二学期は秋の花粉症シーズン――鼻炎で集中力が落ちる子への家庭サポート

9月に入り、朝晩は少しずつ過ごしやすくなってきましたが、この時期は「秋の花粉症」のピークでもあります。ブタクサやヨモギなど、夏から秋にかけて飛散するイネ科・キク科の花粉によるアレルギー性鼻炎は、春のスギ花粉ほど話題にはなりませんが、実際に鼻づまりや目のかゆみ、くしゃみで悩むお子さまは少なくありません。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞といった東武東上線沿線エリアでも、河川敷や公園、通学路の緑地が多いことから、この時期に鼻炎症状を訴える生徒の声を耳にします。「二学期が始まったばかりなのに、授業に集中できていないみたい」「宿題中も鼻をすすってばかりで進まない」――そんな変化に気づいたら、それは怠けではなく体調のサインかもしれません。

なぜ二学期のこの時期に集中力が落ちやすいのか

秋の花粉症・アレルギー性鼻炎の症状は、鼻づまりによる口呼吸や睡眠の質の低下を招きやすく、日中の眠気や集中力低下につながります。二学期が始まったばかりで生活リズムもまだ本調子ではないタイミングと重なると、「勉強に身が入らない」「なんとなくぼんやりしている」といった状態が続きやすくなります。本人は症状をうまく言葉にできず、保護者から見ると単なるやる気の問題に見えてしまうこともあるため、注意が必要な時期です。

  • 鼻づまりで夜眠りが浅くなり、日中の眠気・集中力低下につながっている
  • くしゃみ・鼻水が気になって、勉強や読書に集中しづらくなっている
  • 目のかゆみで画面を見るオンライン授業や映像講義がつらくなっている
  • 本人が症状を「体調不良」として自覚・説明できていない

保護者がやるべきこと・避けたい対応

秋の花粉症は市販薬でも対応できる場合がありますが、症状の程度や体質によって合う薬・合わない薬があるため、症状が続くようであれば自己判断で市販薬を使い続けるより、まずは医療機関に相談することが基本です。家庭でできる範囲のことと、専門家に任せるべきことを分けて考えるとよいでしょう。

  • やってみたいこと:くしゃみ・鼻づまり・目のかゆみが1週間以上続くようなら、早めに医療機関を受診する
  • やってみたいこと:帰宅後にうがい・洗顔・着替えをする習慣で、花粉を家の中に持ち込みにくくする
  • やってみたいこと:寝室の換気や寝具のケアで、就寝中の症状を和らげる工夫をする
  • やってみたいこと:「集中できていない」ことを叱る前に、体調について一言聞いてみる
  • 避けたい対応:症状を訴えても「気のせい」「甘え」として取り合わない
  • 避けたい対応:市販薬を自己判断で長期間使い続け、受診のタイミングを逃す
  • 避けたい対応:集中力低下の原因を体調面から確認せず、勉強量だけを増やそうとする

家庭で取り入れられる具体例

  • 「鼻がつらい時期だから、今日は無理せず短めに区切って勉強しよう」と声をかけ、量より質を意識する
  • 洗濯物や布団を外に干す際は、花粉が付着しやすい時間帯・日を避けるなど、家庭でできる範囲で対策する
  • オンライン授業や映像講義を見るときは、部屋の空気を入れ替えてから始めるひと手間を習慣にする
  • 症状のピークが夜に強まる場合は、就寝前の勉強より夕方の時間帯を有効に使うなど、勉強時間帯を調整する
  • 体調記録を簡単にメモしておくと、受診時に医師へ症状の経過を伝えやすくなる

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、「二学期が始まったばかりだから」と生活面の変化にばかり目を向け、体調面の変化を見落としてしまうパターンです。反対に、症状に気づいていても「そのうち治るだろう」と様子見を続けているうちに、集中力低下や睡眠不足が長引き、二学期最初の定期テストなど大事な場面に影響してしまうケースもあります。また、花粉症の薬には眠気を伴うものもあるため、市販薬を使い始めてから「余計にぼーっとしている」という場合は、薬の種類が合っていない可能性も含めて、医療機関に相談し直すことをおすすめします。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、二学期の始めに「なんとなく集中力が続かない」生徒の中に、実は秋の花粉症やアレルギー性鼻炎が背景にあったというケースは珍しくありません。本人も保護者も「やる気の問題」と捉えてしまいがちですが、体調が整っていなければ、どれだけ勉強時間を確保しても効果は上がりにくいものです。まずは体調を整えることを優先し、無理のない範囲で二学期の学習リズムを作っていっていただければと思います。

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中1数学「比例・反比例」、2学期の新出単元でつまずかないための自宅学習法【2026年秋準備版】

2学期が始まり、中学1年生の数学では「比例・反比例」の単元に入る学校が多くなります。小学校でも「比例」という言葉自体には触れていますが、中学の比例・反比例は「変数x・yを使った式」「座標平面上のグラフ」「比例定数」といった新しい道具立てが一気に増えるため、ここでつまずくと後に続く「一次関数」(中2)や「二次関数」(中3・高校)の理解にも影響してしまいます。今のうちに用語の意味とグラフの描き方をきちんと自宅で固めておくことが、2学期以降の数学を楽にする近道です。

なぜ比例・反関数でつまずく生徒が多いのか

比例・反比例でよくあるつまずきは、大きく分けて「式とグラフのつながりが理解できていない」「比例と反比例の違いが曖昧なまま両方の問題を解こうとしている」の2つです。小学校の比例は「表を見て関係を読み取る」だけで済みましたが、中学では「y=ax」「y=a/x」という式を自分で作り、そこからグラフを描いたり、グラフから式を求めたりする力が求められます。式・表・グラフの3つを行き来しながら理解する必要があるため、どれか1つだけ覚えても得点にはつながりにくい単元です。

