。

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夏休み明け、変わる子どもの友達関係――二学期のはじまりに保護者ができる見守り方

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞など東武東上線沿線の中学・高校でも、まもなく二学期の始業式を迎える時期になりました。長い夏休みを経て久しぶりに顔を合わせるクラスメイトたちの間では、思いのほか関係性が変化していることがあります。「夏休み前まで仲良くしていた友達と急に距離ができた」「グループのメンバーが入れ替わっていた」――そんな変化に戸惑う子どもの姿を見て、どう声をかけたらいいのか分からない、というご相談は二学期の始まりに毎年寄せられます。

なぜ夏休み明けに友達関係が変わりやすいのか

約1ヶ月にわたる夏休みは、子どもたちにとって学校という共通の場から離れて過ごす、一年で最も長い期間です。その間に部活動の大会や合宿、習い事、家族旅行など、それぞれ異なる時間を過ごすことで、価値観や興味の方向が少しずつ変化することがあります。また、SNSやオンラインゲームでのやり取りが夏休み中に活発になり、学校の友人関係とは別の交友関係が広がっているケースも珍しくありません。二学期に入ってから表面化するこうした変化は、決して特別なことではなく、思春期の子どもにとってはごく自然な成長の一過程と捉えることができます。

  • 部活動の大会・合宿を通じて、これまでと違う仲間とのつながりが強くなる
  • SNSやオンラインでのやり取りが夏休み中に活発化し、関心の重なりが変わる
  • 塾の夏期講習など、学校外で新しい友人ができることもある
  • 久しぶりに顔を合わせることで、些細な言葉のすれ違いが気になりやすくなる

保護者がやるべきこと・避けたい対応

友達関係の変化そのものは、多くの場合子ども自身が時間をかけて折り合いをつけていくものです。保護者の役割は、その過程を急いで解決しようとすることではなく、子どもが安心して話せる場所であり続けることにあります。

  • やってみたいこと:「最近学校どう?」と結果を急がず、日常会話の延長で様子を聞く
  • やってみたいこと:子どもが話し始めたら、まずは最後まで遮らずに聞く
  • やってみたいこと:友達関係の変化を「悪いこと」と決めつけず、成長の一部として受け止める
  • 避けたい対応:「前の友達と何かあったの?」と根掘り葉掘り詮索する
  • 避けたい対応:保護者自身が友達の名前や関係性に強く口を出し、評価を下す
  • 避けたい対応:学校や部活の先生にすぐ相談し、子ども抜きで事態を動かそうとする

子どもが話したがらない場合は、無理に聞き出そうとせず「話したくなったらいつでも聞くよ」という姿勢を示すだけでも十分です。

家庭で取り入れられる具体例

  • 夕食の時間など決まったタイミングで、その日あった出来事を自然に話せる雰囲気をつくる
  • 子どもの表情や食欲、スマホを見る時間の変化など、言葉にならないサインにも目を配る
  • 友達関係の悩みを話してくれたときは、解決策を急いで提示せず「そう感じたんだね」とまず受け止める
  • 本人が「一人の時間が欲しい」と感じているときは、それも尊重し距離を詰めすぎない

二学期が始まって1〜2週間ほどは、新しい人間関係が落ち着くまでの目安の期間と考え、この時期に多少の変化があっても焦らず見守る姿勢を持っておくと、保護者自身も気持ちに余裕を持ちやすくなります。

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、子どもの表情が曇っているのを見て、保護者が先回りして「いじめられているんじゃないか」「仲間はずれにされているんじゃないか」と不安を膨らませ、確認もしないまま学校に連絡してしまうケースです。実際には友達同士の一時的なすれ違いや、単に環境が変わったことによる戸惑いであることも多く、子どもの意向を確認しないまま大人が動いてしまうと、かえって子どもが「自分の話したいタイミングで話せなくなった」と感じ、心を閉ざしてしまうことがあります。深刻な兆候(食欲不振が続く、学校に行きたがらない、体調不良を訴えるなど)が見られる場合は別ですが、まずは子ども自身のペースを尊重し、必要なときにいつでも相談できる関係を保っておくことが大切です。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、二学期の始まりに友達関係の変化で気持ちが揺れている生徒を見かけることは少なくありません。多くの場合、数週間もすれば新しい関係の中で自分なりの居場所を見つけていきますが、その過程で一時的に元気がなかったり、口数が減ったりすることもあります。そんなときこそ、家庭が「何も聞かれずに安心していられる場所」であることが、子どもにとって一番の支えになります。二学期のスタートは、勉強面だけでなく、こうした人間関係の変化にもそっと目を配ってあげてください。

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