英語の「読む」「聞く」は進んでいるのに、英作文になると手が止まるという中高生は少なくありません。英作文は自分で書いた答案を自分で採点しにくいため、一人で練習しても「合っているのか分からない」まま終わりがちです。この記事では、オンライン学習の道具を活用しながら、英作文を一歩ずつ伸ばす方法をまとめます。
なぜ英作文は「練習しているのに伸びにくい」のか
理由の多くは、書きっぱなしになっていることです。書いた英文の間違いに気づけなければ、同じ誤りを繰り返します。主な原因は次の3つです。
- 添削されない:自分では正しいと思った英文が、実は文法ミスだらけ
- 日本語から直訳しようとする:難しい表現を使おうとして、文が組み立てられなくなる
- 書く量が足りない:週に1回、長い文を1本書くだけでは慣れない
埼玉県の公立高校入試でも、英語では英文を自分で書く形式の問題が出題されることが多いと言われます。ただし出題の形式や配点は年度で変わる場合があるため、最新の傾向は県教育委員会や学校の公式発表、過去問で必ず確認してください。
まず押さえたい「書ける英文」の土台3つ
- 基本の5文型と時制:現在・過去・未来、現在完了までを間違えずに使える
- よく使う型の暗記:「I think that ~」「I want to ~」「because ~」など、意見や理由を述べる型を10個ほど
- 知っている単語だけで書く習慣:難しい単語を探さず、中学で習った語で言い換える
「書きたい日本語」をそのまま訳すのではなく、簡単な日本語に言い換えてから英語にするのがコツです。たとえば「利便性が高い」は「べんりだ」に置き換えれば、It is useful. で済みます。
オンラインで進める英作文の練習手順
次の流れを1セットとして、週に2〜3回まわしてみてください。1回あたり15〜20分程度が目安です。
- お題を決める:「好きな季節とその理由」「学校行事の感想」など、身近な話題を1つ選ぶ
- 3文〜5文で書く:「意見→理由→具体例」の順に、短い文でつなぐ
- 見直しチェックをする:主語と動詞があるか、時制、単数・複数、スペルを確認する
- 添削を受ける:先生に画像やテキストで送る、校正機能のあるツールで確認するなど、第三者の目を入れる
- 直した英文を書き写して音読する:訂正後の文を3回声に出して、型として覚える
- 間違いを記録する:「三単現のs抜け」などをノートに分類し、次回の見直しに使う
AIツールで文法チェックをする場合は、直された英文をそのまま使うのではなく、なぜ直されたのかを自分で説明できるかを確認しましょう。答えを写すだけでは力になりません。
よくある失敗と注意点
- 長く書こうとして崩れる:まずは短く正確な英文を優先する
- 和訳アプリに頼りきる:出てきた英文を、自分が使いこなせるとは限らない
- 添削後に見直さない:赤字を見て満足し、同じ間違いに戻る
- スペルミスを軽く見る:入試では減点の対象になりうるため、頻出語は書いて覚える
- 制限時間を意識しない:本番を想定して、最後は時間を計って書く
また、受験学年の人は、北辰テストの英語の結果から、英作文で失点しているのか、他の分野なのかを切り分けると、練習の優先順位をつけやすくなります。
編集部からのメッセージ
英作文は「センスのある人が書けるもの」ではなく、型を覚えて、書いて、直すを繰り返せば確実に伸びる分野です。まずは今日、3文の英文を書いて、見直しチェックを1回してみてください。その小さな一歩が、入試本番で白紙を出さない力につながります。
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