押さえるべきポイント

  • 比例は「y=ax」の形、反比例は「y=a/x」の形。まずこの2つの式の形を正確に覚える
  • 「a」は比例定数と呼ばれ、表の中のどの組でも「y÷x」(比例)または「x×y」(反比例)で同じ値になることを利用して求める
  • 比例のグラフは原点を通る直線、反比例のグラフは原点を通らない双曲線(なめらかな曲線が2本)になる、という見た目の違いを図で覚える
  • xの変域に負の数が含まれる問題では、グラフが第3象限(左下)にも伸びることを意識する
  • 文章題では「速さと時間」「単価と個数」など、比例の関係にあるか反比例の関係にあるかを式にする前に日本語で確認する

自宅学習の進め方・チェックリスト

比例・反比例は「解き方を覚える」だけでなく「手を動かしてグラフを描く」練習が定着のカギになります。以下の順番で進めると、式とグラフのつながりが理解しやすくなります。

ステップやること目安時間
1. 用語の確認比例定数・変域・座標・原点など、教科書の太字用語をノートにまとめ直す15分
2. 表からグラフを描く教科書やワークの表を使い、実際に方眼ノートに点を打ってグラフを描く20分
3. 式を立てる練習「xが2倍になるとyも2倍になる」など言葉の説明から、自分でy=axの形の式を作る15分
4. 反比例と比較する同じ問題設定を比例・反比例それぞれで解き、式とグラフの違いを並べて確認する15分
5. 文章題演習速さ・水そう・歯車などの文章題を解き、比例か反比例かを判断する練習をする20分

グラフを描く練習は、教科書の図をなぞるだけでは身につきにくいため、必ず自分の手でノートに座標をとって描くことが大切です。富士見市・ふじみ野市・志木市・川越市・所沢市などのエリアでは、図書館や学習スペースに大きめの机がある場所も多いので、方眼ノートを広げてじっくりグラフを描く時間を確保するのも一つの方法です。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
比例定数aの求め方を丸暗記していて、負の数や分数が出てくると解けなくなる「y÷x=a」という関係を毎回表から自分で確認する習慣をつけ、数字の種類に関わらず同じ手順で求める
比例と反比例のグラフの形を混同してしまう2種類のグラフを同じノートの見開きに並べて描き、「直線か曲線か」を見た目で区別できるようにする
文章題で何が比例の関係にあるかわからず、いきなり式を立てようとして手が止まる式を立てる前に「一方が2倍になったらもう一方はどうなるか」を言葉で説明できるか確認してから式にする
グラフの変域(xの範囲)を無視して直線や曲線を書きすぎてしまう問題文中の変域の条件に必ず線を引き、その範囲だけグラフを描く癖をつける

編集部からのメッセージ

比例・反比例は中学数学の中でも「式・表・グラフ」を結びつけて考える最初の単元です。ここでの理解のしかたが、中2の一次関数、中3・高校の二次関数まで形を変えて使われていきます。2学期が始まったばかりの今、教科書の例題をただ解くだけでなく、実際にグラフを手で描きながら「なぜこの形になるのか」を確認する時間を少しずつ積み重ねてみてください。

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電子辞書とスマホの辞書アプリ、オンライン学習ではどっちを使う?中高生のための正しい使い分け術

オンライン学習が当たり前になった今、「わからない単語が出てきたらどう調べるか」は、多くの中高生が意外と自己流のままにしている部分です。スマホの辞書アプリでサッと調べる子もいれば、昔ながらの電子辞書を使う子もいます。富士見市・ふじみ野市・志木市・川越市・所沢市など東武東上線沿線にお住まいの中高生の家庭でも、「スマホを渡すと調べ物のついでにSNSを見てしまう」「電子辞書は荷物になるので結局使わない」といった悩みはよく聞かれます。辞書は英語長文や古文・漢文の読解、北辰テストや埼玉県公立高校入試の対策にも直結する道具だからこそ、オンライン学習との相性を一度整理しておく価値があります。

なぜ「辞書選び」がオンライン学習の質を左右するのか

  • 調べる手間が学習の継続率を左右する|辞書を開くのが面倒だと、わからない単語を読み飛ばす癖がついてしまう
  • スマホは調べ物とは別の誘惑を連れてくる|通知や他アプリの存在が、集中を途切れさせるきっかけになりやすい
  • 電子辞書は「調べる」以外に寄り道しにくい|専用機ゆえの制約が、結果的に学習への集中を助けることがある
  • オンライン教材との相性も科目によって異なる|動画授業を見ながら調べるのか、紙のテキストを読みながら調べるのかで最適な道具は変わる

電子辞書とスマホ辞書アプリ、それぞれの強み

どちらが優れているというより、目的によって向き不向きがあります。

  • 電子辞書の強み|他アプリに気を取られない/複数辞書を横断検索できるモデルが多い/画面がシンプルで目が疲れにくい/入試本番でも使い慣れた操作感を保てる
  • スマホ辞書アプリの強み|オンライン授業中に画面を切り替えずに調べられる(別端末なら)/音声発音をすぐ確認できる/例文検索や成句検索の機能が豊富なアプリが多い
  • 共通の注意点|どちらも「調べて終わり」にせず、意味をノートに書き留めて振り返る習慣とセットにすることで初めて学習効果が出る

