オンライン授業や映像講義、AI添削ツールでの学習が広がったことで、中高生が1日のうちに画面を見つめる時間は以前よりも格段に長くなりました。授業を受け、動画で復習し、スマホで検索し、さらにスマホで友人と連絡を取る――気づけば起きている時間のほとんどを画面と過ごしている、という生徒も珍しくありません。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市など埼玉県西部で北辰テストや定期テストに向けて学習量を増やしている時期こそ、「目の疲れ」を軽く見ないことが、結果的に学習の質と継続力を守ることにつながります。今回はオンライン学習における目の負担を減らすための考え方と、今日から実践できる具体的な工夫を紹介します。
なぜ「画面疲れ」対策が学習の成果に直結するのか
目が疲れると、まぶたが重くなる、文字がかすんで見える、集中力が続かないといった不調が現れます。これは単なる「疲れ」ではなく、脳が視覚情報を処理する負荷が高まっているサインでもあります。目の疲れを我慢しながら勉強を続けても、内容が頭に入りにくく、同じ問題を何度も読み返すなど、かえって非効率になりがちです。特にオンライン学習は紙の教材と違い、画面の光を直接見続けるため、意識的に休憩を取らないと疲労が蓄積しやすい学習形態だといえます。「目を守ること」は健康面だけでなく、限られた自宅学習の時間を最大限に活かすための実践的なテーマでもあります。
押さえるべきポイント:画面との距離・時間・光
- 画面との距離:目安として40cm程度は離す。ノートパソコンを膝の上に置いて使うなど、距離が近くなりすぎる姿勢は避ける
- 連続視聴時間:ライブ授業や映像講義が続くときほど、意識的に区切りを入れないと連続して1〜2時間画面を見続けることになりやすい
- まばたきの回数:画面に集中しているとまばたきの回数が減り、目が乾きやすくなる。特に問題を解きながら映像を止めて考え込む場面で起こりやすい
- 周囲の明るさとのコントラスト:部屋を真っ暗にして画面だけが明るい状態は、目にかかる負担が大きい。部屋にも適度な明かりをつけておく
- 就寝前のスマホ・タブレット利用:寝る直前まで小さい画面を凝視する習慣は、目の疲れに加えて眠りの質にも影響しうる
どれも特別な道具がなくても意識ひとつで改善できる点ばかりです。まずは「自分がどのポイントで負担をかけているか」を振り返ってみましょう。
具体的な実践方法:今日からできるチェックリスト
- 「20-20-20」を目安に休憩を挟む:20分画面を見たら、20秒ほど20フィート(約6m)先の遠くを見る、という目安を学習の合間に取り入れる
- 50分学習したら5〜10分は画面から離れる:ライブ授業と映像講義を連続で受ける日は、あらかじめ休憩のタイミングを予定表に組み込んでおく
- 画面の明るさを部屋の明るさに合わせる:夜に部屋を暗くして画面だけ明るいままにせず、デスクライトなど周囲にも光源を確保する
- 文字サイズや配色を無理して小さいまま使わない:スマホの小さい画面で長文を読む場合は、文字サイズを見やすく調整する
- 就寝の30分〜1時間前は画面学習を控える:暗記の見直しなど画面を使わない学習に切り替え、目と脳を休ませる時間を作る
特に1つ目の「20-20-20」は、タイマーをセットしておくだけで実践できる手軽な工夫です。北辰テストや定期テスト前など学習時間が長くなる時期ほど、こうした小さな休憩の積み重ねが最後まで集中力を保つ土台になります。
よくある失敗と注意点
- ❌ 「疲れてから」休憩を取ろうとする
→ 疲れを感じた時点ですでに負担がかなり蓄積しています。疲れる前に一定時間ごとに区切る習慣をつけましょう。 - ❌ 休憩中もスマホの別の画面を見てしまう
→ 授業の休憩でSNSや動画を見ると、目を休ませたつもりが結局画面を見続けていることになります。休憩中は意識的に遠くを見る・目を閉じるなど画面から離れましょう。 - ❌ 暗い部屋で画面の明かりだけを頼りに勉強する
→ 消灯した部屋での画面学習は目への負担が大きくなりがちです。手元と部屋全体、両方に適度な明るさを確保しましょう。 - ❌ 「目が悪くなるのは仕方ない」と諦めてしまう
→ 日々の小さな工夫の積み重ねで負担は確実に軽減できます。違和感が続く場合は自己判断せず、早めに眼科など専門機関に相談することも大切です。
編集部からのメッセージ
オンライン学習が生活の一部となった今、画面と上手に付き合う力は、勉強を続けるための土台となる大切なスキルです。目の疲れを我慢しながら詰め込むよりも、適度な休憩を挟みながら集中力を保つ方が、結果的に学習の効率は高まります。今日紹介した工夫はどれも特別な準備がいらないものばかりです。まずは一つ、自分の学習習慣に取り入れてみてください。
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