オンライン個別指導や映像授業では、授業時間中にその場で質問できないこともあります。そんなとき頼りになるのが、チャットやメールでの質問です。しかし文字だけで「どこが」「どうわからないのか」を伝えるのは、意外と難しいもの。2学期が始まり課題や小テストが増えてくるこの時期は、質問のやり取りが増える人も多いはずです。この記事では、オンライン学習で質問チャット・メールを使うときに、先生にきちんと伝わる書き方のコツを紹介します。
なぜ「文字で質問する力」が必要なのか
- 対面と違って表情や指差しが伝わらない|「ここが」「これが」といった曖昧な指示語だけでは、先生に正確な箇所が伝わらない
- 返信までにタイムラグがある|チャットやメールはリアルタイムのやり取りではないことが多く、1回で必要な情報が伝わらないと質問→返信の往復に時間がかかってしまう
- 2学期は質問の機会が増えやすい|課題の提出や小テストが続く時期は、授業時間外に「ちょっと聞きたい」場面が増える。文字での質問がスムーズにできると、疑問をためこまずに解決しやすくなる
- 質問の書き方そのものが「考えを整理する力」になる|自分がどこでつまずいているかを言葉にする過程で、実は自分の理解が整理されることも多い
伝わる質問文で押さえるべきポイント
- 教科書・問題集のページ数と問題番号を明記する|「〇〇の問題」ではなく「数学の問題集P.42 大問3(2)」のように、先生がすぐ同じ箇所を開けるレベルまで具体的に書く
- どこまで自分で解けたかを添える|「全くわからない」ではなく「1行目の式変形までは理解できたが、その先の計算方法がわからない」と伝えると、先生も的確なアドバイスをしやすい
- 写真やスクリーンショットを活用する|自分のノートや解答を撮影して添付すると、文章だけでは伝わりにくいミスの原因(計算過程の間違いなど)も一目で共有できる
- いつまでに解決したいかを書く|「明日の小テストまでに」「今日中に」など期限を添えると、先生も返信の優先度を判断しやすい
具体的な実践方法:質問文の組み立て方
- 教科・単元・ページ番号を最初に書く|「英語 P.58 長文問題の設問2」のように、まず場所を特定する
- 自分の理解と疑問点を1〜2文でまとめる|「〇〇までは理解できたが、△△がわからない」という型に当てはめて書くと簡潔にまとまる
- 自分の解答や考えた過程を添える|途中式やノートの写真を添付すると、先生がつまずきの原因を特定しやすくなる
- 希望する回答のタイミングを伝える|授業までに知りたいのか、今すぐ知りたいのかを一言添える
- 送る前に読み返す|「これだけで相手に伝わるか」を一度見直してから送信する習慣をつけると、やり取りの回数を減らせる
よくある失敗と注意点
- 「わかりません」だけを送ってしまう|どこがわからないのかが書かれていないと、先生も何から説明すればよいか判断できず、やり取りが何往復にもなってしまう
- 教科書やページ番号を省略してしまう|自分にとっては「いつもの教材」でも、先生からすると特定できないことが多い。必ず教材名とページ・問題番号をセットで書く
- 返信を待たずに次々と別の質問を送ってしまう|情報が分散すると先生も整理しづらくなる。関連する質問はまとめて1通で送る方が結果的にスムーズ
- 写真が不鮮明で読み取れない|暗い場所や斜めから撮影すると文字が判読できないことがある。明るい場所で正面から撮る、必要な部分だけ拡大するなど一手間かけると伝わりやすい
編集部からのメッセージ
チャットやメールでの質問は、慣れないうちは「うまく伝えられるか不安」と感じるかもしれません。しかし「場所・理解度・自分の考え」の3点をセットで書くことを意識するだけで、先生とのやり取りは驚くほどスムーズになります。2学期は課題や小テストが増える時期だからこそ、疑問をためこまずに、文字でも的確に質問できる力を少しずつ身につけていきましょう。
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