具体的な使い分けの実践法

  1. オンライン授業中の調べ物は「授業端末とは別の道具」で行う|授業を映しているPC・タブレットで検索すると、ブラウザのタブや通知に気を取られやすいため、電子辞書や別端末に調べ物専用の役割を持たせる
  2. 自宅での読解演習・過去問演習は電子辞書を基本にする|入試本番は電子辞書・紙辞書のみ持ち込み可という学校も多いため、日頃から使い慣れておくと本番で戸惑わない
  3. スマホ辞書アプリは「音声確認」「例文検索」に用途を絞る|発音やイントネーションを確認したいときなど、目的を決めて開くことで寄り道を防ぐ
  4. 調べた単語は必ず一元化されたノートに残す|紙のノートでもデジタルノートでも構わないので、辞書と学習記録を別々の場所に放置しない
  5. 定期的に「調べた単語リスト」を見直す時間を作る|週末など決まったタイミングで振り返ることで、調べただけで終わる単語を減らせる

よくある失敗・注意点

  • スマホでの調べ物がSNS・動画に脱線する|辞書アプリを開いたはずが、通知をきっかけに別のアプリへ移動してしまうことがある
  • 電子辞書を「持っているだけ」で使いこなせていない|複数辞書の切り替えや成句検索など、便利な機能を知らないまま単純な単語検索にしか使っていないケースは多い
  • 入試本番のルールを知らずに普段からスマホ頼みになる|学校や試験によって持ち込み可能な辞書の種類は異なるため、志望校の規定は早めに確認しておく
  • 調べて満足し、記憶に定着させる作業を省いてしまう|辞書はあくまで調べる道具であり、覚える工程とセットにしないと同じ単語を何度も調べ直すことになる

編集部からのメッセージ

辞書は毎日何気なく使う道具だからこそ、選び方ひとつでオンライン学習の集中力や効率が変わってきます。「なんとなくスマホで調べている」という家庭は、この機会に電子辞書との使い分けルールを一度話し合ってみてはいかがでしょうか。目的に合った道具を選ぶことは、遠回りに見えて実は学習効果への一番の近道です。

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二学期が始まって1週間――夜型になった生活リズム、家族で早寝早起きに戻す仕組み

二学期が始まって1週間ほどが経ちました。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞といった東武東上線沿線のご家庭でも、「夏休み中に遅くなった就寝時間が、なかなか元に戻らない」という声を耳にする時期です。朝は起こしても布団から出てこない、夜は宿題や部活の疲れもあってスマホをだらだら見てしまい就寝が遅くなる――そんな悪循環に、保護者としてどう向き合えばよいか悩む方も多いのではないでしょうか。

なぜ二学期の今、生活リズムが崩れやすいのか

夏休み中は就寝・起床の時間が多少ずれても、翌日の予定に大きく響くことはありませんでした。しかし二学期が始まると、毎朝決まった時間に登校し、部活や委員会活動、宿題や提出物への対応が重なり、生活リズムを立て直す前に一日の負荷だけが増えてしまいがちです。特に受験学年の場合は、塾や自宅学習の時間も加わり、夜更かしがそのまま定着してしまうケースも見られます。夜型のまま二学期の中盤に入ってしまうと、授業中の集中力低下や体調不良につながりやすく、生活リズムの立て直しは早いうちに取り組んでおきたいテーマです。

  • 夏休み中に遅くなった就寝時間が、二学期に入ってもリセットされていない
  • 部活・宿題・塾が重なり、夜の時間管理が難しくなっている
  • 就寝前のスマホ・ゲームの時間が延びて、寝つきが遅くなっている
  • 朝起きられないことへの叱責が続き、親子ともにストレスになっている

保護者がやるべきこと・避けたい対応

生活リズムを立て直すコツは、「就寝時間だけを厳しく管理する」のではなく、就寝までの流れ全体を見直すことです。子ども本人に任せきりにするのではなく、かといって細かく管理しすぎるのでもなく、家庭としての「仕組み」を一緒に作る意識が大切です。

  • やってみたいこと:起床時間を先に固定し、そこから逆算して就寝時間の目安を子どもと一緒に決める
  • やってみたいこと:就寝の30分〜1時間前はスマホ・タブレットを家族共有の場所に置く時間帯を作る
  • やってみたいこと:夕食・入浴・宿題の順番など、夜の流れをある程度パターン化しておく
  • やってみたいこと:休日も平日との就寝・起床時間の差を大きくしすぎない
  • 避けたい対応:「早く寝なさい」とだけ繰り返し、具体的にどうすればいいかを一緒に考えない
  • 避けたい対応:朝起きられないことを人格否定のような言葉で責める
  • 避けたい対応:保護者自身が夜遅くまで起きていて、子どもにだけ早寝を求める

家庭で取り入れられる具体例

  • 「何時に寝る」ではなく「何時から寝る準備を始める」を決めておくと、実際の就寝時間がずれにくい
  • 寝る前の1週間だけ、家族全員でスマホを同じ場所に置く「充電ステーション」を試してみる
  • 宿題や提出物の管理を、就寝時間を圧迫しないよう夕方のうちに一度確認する時間を作る
  • 朝は光を浴びることを意識し、カーテンを開ける・軽く声をかけるなど、無理なく起きられる工夫をする
  • 週末に生活リズムが崩れた場合も、月曜の朝からリセットできるよう日曜夜だけは意識して早めに区切る

