夏休み明け、「学校に行きたくない」と子どもが言ったら――保護者にできる対応

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞など東武東上線沿線の学校でも、まもなく二学期が始まります。長い夏休みのあと、朝になって「学校に行きたくない」「お腹が痛い」と子どもが言い出し、戸惑った経験のある保護者は少なくありません。夏休み明けは、生活リズムの変化や友人関係の不安、勉強の遅れへの焦りなどが重なり、子どもの心身に変化が出やすい時期だとよく言われます。ここでは、そうした場面で保護者がどう受け止め、どう動けばよいかを整理します。

なぜ夏休み明けは「行きたくない」が出やすいのか

夏休み中は学校という枠組みから離れ、自分のペースで過ごせる時間が続きます。それが二学期になると、決まった時間に起き、集団の中で過ごし、友人関係や部活動、勉強の進度にも向き合わなければならなくなります。この切り替えの負荷が、大人が思う以上に子どもにとって大きいことがあります。特別なきっかけがなくても、環境の変化そのものが「行きたくない」という気持ちにつながることは珍しくありません。

  • 生活リズムが乱れたまま、急に朝型の学校生活に戻すことへの負担
  • 夏休み前の友人関係が二学期にどう変わっているかへの不安
  • 夏休みの課題や勉強の遅れを感じ、周りに置いていかれる焦り
  • 部活動の大会結果や進路の話題が増え、プレッシャーを感じやすい時期であること

保護者がやるべきこと・避けたい対応

「行きたくない」という言葉が出たとき、すぐに理由を問い詰めたり、逆に「気のせいだから行きなさい」と押し切ったりすることは、どちらも子どもをさらに追い込んでしまうことがあります。まずは気持ちを受け止める姿勢が大切です。

  • やってみたいこと:「行きたくないんだね」とまず気持ちをそのまま受け止める
  • やってみたいこと:体調不良を訴える場合は、まず身体の状態を確認し、無理に理由を聞き出そうとしない
  • やってみたいこと:一日休むこと自体を大きな失敗と捉えず、様子を見ながら数日単位で状況を見守る
  • やってみたいこと:様子が数日以上続く、食欲や睡眠にも変化が見られるなど気になる点があれば、早めに担任やスクールカウンセラーに相談する
  • 避けたい対応:「みんな行っているのに」「甘えている」など、他人と比較したり気持ちを否定したりする言葉をかける
  • 避けたい対応:理由を根掘り葉掘り聞き出そうとし、子どもを問い詰めてしまう
  • 避けたい対応:一度休んだことを引きずり、その後も繰り返し話題に出してしまう

家庭で取り入れられる具体例

  • 始業式の数日前から、起床・就寝の時間を少しずつ学校生活に近づけておく
  • 「行く・行かない」を白黒で決めず、「今日は午前中だけ」「保健室に相談してみる」など小さな選択肢を用意する
  • 学校の話だけでなく、夏休みの楽しかった出来事や好きな話題で会話の時間をつくり、家が安心できる場所だと感じられるようにする
  • 気になる様子が続く場合は、担任・スクールカウンセラー・自治体の教育相談窓口など、家庭以外の相談先も選択肢として持っておく

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、初日に「休ませてしまった」ことへの焦りから、翌日以降は多少無理をしてでも登校させようとしてしまうケースです。子ども自身がまだ気持ちの整理をつけられていない段階で無理に背中を押すと、かえって学校への抵抗感が強まってしまうことがあります。逆に、心配のあまり必要以上に先回りして学校や友人関係に介入してしまうと、子どもが「自分で何とかする力」を発揮する機会を奪ってしまうこともあります。どちらの場合も、子どものペースを見ながら、家庭だけで抱え込まずに学校とも情報を共有していくことが、長引かせないための一歩になります。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、夏休み明けに元気がない様子を見せる生徒は毎年一定数います。多くの場合、数日から数週間かけて少しずつ学校生活のリズムに戻っていきますが、その過程で保護者が「行けない自分はダメだ」と子どもに思わせないよう関わることが、回復の後押しになります。「行きたくない」という言葉は、子どもが出せている数少ないSOSのひとつと捉え、責めるのではなく一緒に考える姿勢で受け止めてみてください。気になる状態が続くときは、一人や家庭だけで判断せず、学校や専門の相談窓口を頼ることも、子どもを守るための大切な選択です。

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高3・2学期からの「過去問演習」スタートガイド|共通テスト・二次試験、いつから何年分解く?【2026年秋準備版】

夏休みで基礎固めを終えた高3生にとって、2学期は「過去問演習」を本格化させる時期です。共通テストまでの残り日数が徐々に意識され始める一方で、志望校の二次試験(個別学力検査)対策も並行して進めなければなりません。しかし「いつから」「何年分」「どの順番で」過去問を解けばよいのか、自己流のまま始めてしまい、効果が半減しているケースも少なくありません。この記事では、高3生が自宅で過去問演習を計画的に進めるための考え方を整理します。

なぜ2学期からの過去問演習が重要なのか

過去問は単なる「問題演習」ではなく、志望校・試験の出題傾向、時間配分、そして今の自分の実力と目標との差を測るための材料です。夏休み中に基礎知識のインプットを一通り終えていても、実際の試験形式に慣れていなければ、本番で時間が足りなくなったり、見慣れない出題形式に戸惑ったりすることがあります。2学期は学校の授業も入試を意識した内容に移行していくため、平日の学習時間は限られます。だからこそ、限られた時間の中で「何を優先して過去問にあてるか」を早い段階で決めておくことが、直前期の詰め込みを防ぐことにつながります。

