オンライン授業中にWi-Fi・PCが固まったら?慌てないためのトラブル対応とバックアップ体制の作り方

オンライン授業を受けていて、映像が急に固まる、音声が途切れる、画面が真っ暗になる——こうしたトラブルは、どれだけ良い環境を整えていても完全にはゼロにできません。通塾であれば起こらないこの種のアクシデントは、オンライン学習ならではの悩みです。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市など東武東上線沿線に住む中高生の家庭でも、「授業の途中で回線が切れてパニックになった」「PCが固まって何もできなくなった」という経験を持つ人は少なくないはずです。今回は、トラブルが起きたときに慌てないための対応手順と、あらかじめ用意しておきたいバックアップ体制について整理します。

なぜオンライン授業のトラブル対応を事前に考えておくべきか

通塾の授業であれば、教室に着いてしまえば設備のトラブルに悩まされることはほとんどありません。一方オンライン授業は、家庭のWi-Fiルーター、契約している回線、使用しているPCやタブレット、アプリやブラウザの状態など、複数の要素が同時に正常に動いていて初めて成立します。どこか1つでも不調になれば、授業が止まってしまいます。さらにやっかいなのは、トラブルが起きた瞬間、多くの生徒が「自分のせいでは」と焦ってしまい、冷静な対応ができなくなる点です。対応の手順をあらかじめ知っているかどうかで、授業に戻れるまでの時間は大きく変わります。トラブル自体をゼロにすることは難しくても、「起きたときにどうするか」を決めておくことで、被害を最小限に抑えることは十分可能です。

押さえるべきポイント

  • トラブルの原因は「回線」「端末」「アプリ」の3系統に分けて考える:切り分けができると対応が早くなる
  • 再接続・再起動で直ることが大半:まず慌てずに基本の対処から試す
  • 先生や教室への連絡手段を複数用意しておく:チャットが使えない場合の代替連絡手段を決めておく
  • スマホは「サブ回線・サブ端末」として使える:自宅Wi-Fiが不調でもスマホのモバイル回線で急場をしのげることがある
  • トラブル対応にかかった時間は先生に伝える:後から振り返り授業の遅れをフォローしてもらいやすくなる

具体的な実践方法:トラブル発生時の対応手順

  1. まず10〜20秒待つ:一時的な通信の乱れであれば、自然に復旧することも多い
  2. アプリやブラウザの再読み込みを試す:ビデオ通話アプリの多くは再読み込みで復帰できるよう作られている
  3. Wi-Fiルーターの電源を入れ直す:ルーターの再起動は最も手軽で効果の高い対処法の一つ
  4. 直らない場合はスマホのモバイル回線に切り替える:スマホでビデオ通話アプリに入り直し、先生にチャットやメッセージで状況を伝える
  5. それでも復旧しない場合は電話で連絡する:教室や先生の連絡先を、普段からすぐ確認できる場所に控えておく
  6. 復旧後は「どこまで聞けていたか」を先生に伝える:抜けた部分を的確に補ってもらうために必要な情報

この手順を紙に書いて机の横に貼っておくだけでも、いざというときの安心感が違います。トラブル対応は「知っているかどうか」で慌て方がまったく変わるものです。

あらかじめ用意しておきたいバックアップ体制

  • 先生・教室の連絡先(電話・メール・チャット)を控えておく:ログイン画面が開けない状況でも連絡が取れるようにしておく
  • スマホのモバイル回線でも同じ授業に入れることを事前に確認しておく:ログイン情報やアプリを普段からスマホにも入れておく
  • 充電が切れていないか、授業前にPC・スマホの充電を確認する習慣をつける:バッテリー切れは防げるトラブルの代表格
  • 家族に「オンライン授業中は回線を占有する作業を避けてもらう」と伝えておく:動画配信の視聴や大容量データの通信が重なると回線が不安定になりやすい
  • ノートや教材は紙でも手元に置いておく:画面が使えない間も、耳で聞いた内容だけはメモできるようにしておく