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、「今日から早寝早起き」と急に厳しいルールを設定し、数日で子どもも保護者も疲れてやめてしまうパターンです。生活リズムは一日で変わるものではなく、少しずつ整えていくものです。また、就寝時間ばかりに注目して、そこに至るまでの宿題の量やスマホの使い方といった「原因」に目を向けないと、いくら「早く寝なさい」と言っても改善しません。反対に、体調不良や成績への影響が出るまで生活リズムの乱れを放置してしまうケースもあります。小さな変化のうちに、家族で一度立ち止まって話し合うことが、長引かせないコツです。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、二学期の入り口で「授業中に眠そうにしている」「宿題の質が夏休み前より落ちている」と感じる生徒には、まず生活リズムを尋ねるようにしています。睡眠不足は、本人の努力不足ではなく、単純に生活の仕組みが整っていないだけのことがほとんどです。だからこそ、叱るよりも「一緒に仕組みを作る」という関わり方が効果的です。二学期がまだ序盤のこの時期に、無理のない範囲で生活リズムを見直していただければと思います。

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エビングハウスの忘却曲線でわかる、2学期に差がつく「復習タイミング」の作り方

「昨日覚えた英単語を今日にはもう忘れている」「テスト前に慌てて総復習しても、範囲が広すぎて間に合わない」——こうした悩みの多くは、勉強量そのものより「復習するタイミング」の設計不足が原因です。2学期が始まり新しい単元がどんどん積み上がっていくこの時期こそ、覚えたことを忘れる前に効率よく思い出す仕組みを自宅学習に組み込んでおくと、後々の総復習がぐっと楽になります。この記事では、心理学で知られる「エビングハウスの忘却曲線」の考え方をベースに、中高生が自宅で今日から実践できる復習タイミングの作り方を紹介します。

忘却曲線とは何か、なぜ2学期に意識すべきか

エビングハウスの忘却曲線は、一度覚えた情報が時間とともにどれだけ思い出しにくくなるかを示した古典的な研究として知られています。ポイントは「人は覚えた直後から急速に忘れていくが、適切なタイミングで思い出す作業(復習)を挟むと、その後の忘却スピードが緩やかになる」という点です。1回で完璧に覚えようとするよりも、短い間隔で何度も思い出す方が、結果的に記憶の定着効率がよくなります。2学期は新出単元の授業が毎週のように進み、英単語・漢字・数学の公式・理科社会の用語など、覚えるべき情報量が一気に増える時期です。だからこそ「その日のうちに覚えて終わり」にせず、復習のタイミングをあらかじめ決めておくことが、期末テストや冬以降の入試対策で差がつくポイントになります。

押さえるべきポイント:完璧な暗記より「思い出す回数」

  • 1回の勉強で完璧に覚えようとせず、「ある程度覚えたら次に進み、後日また思い出す」というサイクルを前提にする
  • 復習は教科書やノートを読み返すだけでなく、「見ずに思い出す(テスト形式で確認する)」ことを重視する
  • 復習のタイミングは、自分の記憶力に合わせて多少ずらしてもよいが、「間隔を空けて複数回」という原則は崩さない
  • 暗記系(英単語・漢字・社会の用語)と理解系(数学の解法・理科の原理)で、復習の目的を分けて考える

自宅でできる復習タイミングの作り方・チェックリスト

目安として、次のような間隔で復習を挟むと記憶が定着しやすいといわれています。あくまで一つの目安なので、部活や学校行事の予定に合わせて多少前後させても構いません。

復習のタイミングやることかける時間の目安
覚えた当日の寝る前その日に習った内容を見ずに思い出せるか、頭の中でざっと確認する5〜10分
翌日ノートや単語帳を見ずにテスト形式で確認し、間違えたところに印をつける10〜15分
3日後前回間違えた項目を中心に、再度テスト形式で確認する10分
1週間後その週に習った範囲をまとめて振り返り、まだ曖昧な項目を洗い出す15〜20分
2週間後〜定期テスト前曖昧な項目だけを重点的に総復習し、抜けをつぶす状況に応じて調整

実践する際は、その日に覚えた内容を短いメモやチェックリストに残しておくと、後で「何を復習すればよいか」がひと目でわかります。スマホのメモアプリでもノートの隅でも構わないので、「今日覚えたこと」を可視化する習慣をセットで作っておくと、復習のタイミングを逃しにくくなります。富士見市・ふじみ野市・志木市・川越市・所沢市などのエリアには自習室のある図書館や学習スペースもあるため、平日の隙間時間や休日にまとめて復習する場所として活用するのもひとつの方法です。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
復習のタイミングを決めずに、気が向いたときだけ見返しているその日に覚えた内容を必ずメモに残し、翌日・3日後・1週間後の予定にあらかじめ組み込んでおく
復習のたびに教科書やノートを最初から読み直し、時間がかかりすぎる復習は「読み返す」のではなく「見ずに思い出す」ことを基本にし、思い出せなかった部分だけ確認する
部活や行事で忙しく、復習の予定が丸ごと飛んでしまう1日休んでも翌日に必ず再開し、間隔が空いた分は無理に詰め込まず範囲を絞って再スタートする
暗記系も理解系も同じやり方で復習しようとして効率が落ちている暗記系はテスト形式での反復、理解系は「なぜその解き方になるか」を自分の言葉で説明できるかを確認する

編集部からのメッセージ

復習タイミングの設計は、特別な教材や長時間の勉強を必要とするものではなく、「いつ思い出すか」をあらかじめ決めておくだけで始められる工夫です。2学期が始まったこのタイミングで、その日に覚えたことを翌日・3日後・1週間後に思い出す小さな習慣を一つずつ積み重ねてみてください。定期テストや模試の前にまとめて覚え直す負担が減り、日々の自宅学習にも余裕が生まれていくはずです。