過去問演習で押さえるべき3つのポイント

ポイント具体的な内容
目的を分けて考える「出題傾向を知るための1周目」「時間を計って実力を測る演習」「本番直前の総仕上げ」を混同せず、時期ごとに目的を切り替える
共通テストと二次試験のバランスマーク式中心の共通テストと、記述・論述中心の二次試験では対策の方向性が異なる。志望校の配点比率を踏まえ、2学期のうちにどちらに重心を置くか大まかな方針を決めておく
古い年度の出題傾向変化に注意制度変更や出題傾向の見直しが行われている場合があるため、あまりに古い年度の過去問を解く際は、最新の出題範囲・形式と異なる可能性がある点を踏まえておく

時期別・教科別の進め方チェックリスト

  • 9月:まず共通テスト・志望校の過去問を1年分、本番同様に時間を計って解いてみる。得点そのものよりも「時間配分」「解く順番」「苦手分野」を洗い出すことが目的
  • 10〜11月:週1〜2年分程度のペースで演習を継続し、模試の結果とあわせて弱点分野を復習する。得意教科は共通テスト形式、苦手教科は基礎に戻る時間も確保する
  • 12月:共通テスト本番が近づくため、共通テスト形式の演習比率を高める。二次試験対策は年明け以降に本格化させる学校・受験生が多いが、記述力が必要な教科は年内から少しずつ触れておくと安心
  • 演習年数の目安:共通テストは最新の数年分を繰り返し解き直す、志望校の二次試験は3〜5年分を目安にするなど、あくまで目安として自分の状況に合わせて調整する

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など東武東上線沿線の図書館や自習室は、9月以降の夜も比較的空いていることが多く、まとまった時間で過去問1年分を通しで解く場所として活用しやすい環境です。自宅では区切りにくい「本番同様の時間管理」を意識したい日は、こうした場所を使い分けるのも一つの方法です。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
解きっぱなしで復習が後回しになる間違えた問題・時間が足りなかった問題を1冊のノートにまとめ、週末にまとめて解き直す時間を先に予定として確保しておく
いきなり難しい年度から始めて自信を失う最初は標準的な難易度の年度から始め、慣れてきたら難易度の高い年度に進むなど、順番を工夫する
過去問ばかりに時間を使い、基礎の抜けが放置される過去問演習の日と、基礎知識・公式の総復習にあてる日を1週間の中であらかじめ分けておく
一人で計画を立てて方向性がずれる学校の先生や塾の講師に演習ペースや年度の選び方を定期的に相談し、進捗を客観的に確認してもらう

編集部からのメッセージ

過去問演習は、量をこなすこと自体が目的になってしまうと、かえって復習が疎かになり効果が薄れてしまいます。「何のために今この年度を解くのか」を意識しながら、2学期のうちに自分なりのペースをつかんでおくことが、直前期に落ち着いて過ごすための土台になります。まずは1年分、時間を計って解いてみるところから始めてみてください。

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オンライン授業を休むときの連絡マナー|体調不良・行事疲れで困らない伝え方と文例

9月は気温差や行事の疲れから体調を崩しやすく、急な発熱や頭痛でオンライン授業を休みたい、あるいは遅刻しそうという場面が増える時期です。教室に通う対面授業と違い、オンライン授業は「画面の前にいないと気づかれにくい」ため、連絡をどうすればよいか迷う生徒・保護者は少なくありません。連絡なしで欠席したり、直前の連絡で慌てたりすると、担当講師との信頼関係にも影響します。この記事では、オンライン授業を休む・遅刻するときの連絡マナーと、そのまま使える文例を紹介します。

なぜオンライン授業の欠席連絡は重要なのか

  • 講師側は「見えない」ことに気づきにくい|対面と違い、生徒が今どういう状態かが講師には分かりにくく、連絡がないと単純な接続トラブルなのか欠席なのか判断できない
  • 連絡は社会性を身につける練習にもなる|大人になってからも欠席・遅刻の連絡は必要な場面が多く、中高生のうちから適切な伝え方を身につけておくことは将来にも役立つ
  • 振替・録画視聴の案内を受けられるかどうかに関わる|早めに連絡することで、録画の共有や別日程での補講など、学習を止めない対応をしてもらいやすくなる
  • 信頼関係の土台になる|きちんと連絡できる生徒は、講師からの印象も良く、質問しやすい関係づくりにもつながる

連絡のときに押さえるべきポイント

  • できるだけ早く連絡する|授業開始の直前ではなく、体調不良に気づいた時点や前日の夜など、分かった時点で早めに伝える
  • 誰に、どの手段で連絡するかを事前に確認しておく|メール・チャットツール・電話など、通っている塾やスクールで指定された連絡方法とあて先を把握しておく
  • 伝えるべき情報を整理する|「誰が」「いつの授業を」「どういう理由で」休む・遅れるのかを簡潔に伝える
  • 連絡は本人・保護者のどちらが行うか家庭内で決めておく|低学年のうちは保護者が連絡し、学年が上がるにつれて本人が連絡する形に移行していくと、自立にもつながる
  • 返信の確認を忘れない|振替や録画視聴の案内が来ていないか、送りっぱなしにせず返信をチェックする習慣をつける

そのまま使える連絡文例

体調不良で欠席する場合の文例です。

「お世話になっております。〇〇(生徒名)の保護者です。本日〇時からのオンライン授業ですが、発熱のため欠席させていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」