よくある失敗と注意点

  • トラブルが起きたその場で機器の設定をあれこれいじってしまう
    → かえって状況を悪化させることがあります。まずは再起動・再接続という基本の対処から順番に試しましょう。
  • 連絡手段を1つしか用意していない
    → そのアプリ自体が原因で不調になっていると、連絡すら取れなくなります。チャットが使えないときの電話番号などを別途控えておくことが大切です。
  • 「自分のせいで迷惑をかけた」と感じて委縮してしまう
    → 通信トラブルは誰にでも起こり得るものです。落ち着いて状況を伝えることの方が、原因を気にすることより重要です。
  • 復旧後にどこから授業を聞いていなかったか曖昧なまま進めてしまう
    → 抜けた範囲を自己申告せずにいると、後から理解が追いつかなくなります。小さなことでも先生に確認する習慣をつけましょう。

編集部からのメッセージ

オンライン学習の環境づくりというと、机や照明、通信速度といった「普段の使いやすさ」に目が向きがちですが、トラブルが起きたときにどう動くかを決めておくことも同じくらい大切な準備です。一度でも対応手順を紙に書き出しておけば、いざというときに落ち着いて行動でき、授業への影響も最小限に抑えられます。この機会に、ご家庭のオンライン授業のバックアップ体制を一度点検してみてください。

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英検、夏休みに挑戦させてみる?――高校受験にも役立つ検定試験と家庭でのサポート法

夏休みが目前に迫り、「せっかくまとまった時間があるのだから、勉強以外にも何か力になることをさせたい」と考える保護者の方は多いのではないでしょうか。その候補としてよく挙がるのが英検(実用英語技能検定)です。ただ、「受験勉強と両立できるのか」「本当に高校受験に役立つのか」「級選びを間違えて自信をなくさせないか」など、気になる点も多いはず。川越市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・和光市・新座市・坂戸市など東武東上線沿線のご家庭でも、この夏、英検への挑戦を検討している方に向けて、家庭でのサポートのポイントを整理します。

なぜ夏休みに英検が候補に挙がるのか

英検は年に複数回実施されており、夏の回はまとまった学習時間を確保しやすい中高生にとって挑戦しやすいタイミングです。また、埼玉県内の私立高校の中には、英検などの取得級を入試の際の優遇(加点や内申点の参考)に用いている学校もあります。ただし基準は学校ごとに大きく異なり、年度によっても変わり得るため、詳細は志望校の学校説明会や最新の募集要項で必ず確認することが前提になります。「英検を持っていれば有利になるはず」と決めつけず、あくまで英語力そのものを伸ばす機会として捉えるのが健全な向き合い方です。

やるべきこと・避けるべきこと

  • 今の実力より少し上の級を目安にする|背伸びしすぎる級だと挫折感が先に立ちます。学校の英語の成績や模試の結果を参考に、担当の先生や講師に相談しながら級を決めるのが安心です。
  • 申し込み・会場・日程は早めに確認する|夏休み中は家族旅行や部活動の予定と重なりやすく、申込み忘れや会場までの移動計画の抜け漏れが起きがちです。
  • 結果だけでなく取り組み方を評価する|不合格だった場合でも、「単語を何個覚えられたか」「リスニングにどれだけ慣れたか」といったプロセスに目を向けることが、次への意欲につながります。
  • 受験学年は勉強全体のバランスを見ながら判断する|中3・高3など受験本番が近い学年は、検定対策に時間を割きすぎて主要教科の勉強が手薄にならないよう、全体の学習計画の中に位置づけることが大切です。

家庭で取り入れやすい工夫

  • 過去問を使って「本番の形式」に慣れさせる|制限時間を計って過去問を解く練習を家庭で数回行うだけでも、当日の落ち着き方が変わります。
  • リスニングを生活の中に自然に組み込む|移動時間や食事の準備中など、机に向かう以外の時間に英語の音声に触れる習慣をつくると、負担感なく耳が慣れていきます。
  • 単語学習は毎日少量を継続する|まとめて詰め込むより、1日10〜15分程度を目安に毎日続けるほうが定着しやすいとされています。
  • 面接(二次試験がある級の場合)は家族で練習相手になる|保護者が簡単な質問役を務めて声に出す練習をするだけでも、本番の緊張が和らぎます。

