2学期が始まると、中学国語では「品詞の識別」「用言の活用」「敬語」といった文法単元がまとまって登場する学校が多くなります。読解問題に比べて後回しにされがちな分野ですが、定期テストや北辰テストでは文法問題が数問出題されることが多く、ここで確実に得点できるかどうかが総合点に響きます。文法は読解のようなセンスを問う分野ではなく、ルールを整理して覚えれば誰でも得点源にできる単元です。この記事では、自宅で無理なく文法を克服するための考え方と具体的な学習手順を紹介します。
なぜ文法問題で失点しやすいのか
文法問題で失点が続く生徒には共通点があります。それは、用語の意味を「なんとなく」で覚えていて、実際の文の中でその品詞や活用形を見分ける練習をしていないという点です。たとえば「形容詞と形容動詞の違い」「動詞の活用の種類」「敬語の3分類」は、定義を暗記しただけでは初見の文章の中で正しく判断できません。また中3の2学期以降は、部活動の引退や進路面談などで生活リズムが変わりやすく、後回しにされた文法単元がそのまま入試まで手つかずになるケースも少なくありません。早い段階で基礎を固めておくことが、2学期以降の定期テストと北辰テスト双方への備えになります。
押さえるべき3つの柱
| 柱 | 内容 | つまずきやすいポイント |
|---|---|---|
| 品詞の識別 | 名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞・連体詞・助詞・助動詞などを見分ける | 形容詞(〜い)と形容動詞(〜だ/〜な)の区別、助詞と助動詞の区別 |
| 用言の活用 | 動詞・形容詞・形容動詞の活用形(未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形・命令形) | 五段活用・上一段活用・下一段活用の見分け方、音便による形の変化 |
| 敬語の分類 | 尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種類と、それぞれの使い分け | 「いらっしゃる(尊敬)」と「参る(謙譲)」のように似た場面で使う語の混同 |
この3つは別々の単元として学校で習うことが多いですが、実は「文の中の言葉の役割を正確に見分ける」という共通の力が土台になっています。品詞の識別があいまいなまま活用や敬語を覚えようとすると混乱しやすいため、順番としては品詞の識別から着手するのがおすすめです。
自宅でできる文法克服の手順
- ステップ1:教科書やワークの文法解説ページを読み、品詞・活用・敬語それぞれの定義をノートに簡潔にまとめる(丸写しではなく自分の言葉で1〜2行にする)
- ステップ2:ワークの問題を解く際、正解した問題も含めて「なぜその答えになるのか」を口に出して説明できるか確認する
- ステップ3:間違えた問題は、正解と自分の答えを見比べて「どのルールを勘違いしていたか」をノートの端にメモしておく
- ステップ4:教科書の文章や新聞の一文を選び、その中の言葉の品詞・活用形を実際に指差しながら識別する練習を週に数回行う
- ステップ5:敬語は、家族や友人との会話を「先生に話す場合」「初対面の大人に話す場合」など場面を変えて言い換える練習をすると定着しやすい
文法は暗記量自体はそれほど多くないため、1回あたり15〜20分程度を目安に、教科書の単元が進むたびにこまめに復習していくやり方が続けやすい傾向にあります。富士見市・ふじみ野市・志木市・川越市などの地域には自習室を備えた図書館もあるため、静かな環境でワークを1冊仕上げたいときに活用するのも一つの方法です。
陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法
| 失敗パターン | リカバリー方法 |
|---|---|
| 用語の定義だけを丸暗記し、実際の文の中で品詞を判断する練習をしていない | 教科書や問題集の例文を使い、定義を覚えたその場で必ず「この文中ではどれに当たるか」を確認する |
| 形容詞と形容動詞、助詞と助動詞など似た項目を混同したまま放置している | 混同しやすい項目だけを1枚のメモにまとめ、違いを比較しながら覚え直す |
| 敬語を「尊敬語・謙譲語・丁寧語」の名称だけで覚え、具体的な言い換えができない | 身近な動詞(言う・見る・行くなど)を3種類の敬語でそれぞれ言い換える一覧表を自分で作る |
| 読解問題の対策を優先し、文法単元の復習を試験直前まで先延ばしにする | 2学期の授業進度に合わせて、単元が終わるたびにワークの該当ページだけをその週のうちに解き切る |
編集部からのメッセージ
国語の文法は、読解や作文に比べて「対策すれば得点が伸びる」という実感を持ちやすい分野です。2学期の授業で新しい単元が出てきたタイミングを逃さず、その週のうちにワークで確認する習慣をつけておくと、定期テスト前にあわてて覚え直す必要がなくなります。まずは今週習った品詞や活用の範囲から、自分の言葉で説明できるかどうかを確かめてみてください。
EIMEI-online について
本サイト「EIMEI-online」は、埼玉県西部に5ブランドを展開する EIMEI教育学習塾グループ が運営する、埼玉県在住の中高生向けハイレベルオンライン個別指導塾です。
- オンライン個別NOTE|学習管理・質問対応・確認テストを担当講師が一冊で完全フォロー
- 完全個別指導|マンツーマンのオンライン個別指導
- ハイレベル LIVE 講義(EIMEI-TOP)|難関校受験専門の集団LIVE
- 選択制 映像講義|先取り・復習に対応
- 24時間 オンライン学習室|適度な緊張感で自宅学習を支える
無料相談・体験授業のご相談は お問い合わせフォーム からどうぞ。