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秋の模試ラッシュに申込み忘れ・日程かぶりで慌てない|オンラインで受験票・スケジュールを一括管理する方法

9月に入ると、北辰テストや大手予備校の全国模試、志望校別の実力テストなど、秋は模試の予定が一気に集中する時期です。富士見市・ふじみ野市・志木市・川越市・所沢市など東武東上線沿線に住む中高生の家庭でも、複数の模試を掛け持ちする受験生は少なくありません。申込の多くはオンラインで完結する一方、締切日・会場・受験票の受け取り方法は模試ごとにバラバラで、「気づいたら申込期限を過ぎていた」「模試の日程と学校行事が重なっていた」という失敗が起きやすい時期でもあります。

なぜ秋は模試の管理が煩雑になるのか

  • 模試の種類が一気に増える|北辰テスト、予備校の全国模試、志望校別の実力テストなどが同時期に重なりやすい
  • 申込方法・締切が模試ごとに違う|オンライン申込、学校経由での取りまとめ、郵送など方式がバラバラ
  • 受験票の受け取り方が統一されていない|メール添付、マイページからの印刷、自宅への郵送など模試によって異なる
  • 学校行事と重なりやすい|文化祭の代休や体育祭の練習期間などと模試の日程がぶつかることがある
  • 誰が申込むかが曖昧になりがち|保護者と本人のどちらが手続きするか決めておかないと、二重に申し込んだり誰も申し込んでいなかったりする

押さえるべきポイント

  • 「申込締切」と「試験日」を最初に分けて把握する|混同すると、実際は締切が過ぎているのに試験日はまだ先だと思い込んでしまう
  • 受験票の確認方法を事前に把握しておく|メールで届くのか、マイページから自分で印刷するのか、模試ごとに確認しておく
  • 会場までのアクセスを事前に調べておく|最寄り駅・所要時間・当日の集合時間を、直前ではなく申込段階で一度確認しておくと安心
  • 家庭内で役割分担を決める|申込・受験票の管理・当日の送り出しなど、誰が何を担当するかを最初に決めておく
  • キャンセル・振替のルールも確認しておく|体調不良などで受けられない場合の対応は、模試によって異なるため申込前に確認する

具体的な実践方法:申込からスケジュール管理までの手順

  1. 家族共有カレンダーに「申込締切日」をまず登録する|試験日より先に、申込締切だけを先にカレンダーへ入れておくと見落としを防ぎやすい
  2. 申込が完了したら試験当日の予定も同じカレンダーに追加する|集合時間・会場名・持ち物メモも一緒に書いておくと当日慌てない
  3. 受験票が届いたらスクリーンショットやPDFを家族で見られる場所に保存する|メールの中に埋もれさせず、すぐ取り出せる場所にまとめておく
  4. 試験1週間前に「会場・持ち物・集合時間」を再確認する|リマインダー機能を使って、直前に確認するタイミングを自動化しておくと安心
  5. 模試終了後は「結果返却予定日」もカレンダーに登録しておく|結果が届いたタイミングで、その週のオンライン学習の見直しに活用しやすくなる

注意点・よくある失敗

  • 申込締切と試験日を勘違いする|「まだ余裕がある」と思っていたら、実は申込締切のほうがすでに近いというケースは多い
  • 複数の模試を同じ日に申し込んでしまう|家族カレンダーで一元管理していないと、後から日程の重複に気づくことがある
  • 受験票をメールの中に埋もれさせてしまう|当日の朝に探して見つからず、慌てて再発行手続きをする羽目になることがある
  • 会場までの経路確認を前日にする|初めて行く会場は、駅からの道のりや所要時間を事前に確認しておかないと当日の時間配分が崩れやすい
  • 結果が返ってきても見ないまま放置する|せっかくの模試も、結果を学習計画に反映させなければ受けた意味が薄れてしまう

編集部からのメッセージ

模試そのものの対策も大切ですが、秋のようにいくつもの模試が重なる時期は、申込・受験票・日程管理といった「事務的な部分」でのつまずきが、思わぬ機会損失につながることがあります。オンラインで手続きが完結する分、家族での情報共有さえ整えておけば、申込み忘れや日程かぶりはかなり防げます。2学期が本格化するこのタイミングで、一度家庭のスケジュール管理の仕組みを見直してみてはいかがでしょうか。

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9月1日は「防災の日」――もしもの休校・停電に備えて、家庭でできる学習継続プラン

9月1日は「防災の日」です。夏の台風シーズンがまだ続くこの時期、富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞といった東武東上線沿線のご家庭でも、防災訓練のお知らせや備蓄品のチラシを目にする機会が増えているのではないでしょうか。ただ、防災というと「非常食」「避難所」といった話が中心になりがちで、受験生や中高生がいる家庭にとって案外見落とされやすいのが「もし休校や停電になったとき、勉強はどうするか」という視点です。二学期が本格的に動き出したこの時期だからこそ、一度家庭で話し合っておきたいテーマです。

なぜ今、学習面の防災を考えるタイミングなのか

台風や大雨による休校・下校時刻の繰り上げは、二学期に入ってからも起こり得ます。すでに今年の夏も、台風接近で外出を控えた家庭は少なくなかったはずです。停電やネット回線の不調が起きれば、オンライン授業や映像講義、スマホでの学習アプリが一時的に使えなくなることもあります。受験生にとって数日の学習の遅れが致命的というわけではありませんが、「予定していた勉強ができなかった」ことへの焦りや、生活リズムの乱れが積み重なると、思った以上に気持ちの負担になります。防災の日をきっかけに、学習面でも「もしものとき」を軽く想定しておくと、いざというときに慌てずに済みます。