遅刻しそうな場合の文例です。

「本日〇時からの授業ですが、体調がすぐれず15分ほど遅れて参加させていただきます。ご対応いただけますと幸いです。」

接続トラブルで参加できなかった場合の事後連絡の文例です。

「本日の授業中にWi-Fiの不調で接続が切れてしまい、途中から参加できませんでした。可能であれば、見逃した部分の録画や資料を共有いただけますでしょうか。」

具体的な実践ステップ

  1. 連絡先・連絡方法を家庭内で一覧化しておく|塾やスクールごとに窓口が異なる場合があるため、メールアドレスやチャットIDをまとめておく
  2. 体調不良や予定変更に気づいた時点ですぐ連絡する|「もう少し様子を見てから」と先延ばしにせず、早めの一報を心がける
  3. 文例を家族で共有しておく|毎回一から文章を考えなくて済むよう、簡単なテンプレートをメモやスマホに保存しておく
  4. 連絡後は返信を必ず確認する|振替日程や録画の案内が来ていないか、当日中にチェックする
  5. 欠席・遅刻が続く場合は早めに相談する|体調不良が続く、行事疲れが抜けないなど、単発でない場合は率直に事情を共有し、学習ペースの調整を相談する

よくある失敗と注意点

  • 連絡なしで欠席してしまう|画面越しだと「バレないだろう」という気持ちが生まれやすいが、無断欠席は信頼を大きく損なうため絶対に避ける
  • 授業開始直前の連絡になってしまう|講師側の準備や他の生徒への案内が間に合わず、対応が後手に回ってしまう
  • 連絡を保護者に任せきりにしてしまう|高校生になっても保護者任せのままだと、自分で状況を説明する力が育ちにくい。学年に応じて本人主体に切り替えていく
  • 用件だけを一方的に送って終わりにしてしまう|お詫びや今後の対応への相談も添えることで、印象良く、必要な情報も得やすくなる

編集部からのメッセージ

気温差や行事の疲れで体調を崩しやすい季節の変わり目こそ、無理をせず休む判断も大切です。そのときに大事なのは、休むこと自体よりも「どう伝えるか」。早めの一言があるだけで、講師との信頼関係も学習の遅れへの対応もスムーズになります。連絡のひと手間を惜しまず、体調を整えながらオンライン学習を続けていきましょう。

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二学期、担任の先生とどう関わる?――家庭からの連絡・相談、タイミングと伝え方

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞など東武東上線沿線の中学・高校でも、まもなく二学期が始まります。新しい単元が始まり、行事や部活動、進路に関わる動きも増えるこの時期は、学校とのやり取りが一年の中でも増えるタイミングです。「担任の先生に相談したいけれど、どのタイミングで、どこまで伝えていいのか分からない」「連絡帳に書くべきか、電話すべきか迷う」――そんな声は、二学期の始まりに多くの保護者から聞かれます。

なぜ二学期は先生との連絡が増えやすいのか

二学期は、定期テストや実力テスト、進路希望調査、文化祭や体育祭などの学校行事が立て続けに行われる、一年の中でも特に予定が詰まった時期です。学習面・生活面の変化が起きやすいだけでなく、保護者が学校側に状況を共有したい場面や、逆に学校側から連絡が来る場面も増えます。夏休み中に見えていた子どもの様子と、学校での様子にズレがあると感じたときこそ、先生との情報共有が力を発揮するタイミングです。

  • 二学期最初の定期テストや実力テストの結果について、家庭での様子を伝えたい場面が増える
  • 進路希望調査や三者面談を控え、子どもの気持ちと学校側の情報をすり合わせたくなる
  • 文化祭・体育祭の準備で生活リズムが乱れ、学習面への影響を相談したくなる
  • 友人関係や部活動での変化に気づき、学校での様子を確認したくなる

保護者がやるべきこと・避けたい対応

先生とのやり取りは、子どもを介さずに大人同士だけで進めるものではなく、子どもにとって「自分の味方が連携してくれている」と感じられる形であることが大切です。

  • やってみたいこと:連絡する前に、できる範囲で子ども本人に「先生に伝えてもいい?」と一声かける
  • やってみたいこと:緊急性の低い相談は連絡帳やメール、急ぎのものは電話など、内容に応じて手段を使い分ける
  • やってみたいこと:困りごとだけでなく、良かった変化やがんばりも先生に共有する
  • 避けたい対応:子どもに何も伝えないまま、学校に直接相談してしまう
  • 避けたい対応:些細なことでも都度連絡し、先生の負担を考えずに頻度が増えてしまう
  • 避けたい対応:友人関係のうわさや又聞きの情報を確認せずにそのまま学校へ伝えてしまう

家庭で取り入れられる具体例

  • 子どもの体調や生活リズムなど、日常的な変化はメモしておき、面談や連絡の際にまとめて伝える
  • 「相談したいこと」と「共有しておきたいこと(緊急性が低いこと)」を分けて整理してから連絡する
  • 先生からの連絡には早めに返信し、やり取りの負担を保護者側からもかけすぎないようにする
  • 三者面談を待たずに相談したい内容がある場合は、事前に「少しお時間をいただけますか」と一言添えて連絡する

連絡の目安として、緊急性の高い体調や安全に関わることはその日のうちに、学習面や生活面の相談は数日以内を目安にするなど、内容によってペースを変えると、先生側も対応しやすくなります。

