「中学のときは一夜漬けでもなんとかなったのに、高校の定期テストはそうはいかない」——そう感じている高校生は少なくありません。高校の定期テストは出題範囲が広く、科目数も多いうえ、その結果はそのまま「評定平均」として記録され、指定校推薦や総合型選抜、奨学金の審査など、進路選択に直結していきます。夏休みが終わって2学期最初の定期テストを迎える前に、今のうちから「2週間前スケジュールの型」を作っておくと、9月・10月以降のテストのたびに慌てずに済みます。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など東武東上線沿線に通う高校生にとっても、評定平均は身近な進路選択に関わってくるテーマです。
高校の定期テストが「評定平均」に直結する理由
高校の評定平均は、各学期の定期テストの点数や提出物、授業態度などをもとに教科ごとの評定(5段階など)がつき、その平均値として算出されます。指定校推薦や学校推薦型選抜では評定平均が出願条件になっていることが多く、総合型選抜でも評定は提出書類の一部として扱われます。中学時代の内申点と違い、高校の評定は「1回のテストのやり直し」が難しく、学期ごとの積み重ねがそのまま記録に残っていく点が大きな違いです。だからこそ、1回1回の定期テストを「なんとなく」で終わらせず、2週間前から計画的に準備する習慣をつけておくことが、将来の進路選択の幅を広げることにつながります。
2週間前から始める逆算スケジュールの作り方
まずはテスト範囲表が配られたら、科目ごとの範囲とページ数を書き出し、2週間を「準備期」「演習期」「仕上げ期」の3段階に分けて逆算していきましょう。
| 期間 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 2週間前〜10日前(準備期) | 範囲の洗い出し、教科書・ノートの見直し、暗記系科目の単語・用語の1周目 | この段階では「解く」より「理解し直す」ことを優先する |
| 9日前〜4日前(演習期) | 問題集・ワークを解き、間違えた問題に印をつける。暗記系は2周目・3周目を回す | 1教科にかけすぎず、1日2〜3教科を目安にローテーションする |
| 3日前〜前日(仕上げ期) | 間違えた問題だけをやり直す、暗記系の最終確認、過去のテストで狙われた形式の再チェック | 新しい範囲に手を広げず、「できないところ」だけに時間を使う |
部活の大会や行事と重なる時期は、2週間よりも前倒しで準備期をスタートさせておくと、直前になって焦らずに済みます。
教科タイプ別の配分ポイント
- 暗記系(英単語・古文単語・社会・理科の用語など)|早い段階から少しずつ回数を重ねる。前日にまとめて詰め込むより、2週間かけて3〜4周する方が定着しやすい
- 理解・演習系(数学・英文法・物理化学の計算問題など)|問題集を解き直す時間をしっかり確保する。同じ問題を1回解いただけで終わらせず、間違えた問題は日をおいてもう一度解く
- 記述・論述系(現代文・小論文的な設問を含む科目)|模範解答や授業ノートの表現を写経するように書き写し、自分の言葉で要点を説明できるか確認する
- 実技・提出物系(副教科、レポート課題など)|評定に占める割合が意外と大きいことがあるため、提出物の期限と完成度を後回しにしない
直前1週間のチェックリスト
- □ テスト範囲の教科書・ノート・プリントを一通り見直し終えている
- □ 間違えた問題だけをまとめた「解き直しリスト」ができている
- □ 暗記系科目は最低2周以上、用語や単語を確認している
- □ 提出物(レポート・ワーク)の期限と完成度を確認済みである
- □ 前日は新しい範囲に手を広げず、確認作業に絞っている
ありがちな失敗パターンとリカバリー方法
- 得意科目ばかりに時間を使ってしまう:安心できる科目から手をつけて時間切れになる → 2週間前の段階で科目ごとの目標時間を先に決め、苦手科目を準備期のうちに前倒しで着手する
- 範囲表が配られてから準備を始めて間に合わない:部活や行事と重なり準備期が短くなる → 大会・行事が事前に分かっている場合は、範囲表が出る前からノートの整理だけでも先に進めておく
- 暗記を前日に詰め込んで、テスト後に忘れてしまう:一時的な点数は取れても定着しない → 暗記系は2週間かけて複数回に分けて繰り返し、忘れた頃にもう一度確認する時間を入れる
- 提出物を後回しにして評定を下げてしまう:テスト勉強に集中するあまり提出物の期限を忘れる → スケジュールに提出物の締め切りも書き込み、テスト勉強と並行して進める
編集部からのメッセージ
高校の定期テストは、1回ごとの結果が評定として積み重なっていく分、中学時代よりも「毎回の準備の質」がそのまま将来の選択肢に返ってきます。2週間前から逆算するスケジュールの型を一度作ってしまえば、次のテストからはその型に沿って準備するだけで済むようになります。2学期最初のテストに向けて、まずは科目ごとの範囲を書き出すところから始めてみましょう。
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