  • 台風・大雨シーズンはまだ続いており、休校や早めの下校は今後も起こりうる
  • 停電・通信障害が起きると、オンライン授業や映像講義、学習アプリが一時的に使えなくなる
  • 「勉強ができなかった日」が続くと、子どもも保護者も焦りやすくなる
  • 防災訓練のタイミングは、学習面の備えについて家族で話す自然なきっかけになる

保護者がやるべきこと・避けたい対応

大がかりな準備は不要です。「電気やネットが使えなくても、最低限これだけはできる」という状態を家庭で共有しておくことが目的です。一方で、不安から過剰に予定を詰め込んだり、逆に「非常時だから仕方ない」と学習のことを一切考えないようにしたりするのは、どちらも極端になりがちです。

  • やってみたいこと:印刷したプリントや紙の問題集など、電気がなくても取り組める教材を手元に用意しておく
  • やってみたいこと:スマホやタブレットの充電を切らさないよう、モバイルバッテリーを家族で共有できる場所に置いておく
  • やってみたいこと:休校になった場合の一日の過ごし方を、事前に軽く子どもと話しておく
  • やってみたいこと:塾やオンライン授業が休講・振替になった場合の連絡手段を確認しておく
  • 避けたい対応:非常時にまで細かい学習計画を立てさせ、子どもにプレッシャーをかける
  • 避けたい対応:「今日は勉強できなかったからダメ」と、状況を考慮せず結果だけで叱る
  • 避けたい対応:防災の話を煽りすぎて、必要以上に子どもを不安にさせる

家庭で取り入れられる具体例

  • 防災の日をきっかけに、家族で「もし今日から3日間停電したら」を軽く話し合ってみる
  • 普段使っている問題集やテキストのうち、紙で手元にあるものを一目でわかるようにまとめておく
  • スマホの学習アプリで進めている内容は、定期的に紙にメモを残すなど、オフラインでも振り返れる工夫をしておく
  • 非常持ち出し袋を見直すタイミングで、モバイルバッテリーや懐中電灯と一緒に、筆記用具や単語帳など軽い学習グッズも入れておく
  • 休校になった日は「無理に普段通りの勉強量をこなす」のではなく、軽めの復習や読書など、負担の少ない過ごし方を選択肢として用意しておく

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、防災用品は揃えていても、学習面のことは「そのときになったら考えればいい」と後回しにしてしまうケースです。実際に休校や停電になると、子ども自身も「今日はどうすればいいのか」と落ち着かず、結局スマホを眺めて過ごすだけになってしまうことも少なくありません。反対に、非常時にまで平常運転を求めすぎると、子どもは「災害のときくらい休みたい」という気持ちと「勉強しなければ」という焦りの板挟みになり、余計に疲れてしまいます。大切なのは、完璧な学習継続を目指すことではなく、「最低限これだけはできる」という小さな安心を用意しておくことです。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、台風や悪天候で授業が急に変更になる場面はこれまでも何度もありました。そのたびに感じるのは、事前に「こういうときはこうする」という約束事を家庭と共有できていると、子どもも保護者も驚くほど落ち着いて対応できるということです。防災の備えというと構えてしまいがちですが、学習面ではほんの少しの準備で十分です。防災の日を機に、ご家庭で一度、もしものときの過ごし方について話す時間を持っていただければと思います。

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高1・高2数学「三角比・数列・ベクトル」、2学期の新出単元でつまずかないための自宅学習法【2026年秋準備版】

2学期が始まると、高1では「三角比」、高2では「数列」や「ベクトル」といった新しい単元が本格的に始まります。これらの単元は、1学期までの内容とはやや違った考え方を求められるため、最初のつまずきをそのままにしておくと、定期テストだけでなく模試の点数にも響きやすい範囲です。今回は、埼玉県内の高校に通う高1・高2生を対象に、これらの新出単元を自宅でどう学習していけばよいかを整理します。

なぜ2学期の数学でつまずく生徒が増えるのか

三角比・数列・ベクトルは、それまでの「式を計算して答えを出す」という感覚だけでは対応しづらく、図形のイメージや規則性の発見、ベクトルの向き・大きさといった新しい見方を身につける必要があります。授業のスピードは1学期とほぼ変わらないため、最初の数回の授業でイメージがつかめないまま進んでしまうと、そこから先の内容が積み上がっていかず、定期テスト前になって一気に苦手意識が強まってしまうケースが少なくありません。2学期の早い段階で「わかったつもり」を防ぎ、こまめに理解を確認しておくことが重要です。

単元ごとのつまずきやすいポイント

単元対象学年の目安つまずきやすいところ
三角比高1sin・cos・tanの定義を暗記だけで済ませてしまい、図の中でどの辺の比を表しているかが結びついていない
数列高2等差数列・等比数列の公式は覚えていても、一般項を自分で立式する練習が不足している
ベクトル高2成分計算はできても、図形の中でベクトルの向き・大きさを捉える感覚が身についていない

共通して言えるのは、「公式を覚える」段階と「公式を使って自分で立式する」段階の間にギャップがあるということです。教科書の例題をそのまま解けても、問題の設定が少し変わると手が止まってしまう生徒が多いのは、この立式の練習が不足しているためです。