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、子どもが学校で困っている様子に気づいた保護者が、心配のあまり子どもに詳しい事情を確認しないまま、先に学校へ連絡してしまうケースです。学校側から「お子さんに聞いたところ〇〇と言っていました」と確認が入り、子どもが「勝手に相談された」と感じてしまうと、それ以降家庭で本音を話しにくくなることがあります。逆に、相談したいことがあってもなかなか連絡できず、問題が大きくなってから初めて学校に伝えるパターンも見られます。どちらの場合も、まずは子ども自身の言葉で状況を聞き、「学校にも伝えていい内容かどうか」を確認してから動くという一手間が、後々の関係のこじれを防ぎます。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、家庭と学校が適切なタイミングで情報を共有できている生徒ほど、行事や勉強で多少つまずいても大きく崩れにくいと感じます。先生との連絡は「何かあったときだけ」のものではなく、日頃から小さな共有を積み重ねておくことで、いざというときに相談しやすい関係につながります。二学期は先生との接点が増える時期だからこそ、身構えすぎず、子どもと一緒に「誰に、いつ、何を伝えるか」を考える機会にしてみてください。

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「書き始められない」を防ぐ|高校生の小論文 自宅トレーニング術【学校推薦型・総合型選抜 2学期対策】

総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜では、例年9月以降に出願・選考が本格化する大学が多く、志望理由書とあわせて小論文の提出や試験当日の小論文が課されるケースが目立ちます。国語の記述問題と違い、正解が1つに決まっているわけではなく「自分の意見を根拠とともに組み立てて書く力」が問われるため、慣れるまでに時間がかかります。夏休み中に基礎固めをした受験生にとっても、2学期こそが実践トレーニングの本番です。この記事では、高校生が自宅で無理なく小論文力を伸ばすための進め方を整理します。

なぜ2学期からの小論文対策が重要なのか

小論文は、教科の知識を問う問題とは性質が異なり「問いに対してどう考えるか」を短時間で言語化する力が求められます。一度書いただけで身につくものではなく、書く→見直す→書き直すというサイクルを繰り返す中で少しずつ上達していくものです。出願時期が近づいてから慌てて対策を始めると、練習量が不足したまま本番を迎えることになりかねません。2学期の早い段階から週1回程度のペースで書く習慣を自宅で作っておくことが、出願直前の負担を減らすことにつながります。

押さえるべき4つのポイント

ポイント具体的な内容
構成序論(問いと自分の立場)→本論(根拠・具体例)→結論(まとめと展望)の3段構成を基本の型として身につける
時間配分制限時間の中で「構成メモを書く時間」「一気に書き切る時間」「見直す時間」をあらかじめ決めておく
インプットニュースや新聞記事などから時事情報に日常的にふれ、自分の意見の材料を少しずつストックしておく
表記ルール指定字数の守り方、原稿用紙の基本的な使い方(段落の一字下げなど)を早い段階で確認しておく

特にインプットの習慣は一朝一夕には身につきません。普段から気になったニュースを「これは小論文のテーマに使えるかもしれない」という視点でメモしておくだけでも、本番での引き出しの多さにつながります。

自宅でできる小論文トレーニング5ステップ

  • ステップ1:週に1回、時事的なテーマを1つ選び、15分程度でアウトライン(序論・本論・結論の要点)だけを作る
  • ステップ2:作ったアウトラインをもとに、制限時間をタイマーで計りながら一気に最後まで書き切る
  • ステップ3:書いた小論文を一晩置いてから自分で読み返し、論理が飛躍していないか、主張と根拠が対応しているかを確認する
  • ステップ4:可能であれば学校の先生や家族など第三者に読んでもらい、分かりにくい表現や説明不足の箇所を指摘してもらう
  • ステップ5:指摘を踏まえて同じテーマでもう一度書き直し、最初の下書きと比べてどこが良くなったかを自分で言語化する

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など地域の図書館には、新聞の閲覧コーナーや記事検索用のデータベースが用意されていることも多く、自宅でのインターネット検索と組み合わせて時事ネタを集めるのに役立ちます。東武東上線沿線の駅から通える図書館であれば、放課後や週末にまとまった時間を確保しやすいのも利点です。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
何を書けばいいか分からず、白紙のまま時間切れになる「問い→自分の立場→理由の予告」という序論のテンプレートをあらかじめ決めておき、型に沿って書き始める
具体例が思いつかず、主張の説得力が弱くなる普段のニュースや体験を「小論文で使えそうな材料」としてメモに残しておき、書く前に見返す習慣をつける
添削してもらう機会がなく、独りよがりな文章になりがち学校の先生や塾の講師など、定期的に読んでもらえる相手をあらかじめ決めておき、計画的に見てもらう
出願直前にまとめて対策し、練習量が不足する2学期の早い段階から週1回ペースで書く習慣を作り、出願前の時期は仕上げの見直しに集中できるようにしておく

編集部からのメッセージ

小論文は、テクニックだけを覚えても本番でいきなり書けるようにはなりません。「書く→見直す→書き直す」という地道な繰り返しの中で、自分の考えを筋道立てて表現する力が少しずつ育っていきます。2学期のスタートにあわせて、まずは週1本のペースで小論文を書く習慣を自宅で作ることから始めてみてください。

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文化祭・体育祭シーズンとオンライン学習の両立|行事で忙しい2学期に学習リズムを崩さない工夫

