英語の勉強というと、単語や文法、長文読解に時間を使いがちで、リスニングはどうしても後回しになりやすい分野です。しかし埼玉県公立高校入試の英語ではリスニング問題が一定の配点を占めており、北辰テストでも毎回リスニングが出題されます。「読めるのに聞き取れない」という状態のまま本番を迎えると、実力より低い点数になってしまうことも少なくありません。オンライン学習は音声・動画教材との相性がよく、実は自宅学習の中でもっともリスニング力を伸ばしやすい環境が整えられる分野でもあります。
なぜリスニングは後回しにされやすいのか
富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市など埼玉県西部の中高生にとって、英語学習の中心はどうしても定期テストや北辰テストの筆記対策になりがちです。筆記は問題集で目に見える形で対策できますが、リスニングは「聞いて解く」という体験が必要なため、参考書だけでは練習しにくいという事情があります。また、リスニングは短期間で急に伸びるものではなく、継続的な音声インプットが必要な分野です。そのため「後回しにして直前にまとめてやろう」と考えていると、結局手つかずのまま本番を迎えてしまうケースが多く見られます。
リスニング学習で押さえるべきポイント
- 「聞き流し」ではなく「聞き取り」を目指す:BGMのようにただ流すだけでは効果が薄く、内容を理解しようと集中して聞くことが上達の前提になる
- 短時間・毎日の継続を優先する:週末にまとめて1時間より、平日毎日10〜15分程度を目安に続ける方が定着しやすい
- 「聞く→解く→確認する」の三段階を必ず踏む:解きっぱなしにせず、スクリプト(原文)で聞き取れなかった部分を確認する
- レベルに合った教材を選ぶ:難しすぎる教材は聞き取れないまま終わってしまうため、7〜8割程度聞き取れるレベルから始める
具体的な実践方法:自宅でできるリスニング強化ステップ
オンライン学習の環境が整っていれば、以下のような手順で自宅完結のリスニング対策が可能です。
- まず1回、何も見ずに聞く:全体の流れや場面設定をつかむことを目的とし、細部が聞き取れなくても気にしない
- 問題を解いてみる:北辰テストや公立高校入試の過去問形式に慣れるため、時間を計って解く
- スクリプトを見ながら2回目を聞く:聞き取れなかった単語・表現に印をつけ、「音」と「文字」を一致させる
- 聞き取れなかった部分だけを繰り返し聞く:全体を最初から聞き直すのではなく、つまずいた箇所にしぼって集中的に練習する
- 音読で仕上げる:スクリプトを声に出して読むことで、次に似た表現が出てきたときの聞き取りやすさが上がる
オンライン教材や動画授業を使っている場合は、再生速度を調整できる機能を活用するのもおすすめです。最初はゆっくりめの速度で内容を理解し、慣れてきたら標準速度に戻すことで、無理なくステップアップできます。
よくある失敗と注意点
- ❌ スクリプトを見ながら「聞いたつもり」になる
→ 目で文字を追ってしまい、実際には音だけで理解できていないケースが多くあります。必ず「見ないで聞く」工程を先に行いましょう。 - ❌ 間違えた問題の答え合わせだけで終わる
→ 正解・不正解の確認だけでは、なぜ聞き取れなかったのかが分からないままになります。スクリプトでの音と文字の一致作業が欠かせません。 - ❌ いきなり本番レベルの速い音声に挑戦する
→ 聞き取れない状態が続くとモチベーションが下がりやすいため、まずは理解できるレベルから始め、段階的に負荷を上げましょう。 - ❌ リスニングだけを独立させて考えてしまう
→ 単語力・文法力が不足していると、そもそも聞き取れても意味が分かりません。リスニング対策と並行して基礎力も維持することが大切です。
編集部からのメッセージ
リスニング力は、毎日の短い積み重ねが最も効果を発揮する分野です。特別な機材がなくても、オンライン学習の音声教材とスクリプトさえあれば、自宅で十分に対策を進められます。「聞く→解く→確認する」のサイクルを習慣にできるかどうかが、北辰テストや公立高校入試本番での得点差につながっていきます。まずは1日10分、今日から始めてみてください。
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