自宅でできる学習手順・チェックリスト

  • ステップ1:新しい単元に入ったら、その日のうちに教科書の例題を自分の手で解き直し、公式を導く過程まで確認する
  • ステップ2:三角比は、教科書の図を自分でノートに書き写しながら、どの辺がどの比にあたるかを毎回確認する習慣をつける
  • ステップ3:数列は、公式を覚える前に「具体的な数を並べて規則を見つける」練習を先に行い、その後で公式と結びつける
  • ステップ4:ベクトルは、成分計算の問題と図形問題を必ずセットで解き、計算結果と図のイメージを一致させる
  • ステップ5:1週間分の授業内容を、週末に30分ほど使ってまとめて解き直し、理解が抜けている部分を早めに見つける

1回30分〜45分程度を目安に、平日は当日習った範囲の解き直し、休日は1週間分のまとめ演習という形でリズムを作ると、無理なく続けやすくなります。ふじみ野市・富士見市・志木市・川越市・所沢市などのエリアには自習スペースのある図書館もあるため、まとまった時間で週末の解き直しをしたいときに利用するのもひとつの方法です。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
公式を丸暗記するだけで、図や具体例と結びつけていない公式を使う前に、必ず図を描く・具体的な数を当てはめるという一手間を習慣にする
わからないところをそのままにして次の授業に進んでしまうその日のうちに教科書やノートを見返し、理解できていない箇所を付箋などで残しておく
基本問題は解けるが、応用問題になると手が止まる基本問題を解いたら、必ず類題を1〜2問追加で解き、パターンの幅を広げておく
定期テスト前にまとめて詰め込もうとして間に合わない2学期の早い段階から週末の復習を積み重ね、テスト前は総仕上げに専念できる状態を作る

編集部からのメッセージ

三角比・数列・ベクトルは、どれも最初のイメージづくりさえ丁寧に行えば、その後は着実に得点源にしやすい単元です。2学期が始まったこのタイミングで、「公式を覚える」だけで終わらせず、図や具体例と結びつけながら理解を積み重ねていく学習を意識してみてください。わからないところを溜め込まず、その週のうちに解消していく習慣が、定期テストや模試の結果にもつながっていきます。

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学校のタブレット・Chromebookが動かない!GIGAスクール端末トラブル時にオンライン学習を止めない備え方

2学期に入ると、学校から配布されたタブレットやChromebookを使って課題に取り組んだり、授業の連絡を確認したりする機会がぐっと増えます。一方で、個別指導や映像授業、学習記録アプリといった家庭で選んだオンライン学習は、多くの場合、家庭のPCやタブレットを使って進めています。この「学校配布端末」と「家庭の学習用デバイス」は本来別物ですが、いざ学校の端末が起動しない・充電できない・アップデートで固まったといったトラブルが起きたとき、家庭での学習まで一緒に止まってしまう家庭は少なくありません。富士見市・ふじみ野市・志木市・川越市などでGIGAスクール端末を日常的に使っている中高生の家庭では、学校端末と家庭の学習環境を切り分けて考えておくことが、学習の継続力に直結します。

学校配布端末と家庭の学習環境、なぜ切り分けが必要か

  • 学校配布端末は「学校のもの」|設定変更やアプリの追加インストールに制限がかかっていることが多く、家庭のルールだけでは解決できないトラブルもある
  • 故障・不具合の連絡先が学校になる|家庭で分解したり初期化を試みたりすると、かえって対応が遅れることがあるため、まずは学校への連絡が基本になる
  • 個別のオンライン学習は端末を選ばないことが多い|映像授業や個別指導の多くはブラウザやアプリで完結するため、学校端末が使えなくても家庭のPC・タブレット・スマホで代替できる場合が多い
  • アカウントが端末と紐づいていることがある|学校配布のアカウントでログインする教材は、端末が変わるとログインし直しが必要になることがある

トラブルが起きる前に押さえておきたいポイント

  • 学校の連絡先・故障時の手順を家族で把握しておく|「壊れたらどこに、誰が連絡するか」を事前に確認しておくと、いざというときに慌てずに済む
  • 充電・持ち帰りルールを守る|前日の充電忘れや、学校への持ち帰り忘れは、家庭でのルーティン化で防ぎやすいトラブルの代表例
  • 家庭のオンライン学習は端末を1台に依存させない|個別指導や映像授業のログイン情報を、家庭のPC・タブレット・スマホのいずれからでも使えるように整理しておく
  • ID・パスワードの控えを家庭でも保管する|学校配布アカウントと、個別のオンライン学習で使うID・パスワードは別物として、それぞれ分かる場所に控えておく

具体的な実践方法:トラブル発生時の動き方

  1. 症状を簡単にメモする|「電源が入らない」「特定のアプリだけ固まる」「アップデート中に止まった」など、状況を一言メモしておくと学校への説明がスムーズになる
  2. 学校のルールに沿って連絡する|多くの学校では担任やICT担当への連絡フローが決まっているため、まずは学校の指示に従う
  3. 個別のオンライン学習は家庭のデバイスに切り替える|個別指導や映像授業は、家庭のPC・タブレット・スマホからログインし直して継続する
  4. その日の学校の課題は「後で確認するリスト」に書き出す|端末復旧後に確認すべき連絡・提出物を書き出しておけば、復旧後の確認漏れを防げる
  5. 復旧後は設定・ログイン状態を確認する|初期化やアップデートが入った場合、必要なアプリやブックマークが消えていないか一度確認する

注意点・よくある失敗

  • 家庭で分解・改造を試みる|学校の資産である端末を家庭で分解・改造すると、保証や修理対応に影響することがあるため避ける
  • 個人のアプリやデータを大量に入れてしまう|学校配布端末に私的なアプリ・データを入れすぎると、初期化や返却時にトラブルの元になる
  • 端末が使えない間、学習自体を丸ごと止めてしまう|学校の課題確認はできなくても、個別指導や映像授業は家庭のデバイスで継続できることが多いので、区別して考える
  • パスワードを忘れて誰も分からなくなる|家族の誰か一人しか把握していないと、その人が不在のときに何も動けなくなるため、控えは家庭内で共有しておく