ありがちな失敗パターン

  • 申込み後に対策を先延ばしにしてしまう|「まだ時間がある」と後回しにした結果、直前の1週間に詰め込むことになり、本人の負担が一気に増えてしまいます。
  • 親が「絶対受かってほしい」というプレッシャーをかけすぎる|検定はあくまで通過点です。結果を重く見すぎると、挑戦すること自体への抵抗感を生んでしまいます。
  • 受験直前期に難しい級へ無理に挑戦させる|内申や入試への影響を意識しすぎて、本来のスケジュールに合わない級を受けさせると、主要教科の勉強時間を圧迫しかねません。

編集部からのメッセージ

英検への挑戦は、合格・不合格という結果以上に、「目標に向けてコツコツ取り組む経験」そのものに価値があります。夏休みという時間の使い方に選択肢が広がるこの時期だからこそ、お子さまの今の実力や受験までのスケジュールに合わせて、無理のない形で取り入れてみてはいかがでしょうか。入試での優遇の有無や基準は学校ごとに異なりますので、気になる場合は志望校の説明会などで直接確認されることをおすすめします。

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高1・高2の夏、文理選択で後悔しないための自宅でできる情報収集と学習法【2026年版】

高校1年生・2年生にとって夏休みは、部活や勉強と並行してもう一つ大きな課題と向き合う時期でもあります。それが「文理選択」です。多くの高校では2学期以降にコース選択の希望調査が始まり、その結果は3年生の科目編成、さらには受験する大学・学部の範囲にまで影響していきます。「なんとなく得意だから」「友達と同じにしたい」という理由だけで決めてしまうと、後になって「本当はこっちの学部に行きたかったのに、選んだコースでは受験科目が足りない」という後悔につながることもあります。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・和光市など東武東上線沿線に通う高校生にとっても、夏休みは文理選択についてじっくり考えられる貴重な期間です。

なぜ「夏のうちに」考え始めるべきなのか

文理選択の最終的な提出期限は2学期の面談前後に設定されている学校が多いですが、実際に決断のための情報収集や自己分析には想像以上に時間がかかります。夏休み前は定期テストや部活の大会で忙しく、じっくり考える余裕がないまま2学期を迎えてしまう人も少なくありません。夏休みという比較的まとまった時間があるうちに、興味のある学部・仕事について調べたり、得意科目・苦手科目を整理したりしておくことで、2学期の面談や希望調査の場で自信を持って選択できるようになります。

押さえるべき3つのポイント

  • 「得意・苦手」だけで決めない|数学が苦手だから文系、のように消去法だけで選ぶと、進みたい学部が理系だった場合に選択肢が狭まることがある
  • 志望学部から逆算する|「将来やってみたいこと」から関連する学部・学科を調べ、その学部が文系・理系のどちらの科目で受験できるかを確認する
  • 科目選択が受験に与える影響を知る|文系・理系の選択によって、大学入学共通テストや個別試験で使える科目・使えない科目が変わることがあるため、早い段階で大まかな仕組みを理解しておく

夏休みにやっておきたい具体的な手順

時期やることポイント
夏休み前半興味のある分野・仕事を書き出し、関連する学部を調べる「なりたい職業」がまだ無くても、好きな教科・興味のあるニュースから広げてよい
夏休み中盤得意科目・苦手科目を通知表や模試の結果から整理し、文系・理系それぞれで想定される受験科目を書き出す苦手科目があっても、対策すれば克服できる範囲かどうかを冷静に見極める
夏休み後半保護者や学校の先生に相談し、疑問点をリストアップしておく2学期の面談で聞きたいことを事前にまとめておくと相談がスムーズになる

自己分析チェックリスト

  • □ これまでの定期テストや模試で、得意・苦手な科目を紙に書き出した
  • □ 興味のある学部・学科を3つ以上調べてみた
  • □ その学部を目指す場合に必要な受験科目(文系型か理系型か)を確認した
  • □ 「まだ将来が決まっていない場合、どちらのコースの方が選択肢を残せるか」を考えた
  • □ 保護者や先生に相談したい疑問点をメモした