9月に入ると、多くの中学校・高校で文化祭や体育祭、合唱コンクールといった学校行事が本格化します。実行委員や係の仕事、部活動の合同練習などで放課後の時間が普段以上に埋まり、オンライン学習の時間をどう確保するかで悩む生徒・保護者は少なくありません。行事の準備は貴重な経験である一方、学習リズムが崩れたまま2学期の定期テストを迎えてしまうと、思うように得点が伸びないという事態にもなりかねません。この記事では、行事で忙しい2学期にオンライン学習のリズムを崩さないための考え方と、具体的な工夫を紹介します。

行事シーズンに学習が後回しになりやすい理由

  • 準備・練習で帰宅時間が遅くなる|実行委員や係の仕事、部活動の合同練習などで下校時間が普段より遅くなり、オンライン授業や自習に充てられる時間が物理的に減る
  • 疲労で集中力が続きにくい|体を動かす行事の練習後は心身の疲労が大きく、画面に向かっても内容が頭に入りにくい状態になりやすい
  • 「行事が終わったらやる」で先延ばしになる|行事への意識が強くなるほど学習は「落ち着いたら」と後回しにされがちで、気づけば数日分の遅れがたまってしまう
  • 定期テストの範囲確認が遅れる|行事直後に中間テストが控えている学校も多く、範囲の把握や準備開始が遅れやすい

行事に力を入れること自体は悪いことではありません。問題は、学習を完全にゼロにしてしまい、再開するまでに余計な時間と気力がかかってしまうことです。

行事期間中でも学習リズムを保つポイント

  • 「毎日ゼロにしない」を最優先にする|行事期間中は学習時間を減らしてよいので、1日15〜20分でもオンライン教材や単語アプリに触れる時間を確保し、完全に途切れさせない
  • オンライン授業は「その日のうちに」を意識する|見逃した授業や課題は翌日以降に持ち越すほど負担が増えるため、疲れていても短時間で見返す・確認する習慣をつける
  • 行事の予定と学習予定を1つのカレンダーで管理する|行事の練習スケジュールと学習の予定を別々に管理せず、1つのカレンダーやアプリにまとめて可視化する
  • テスト範囲は行事が本格化する前に一度確認しておく|中間テストの範囲や提出物の締切は、行事の準備が忙しくなる前の段階で早めに把握しておく

具体的な実践ステップ

  1. 行事の練習・準備スケジュールを先にカレンダーへ入れる|練習日や係の集まりの予定を先に固定し、そのうえで学習予定を組み立てる
  2. 学習に使える「すきま時間」を洗い出す|通学時間、練習前後の10〜15分など、細切れの時間を書き出しておく
  3. その日のオンライン授業・課題は寝る前に必ず一度チェックする|全部進めなくても、内容を確認するだけで翌日以降の負担が変わる
  4. 週末に1回、行事の進捗と学習の遅れをまとめて確認する日をつくる|溜まった課題や見逃した授業がないか、週の終わりに整理する
  5. 行事本番の前後3日間は「最低限メニュー」に切り替える|単語暗記や計算練習など、負荷の軽いルーティンだけに絞ってよい期間と割り切る

行事シーズンによくある失敗

  • 行事が終わるまで学習を完全に止めてしまう|再開に時間がかかり、遅れを取り戻すのに余計な負荷がかかる
  • 疲れた状態で長時間机に向かおうとする|集中できないまま画面を眺めるだけの時間になり、達成感もなく自己嫌悪だけが残る
  • 保護者が行事期間中も普段通りの学習量を求めてしまう|行事への取り組みも成長の機会であることを踏まえ、期間限定で学習量を調整する姿勢も大切
  • テスト直前になって範囲の広さに気づく|行事後にまとめて詰め込もうとして共倒れになりやすい

編集部からのメッセージ

文化祭や体育祭などの学校行事は、勉強と同じくらい貴重な学びと成長の機会です。行事期間中は学習量を減らしてもよいので、「ゼロにしない」ことだけを意識してリズムを保てば、行事が終わった後もスムーズに通常の学習ペースへ戻ることができます。忙しい2学期を、行事も勉強もどちらも後悔なく乗り切ってください。

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  • 24時間 オンライン学習室|適度な緊張感で自宅学習を支える

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夏休み明け、変わる子どもの友達関係――二学期のはじまりに保護者ができる見守り方

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞など東武東上線沿線の中学・高校でも、まもなく二学期の始業式を迎える時期になりました。長い夏休みを経て久しぶりに顔を合わせるクラスメイトたちの間では、思いのほか関係性が変化していることがあります。「夏休み前まで仲良くしていた友達と急に距離ができた」「グループのメンバーが入れ替わっていた」――そんな変化に戸惑う子どもの姿を見て、どう声をかけたらいいのか分からない、というご相談は二学期の始まりに毎年寄せられます。

なぜ夏休み明けに友達関係が変わりやすいのか

約1ヶ月にわたる夏休みは、子どもたちにとって学校という共通の場から離れて過ごす、一年で最も長い期間です。その間に部活動の大会や合宿、習い事、家族旅行など、それぞれ異なる時間を過ごすことで、価値観や興味の方向が少しずつ変化することがあります。また、SNSやオンラインゲームでのやり取りが夏休み中に活発になり、学校の友人関係とは別の交友関係が広がっているケースも珍しくありません。二学期に入ってから表面化するこうした変化は、決して特別なことではなく、思春期の子どもにとってはごく自然な成長の一過程と捉えることができます。

  • 部活動の大会・合宿を通じて、これまでと違う仲間とのつながりが強くなる
  • SNSやオンラインでのやり取りが夏休み中に活発化し、関心の重なりが変わる
  • 塾の夏期講習など、学校外で新しい友人ができることもある
  • 久しぶりに顔を合わせることで、些細な言葉のすれ違いが気になりやすくなる