編集部からのメッセージ

学校配布の端末はあくまで学校の課題や連絡のためのツールであり、家庭で選んだオンライン学習とは本来別のラインです。この2つを普段から切り分けて考えておくことで、どちらか一方にトラブルが起きても、学習全体が止まってしまう事態を防ぎやすくなります。2学期が本格化するこの時期に、一度家庭のデバイス構成と学習ツールの関係を確認してみてはいかがでしょうか。

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二学期は日が暮れるのが早い――下校時の安全と生活リズム、家庭で見直したい2つのこと

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞など東武東上線沿線でも、8月末から9月にかけては、夕方の空気が少しずつ変わってくる時期です。真夏は19時を過ぎてもまだ明るかったのに、二学期が始まる頃には、部活や塾を終えて駅を出る頃にはもう薄暗い――そんな変化に、ふと気づいた保護者の方も多いのではないでしょうか。日照時間の変化は、子どもの下校時の安全と、体のリズムの両方に静かに影響します。今のうちに家庭で少し見直しておきたいポイントをまとめました。

なぜ今、日没の早まりが気になる時期なのか

夏至を過ぎてから日没はゆるやかに早まり続けていますが、体感として「暗くなるのが早い」とはっきり感じ始めるのは、ちょうど二学期が始まるこの時期です。部活の練習時間や塾の授業時間は夏休み中とほとんど変えていないご家庭も多く、「同じ時間に家を出たのに、帰るときはもう暗い」という状態になりやすいのが、この季節の特徴です。加えて、日照時間が短くなると体内時計にも影響が出やすく、なんとなく眠くなるのが早まったり、朝の目覚めがすっきりしなかったりする子も出てきます。安全面と体調面、両方の観点から、二学期のこの時期は生活時間を一度見直しておきたいタイミングといえます。

  • 夏休み中の感覚のまま、下校・帰宅の時間帯を変えていない家庭が多い
  • 17〜18時台には薄暗くなり始め、駅から自宅までの道が見えにくくなる
  • 暗くなる時間の変化は毎日少しずつなので、気づいたときには結構進んでいる
  • 日照時間の変化は体内時計にも影響し、眠気や集中力のムラにつながることがある

保護者がやるべきこと・避けたい対応

大がかりな対策は必要ありませんが、「暗くなるのが早まった」という前提で、下校ルートと時間の感覚を親子で共有しておくことが安心につながります。一方で、心配のあまり行動を制限しすぎると、子どもの自立心や友人関係の面でかえって窮屈になってしまうこともあります。

  • やってみたいこと:塾や部活の終わる時刻に対して、実際にどのくらい暗いか一度一緒に確認してみる
  • やってみたいこと:人通りの少ない道を避けたルートを、押しつけでなく一緒に相談して決める
  • やってみたいこと:反射材つきの持ち物やライト付きの鍵カバーなど、負担の少ない安全対策を取り入れる
  • やってみたいこと:帰宅予定時刻を軽くLINEなどで共有できる習慣を、監視ではなく安心のためとして提案する
  • 避けたい対応:「もう暗いから」と、事前の相談なく急に門限や外出のルールを厳しくする
  • 避けたい対応:友人と一緒の下校まで細かく管理し、過干渉と受け取られてしまう
  • 避けたい対応:眠気や集中力の低下を「やる気の問題」と決めつけ、生活リズムの変化を見逃す

家庭で取り入れられる具体例

  • 週末など時間のあるときに、子どもと一緒に実際の下校時刻に最寄り駅から自宅までの道を歩いてみて、暗さや人通りを確認する
  • 玄関先や自転車に、目立ちにくくない範囲で反射材やライトを追加しておく
  • 夕方以降に予定を入れるときは、できるだけ明るいうちに移動を済ませられるよう、家族で軽くスケジュールを共有しておく
  • 「最近ちょっと眠そうだね」と感じたら、勉強量より先に就寝・起床の時刻がずれていないか振り返ってみる
  • オンライン学習や自宅学習の時間帯を、日没後で集中しやすい時間に少しずつ調整してみる

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、「去年の今頃も同じくらい暗かったはず」と感覚だけで判断し、実際の状況を確認しないまま過ごしてしまうケースです。子どもの通学ルートや所属する部活・習い事のスケジュールは学年が上がるごとに変わるため、去年は問題なかった道や時間帯が、今年は事情が違っていることもあります。反対に、心配が先に立って細かくルールを決めすぎると、子どもが「言い出しにくいから黙って隠れて行動する」ようになってしまうこともあります。ルールを一方的に決めるのではなく、なぜ心配なのかを共有したうえで、子ども自身にも考えてもらう関わり方が、無理のない安全対策につながります。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、二学期の半ばになって「最近なんだか元気がない」「授業中に眠そう」といった相談をいただくことが増えます。話を聞いていくと、部活や塾で帰宅が遅くなり、暗い中の移動に気を張ることで疲れがたまっていたり、日照時間の変化で寝つきが悪くなっていたりすることも少なくありません。学習面のサポートも大切ですが、まずは安心して帰宅でき、しっかり眠れる環境を整えることが、二学期を通して安定した学習を続けるための土台になります。季節の変化に合わせて、少しずつ生活のリズムを整えていただければと思います。

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