中1国語「説明文(論理的文章)」、筆者の主張を見抜くための自宅学習法【2026年秋・中間テスト対策】

10月は2学期の中間テストが近づく時期です。中1国語の「説明文(論理的文章)」は、小学校の説明文より一段レベルが上がり、「筆者の主張はどこか」「なぜそう言えるのか」を問われる単元です。「文章は読めた気がするのに点が取れない」という声は、東武東上線沿線の中学生からもよく聞かれます。感覚で読むのをやめ、型で読む練習を自宅で進めましょう。

説明文でつまずきやすい3つのポイント

  • 筆者の主張と具体例を区別できない:例が長いと、どこが結論か分からなくなる
  • 指示語・接続語を飛ばし読みする:「これ」「そのため」が何を指すか曖昧なまま進めてしまう
  • 記述問題で本文を写すだけになる:抜き出す範囲が広すぎる、または理由が書けていない

説明文は「話題→問題提起→具体例→主張(結論)」という流れで書かれることが多く、この型を知っているだけで読みやすさが変わります。

文章の「型」と読み取りのコツ

文章の部分見つけるヒント線の引き方(目安)
話題・問題提起「〜でしょうか」などの問いかけ、文章の冒頭波線
具体例「たとえば」「例えば」の前後かっこで囲む
理由・根拠「なぜなら」「〜からだ」下線
筆者の主張「つまり」「このように」「〜べきだ」「〜ではないだろうか」二重線

接続語は文と文の関係を示す道しるべです。「しかし」の後ろは主張になりやすい、「つまり」の後ろは言い換え・まとめ、と覚えておくと、主張の位置を絞り込めます。

自宅でできる4ステップ読解法

  • ①段落ごとに番号をふる:形式段落に①②③…と振り、全体の枠組みを把握する(2分)
  • ②接続語・指示語に印をつける:指示語は「何を指すか」を矢印でつなぐ(5分)
  • ③各段落を10字前後で要約する:余白に書き、段落ごとの役割(例・主張)を確認する(8分)
  • ④設問は根拠の一文に線を引いてから解く:選択肢は本文と一致するか一つずつ照合する(10分)

1回の学習は25〜30分程度を目安に、同じ文章を2回扱うのがおすすめです(個人差があります)。1回目は印付けと要約、2回目は間違えた設問の見直しと役割分担すると定着しやすくなります。教科書の文章を使えば、定期テスト対策と一石二鳥です。

定期テストで得点するための仕上げ

よく出る問い対策
空欄補充(接続語)前後の文の関係(逆接・順接・例示)を判断する練習
指示語の内容指示語の直前から探し、置き換えて意味が通るか確認
漢字・語句単元の新出漢字を1日5〜10個ずつ。意味も一緒に覚える
記述(理由・主張)「〜から。」と文末を整え、キーワードを本文から2つ以上入れる

テストの出題範囲や配点は学校ごとに異なります。学校のプリントやワークで最新の範囲をご確認ください。

よくある失敗パターンとリカバリー

  • 線を引きすぎて、どこも重要に見えない→ 線は主張・理由・例の3種類に限定し、色や線種を決める
  • 選択肢を「なんとなく」で選ぶ→ 選ばなかった選択肢が誤りである理由も一言メモする
  • 記述で字数が埋まらない→ 「何が」「どうなる」「なぜなら」の3点セットで骨組みを作る
  • 時間がかかりすぎる→ 設問を先に読んでから本文に入ると、探す箇所が絞れる

編集部からのメッセージ

国語は「センス」ではなく、読み方の型を身につけることで安定して点が取れる教科です。説明文の読み方は、2年生以降の評論文、そして入試の読解問題にもつながります。まずは今日、教科書の説明文を1つ選び、段落に番号をふるところから始めてみましょう。

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