保護者がやるべきこと・避けたい対応

友達関係の変化そのものは、多くの場合子ども自身が時間をかけて折り合いをつけていくものです。保護者の役割は、その過程を急いで解決しようとすることではなく、子どもが安心して話せる場所であり続けることにあります。

  • やってみたいこと:「最近学校どう?」と結果を急がず、日常会話の延長で様子を聞く
  • やってみたいこと:子どもが話し始めたら、まずは最後まで遮らずに聞く
  • やってみたいこと:友達関係の変化を「悪いこと」と決めつけず、成長の一部として受け止める
  • 避けたい対応:「前の友達と何かあったの?」と根掘り葉掘り詮索する
  • 避けたい対応:保護者自身が友達の名前や関係性に強く口を出し、評価を下す
  • 避けたい対応:学校や部活の先生にすぐ相談し、子ども抜きで事態を動かそうとする

子どもが話したがらない場合は、無理に聞き出そうとせず「話したくなったらいつでも聞くよ」という姿勢を示すだけでも十分です。

家庭で取り入れられる具体例

  • 夕食の時間など決まったタイミングで、その日あった出来事を自然に話せる雰囲気をつくる
  • 子どもの表情や食欲、スマホを見る時間の変化など、言葉にならないサインにも目を配る
  • 友達関係の悩みを話してくれたときは、解決策を急いで提示せず「そう感じたんだね」とまず受け止める
  • 本人が「一人の時間が欲しい」と感じているときは、それも尊重し距離を詰めすぎない

二学期が始まって1〜2週間ほどは、新しい人間関係が落ち着くまでの目安の期間と考え、この時期に多少の変化があっても焦らず見守る姿勢を持っておくと、保護者自身も気持ちに余裕を持ちやすくなります。

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、子どもの表情が曇っているのを見て、保護者が先回りして「いじめられているんじゃないか」「仲間はずれにされているんじゃないか」と不安を膨らませ、確認もしないまま学校に連絡してしまうケースです。実際には友達同士の一時的なすれ違いや、単に環境が変わったことによる戸惑いであることも多く、子どもの意向を確認しないまま大人が動いてしまうと、かえって子どもが「自分の話したいタイミングで話せなくなった」と感じ、心を閉ざしてしまうことがあります。深刻な兆候(食欲不振が続く、学校に行きたがらない、体調不良を訴えるなど)が見られる場合は別ですが、まずは子ども自身のペースを尊重し、必要なときにいつでも相談できる関係を保っておくことが大切です。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、二学期の始まりに友達関係の変化で気持ちが揺れている生徒を見かけることは少なくありません。多くの場合、数週間もすれば新しい関係の中で自分なりの居場所を見つけていきますが、その過程で一時的に元気がなかったり、口数が減ったりすることもあります。そんなときこそ、家庭が「何も聞かれずに安心していられる場所」であることが、子どもにとって一番の支えになります。二学期のスタートは、勉強面だけでなく、こうした人間関係の変化にもそっと目を配ってあげてください。

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「探究学習」のテーマが決まらない…を防ぐ|高校生の自宅でできるレポート・発表準備ステップ【2026年秋準備版】

近年、多くの高校で「総合的な探究の時間」が正式な授業として組み込まれ、生徒自身がテーマを決めて調べ、レポートやスライドにまとめて発表する機会が増えています。2学期は多くの学校で探究学習の中間発表や本格的な情報収集が始まる時期。定期テストのように範囲や正解が決まっていないぶん、「何から手をつければいいか分からない」「学校の時間だけでは終わらない」と感じる高校生も少なくありません。この記事では、探究学習の準備を自宅でどう進めればよいかを整理します。

なぜ探究学習は自宅での準備がカギになるのか

探究学習の授業時間は、学校によって週1コマ程度に限られていることが多く、その時間だけでテーマ設定から資料収集、まとめまでを完結させるのは簡単ではありません。定期テストのように「教科書の範囲を暗記すれば得点になる」という性質のものではなく、自分でテーマを決め、情報を集め、考えをまとめるという一連のプロセスそのものが評価の対象になります。そのため、授業時間外に自宅でどれだけ主体的に取り組めるかが、レポートや発表の完成度を大きく左右します。

押さえるべき3つのポイント

ポイント自宅でできること
テーマ設定「自分が本当に気になること」から出発し、範囲が広すぎないか(1〜2文で説明できるか)を紙に書いて確認する
情報収集の質情報源を「誰が・いつ発表したものか」まで確認し、一次情報(統計・公的機関の発表など)と又聞き情報を区別してメモする
アウトプットの型「問い→調べたこと→分かったこと→自分の考え」の順に文章やスライドの骨組みを先に作ってから肉付けする

特に情報収集の段階では、インターネット検索だけに頼らず、図書館の資料や統計データ、可能であれば身近な人への簡単な聞き取りなど、複数の情報源を組み合わせることで内容に厚みが出ます。

自宅でできる進め方チェックリスト

  • ステップ1:興味のあることを思いつく限り紙に書き出し、その中から「調べれば調べるほど疑問が広がりそうなもの」を1つ選ぶ
  • ステップ2:選んだテーマについて「知りたいこと」を問いの形で3〜5個書き出し、優先順位をつける
  • ステップ3:問いごとに情報源の当たりをつけ、週末などまとまった時間に集中して調べる時間を確保する
  • ステップ4:調べた内容を出典つきでメモにまとめ、事実と自分の考えを色分けするなどして混同しないようにする
  • ステップ5:発表・提出の締め切りから逆算し、下書き完成日・見直し日をカレンダーに先に書き込んでおく

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など地域の図書館や公共施設には統計資料や新聞データベースが置かれていることも多く、自宅でのインターネット検索と組み合わせて使うと情報の幅が広がります。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
テーマが壮大すぎて、調べても調べても終わらないテーマを「いつ・どこで・誰について」など具体的な条件で絞り込み直し、扱う範囲を狭める
検索結果をそのままコピーしてまとめた気になってしまう調べた内容を一度自分の言葉で言い換えてから書く「要約→自分の言葉」の2段階を必ず踏む
発表直前になって資料作成に追われ、内容を詰め込みすぎる下書き完成日を締め切りの1週間以上前に設定し、見直し・削る時間を最初から確保しておく
情報収集だけで満足し、自分の考えを書く時間が残らない情報収集の時間に上限(例:1テーマにつき2時間まで)を決め、必ず「自分の考え」を書く時間とセットで計画する

編集部からのメッセージ

探究学習は正解が1つに決まっていないぶん、教科の勉強とは違う難しさと面白さがあります。焦って情報を詰め込むよりも、「自分は何を知りたいのか」を最初にはっきりさせ、そこから逆算してスケジュールを組むことが、無理なく完成度の高いレポート・発表につながります。2学期のスタートにあわせて、まずはテーマ決めから自宅で少しずつ手をつけてみてください。

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オンライン学習の「タブの開きすぎ」が集中力を奪う理由|ブラウザ・アプリを整理する具体的な方法

オンライン授業を受けながら辞書サイトを開き、映像教材のタブを開き、さらに調べもの用の検索タブやSNSの通知まで並行して開いている——そんな状態に心当たりはないでしょうか。二学期は探究学習のレポートや教科ごとの調べ学習が増え、参考にするページやツールの数も一気に増えていきます。ブラウザのタブやアプリが画面いっぱいに並んでいると、今取り組んでいる課題がどれかを探すだけで気力を消耗し、気づけば関係のないページを眺めて時間が過ぎていた、という経験をした人も多いはずです。この記事では、オンライン学習中にタブやアプリを開きすぎてしまう原因を整理したうえで、集中力を保つための具体的な整理術を紹介します。

なぜオンライン学習ではタブが増えすぎてしまうのか

  • 1つの課題に複数のツールが必要になる|授業動画、辞書、教材PDF、提出フォームなど、1つの学習を進めるだけで複数のページを行き来する必要がある
  • 「あとで見る」がそのまま残り続ける|気になったページをとりあえず開いたまま閉じずにいると、使い終わったタブと使いかけのタブが混在してしまう
  • 通知やおすすめ表示が新しいタブを呼び込む|動画サイトの関連表示やSNSの通知をきっかけに、本来の学習と関係ないタブがどんどん増えていく
  • 探究学習・レポート作成で参照ページが多くなる|二学期に増える調べ学習やレポート課題では、複数のサイトを比較しながら進めるため、タブの数が自然と膨らみやすい

タブが多いこと自体が悪いわけではありません。問題は「今どのタブが必要で、どのタブが不要か」が自分でもわからなくなり、探す・迷う・つい別のページを見てしまう、という余計な時間と気力のロスが発生することです。

タブ・アプリを整理する3つの基本ルール

  • 「今の課題」用のタブだけを開いた状態を保つ|1つの科目・1つの課題が終わったら、関係のないタブはその都度閉じる習慣をつける
  • 調べたページはブックマークかメモに保存してから閉じる|「あとで見る」つもりのページは、開いたままにせずブックマークやメモアプリに保存しておく
  • 学習用と気分転換用のブラウザ・アプリを分ける|可能であれば学習用のブラウザプロファイルやウィンドウを分け、SNSや動画サイトは別枠で開くようにする

特に埼玉県公立高校入試の学校選択問題を実施する川越・所沢・和光国際などを目指す中学生にとって、限られた家庭学習時間の中でどれだけ無駄なく集中できるかは、内申点にも直結する日々の積み重ねです。タブを整理する習慣は、そのまま「今やるべきことに集中する力」の訓練にもなります。

具体的な実践ステップ

  1. 学習開始前に、必要なタブだけを開き直す|前回の学習で残ったタブを一度すべて閉じ、今日の課題に必要なものだけを新たに開く
  2. タブをグループ化する|多くのブラウザにあるタブグループ機能を使い、「英語」「数学」など科目ごとにまとめておくと、迷わず必要なタブにたどり着ける
  3. 調べ物専用のメモを1つ用意する|レポートや探究学習で参照したページのリンクは、タブを開いたままにせず専用メモにコピーして保存する
  4. 1つの課題が終わるごとにタブを閉じる|科目や課題が切り替わるタイミングで、使い終わったタブを閉じるのを毎回のルールにする
  5. SNS・動画サイトは別ウィンドウか別デバイスに分ける|休憩時間に見るページと学習用のページを物理的・画面的に分けておくと、混ざりにくくなる

整理術チェックリスト

  • 学習開始時に、前回の不要なタブを閉じてから始めているか
  • 科目ごとにタブをグループ分けしているか
  • 調べたページはブックマークやメモに保存し、開きっぱなしにしていないか
  • 課題が終わるたびに、使い終わったタブを閉じる習慣があるか
  • SNS・動画サイトなど気分転換用のページを、学習用の画面と分けているか

よくある失敗と注意点

  • 「あとで整理しよう」を先延ばしにする|タブは放置するほど増え続けるため、その都度閉じることを意識する
  • ブックマークも整理せず溜め込んでしまう|保存するだけで満足し見返さないと意味がない。フォルダ分けや定期的な見直しもあわせて行う
  • 整理そのものに時間をかけすぎる|完璧なタブ管理を目指すあまり、整理作業自体が目的化してしまうと本末転倒。ルールはシンプルに保つ
  • デバイスを変えると効果が薄れる|スマートフォンとPCの両方で似たような習慣を意識しないと、片方だけ整理されていない状態になりやすい

編集部からのメッセージ

タブやアプリの整理は、勉強そのものではないため後回しにされがちですが、画面の中が散らかっていると気力も一緒に散らかってしまいます。1つの課題に1つの集中を向けられる画面環境を整えることは、二学期の忙しい時期に限られた学習時間を最大限に活かすための、地味だけれど効果の大きい工夫です。今日の学習から、まずは「不要なタブを閉じる」ことから始めてみてください。

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二学期最初の定期テストが内申点を左右する――夏休み明け、家庭で今からできる備え

富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞など東武東上線沿線の公立中学校では、二学期の開始とともに最初の定期テストが比較的早いタイミングでやってきます。夏休みの解放感が残ったまま迎えることも多く、「気づいたらテスト範囲表が配られていた」という声を毎年のように耳にします。特に中学生にとって、二学期以降の定期テストの結果は通知表の評定、いわゆる内申点に直結しやすく、高校受験を意識するご家庭ほど気になるタイミングです。今回は、夏休み明け最初の定期テストに向けて、家庭でどのように備えておけるかを考えます。

なぜ二学期最初の定期テストは特に重要なのか

内申点は、定期テストの点数だけでなく、提出物や授業態度なども含めて総合的に評価される仕組みです。一学期のうちに評価の傾向がある程度つかめていたとしても、二学期は学期そのものが長く、評定に占めるウエイトも大きくなりがちです。その最初の定期テストで出遅れてしまうと、二学期全体の評価を後から挽回するのは簡単ではありません。

  • 夏休み中に生活リズムが乱れ、二学期開始直後は本調子が出にくい
  • 夏休みの宿題や自由研究の提出に追われ、テスト勉強の着手が遅れる
  • 部活動の新人戦や大会が重なり、テスト前でも練習時間が確保される時期と重なる
  • 夏休み明けの実力テストと定期テストが立て続けに実施される学校もある

内申点の具体的な評価基準や入試での扱いは学校・年度によって異なるため、詳細は各中学校や埼玉県教育委員会の最新の発表を確認いただく必要がありますが、「二学期の最初のテストから気を抜かない」という姿勢自体は、どのご家庭にも共通して役立つ心構えです。

やるべきこと・避けたい対応

二学期の立ち上がりで保護者ができることは、勉強を教えることよりも「テスト前の環境を整える」ことに近いものです。

  • やってみたいこと:テスト範囲表が配られたら、家庭のカレンダーにも予定として書き写しておく
  • やってみたいこと:部活や行事で忙しい週は「今週は提出物だけ確実に」など優先順位を一緒に確認する
  • やってみたいこと:夏休み明けの実力テストの結果を、定期テストに向けた弱点確認の材料として活用する
  • 避けたい対応:「一学期はできてたのに」と過去の結果と比べて追い詰める
  • 避けたい対応:テスト範囲や提出物の管理をすべて本人任せにし、直前になって慌てさせる

点数の良し悪しを評価する前に、まずは「テストに向けた準備ができる状態」をつくることが、内申点を守る一番の近道です。

家庭で取り入れられる具体例

  • テスト2週間前を目安に、リビングなど目につく場所に範囲表とワークの進捗を貼り出す
  • 提出物の締め切りだけは家庭側でも把握しておき、前日ではなく2〜3日前に一度声をかける
  • 夏休み中の学習内容とテスト範囲が重なる場合は、夏のノートやテキストを一緒に引っ張り出しておく
  • 「今回は主要教科だけ全力で、副教科は提出物優先」など、限られた時間の中での配分を本人と相談する

目安として、二学期最初の定期テストは通常の定期テストよりも準備期間が短くなりやすいため、範囲表が配られたらできるだけ早く着手できるよう、家庭側から早めに話題に出しておくと安心です。

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、夏休み明けの疲れや部活動の忙しさを理由に「今回は仕方ない」と保護者も本人も割り切ってしまい、そのまま次の定期テストも同じ調子になってしまうケースです。一度緩んだペースは、二学期の後半になるほど取り戻しにくくなります。逆に、テスト直前になって急に「ちゃんと勉強しているの」と問い詰めてしまうと、本人がすでに感じている焦りに追い打ちをかけることになり、関係がぎくしゃくすることもあります。結果を急に問い詰めるのではなく、範囲表が配られた段階から一緒に見通しを立てておくことが、二学期を通じて落ち着いて過ごすためのポイントです。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、二学期最初のテストで良いスタートを切れた生徒は、その後の学期全体を通して安定したペースを保てることが多いと感じています。反対に、最初のテストでつまずくと「取り返さなければ」という焦りが先に立ち、かえって空回りしてしまう生徒も少なくありません。結果そのものよりも、範囲表が出た瞬間から「一緒に見通しを立てる」という関わり方を、ぜひ二学期の初めから意識してみてください。

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