ありがちな失敗パターンとリカバリー方法

  • 友達と同じコースを選んでしまう:一緒にいたい気持ちが優先されがち → 「自分がその科目を2年以上勉強し続けられるか」を基準に、一度友達の存在を切り離して考え直す
  • 苦手科目から逃げる選択をしてしまう:数学や理科が苦手というだけで文系に決めてしまう → 志望学部を先に調べ、それでも文系で問題なければ選択に納得感が生まれる
  • 情報収集を後回しにして2学期に慌てる:面談直前になって初めて学部を調べ始める → 夏休みのうちに大まかな方向性だけでも決めておき、2学期は微調整に専念できるようにする
  • 保護者の意見だけで決めてしまう:親の希望を優先し自分の考えを言えないまま決定してしまう → 夏休みのうちに自分の考えを整理し、家庭で対話する時間を作る

編集部からのメッセージ

文理選択は一度決めたら一生変えられないものではありませんが、進路によっては後から科目を追加するのに大きな負担がかかることもあります。夏休みという時間のあるうちに、得意・苦手の整理と学部研究の両方を少しずつ進めておくことが、2学期以降の後悔のない選択につながります。まずは興味のある分野をノートに書き出すところから始めてみましょう。

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スマホ・アプリの通知がオンライン学習の集中を奪う理由|通知管理の実践ステップ

オンライン学習は、映像授業やオンライン個別指導のツールを開けば、それだけで学習を始められる便利さが魅力です。しかしその同じ画面には、LINEやSNS、ゲームアプリなどからの通知も次々と表示されます。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市など東武東上線沿線に住む中高生の家庭でも、「オンライン授業中にスマホの通知でつい集中が切れてしまう」という悩みは少なくありません。今回は、通知が学習に与える影響と、家庭でできる具体的な通知管理の方法を紹介します。

なぜ通知がオンライン学習の集中力を奪うのか

通塾がある場合、教室にいる間はスマホをカバンにしまっているケースが多く、通知そのものから物理的に距離を置けます。ところがオンライン学習では、PCやタブレット、スマホが常に手の届く場所にあり、学習に使っている端末とプライベートで使う端末が同じ、というケースも珍しくありません。ここで問題になるのが「通知1件あたりの中断時間」の大きさです。通知に気づいて画面を見る、内容を確認する、返信するかどうか考える、学習に戻る——このプロセス全体で、実際に費やす時間以上に「集中が元の状態に戻るまでの時間」がかかることが知られています。1回1回は数十秒でも、1時間の学習中に何度も通知が入れば、実質的な学習時間は大きく削られてしまいます。

押さえるべきポイント

  • 通知は「見た瞬間」に集中を切る:内容を読まなくても、画面が光る・音が鳴るだけで意識がそがれる
  • 学習用端末と連絡用端末を分けられると理想的:難しい場合はアプリ単位・時間帯単位で制御する
  • 「あとで見ればいい通知」と「今すぐ確認すべき通知」を分ける:オンライン授業の入室連絡など必要な通知まで消してしまわないよう注意する
  • 通知をゼロにするより「学習中だけオフにする」仕組みが続けやすい:四六時中の禁止はストレスになりやすい
  • 保護者との連絡手段は別ルートを決めておく:学習中に電話・SNSが鳴っても慌てないようにする

具体的な実践方法:通知管理の手順

  1. 学習開始前に「おやすみモード」「集中モード」をオンにする:多くのスマホには時間帯や場面ごとに通知を制限する機能があるため、学習用に設定を1つ作っておく
  2. SNS・動画・ゲームアプリの通知は個別にオフにする:連絡用アプリの通知だけは残し、娯楽系アプリの通知を優先的に切る
  3. 学習用端末を目に入らない場所に置く:通知が来ても画面が見えない位置に伏せておくだけでも中断は減る
  4. オンライン授業・映像授業の視聴中はスマホを別の部屋に置く:机の上に置いたままにしない、が最も効果的な対策のひとつ
  5. 学習後にまとめて通知を確認する時間を決める:「見られない不安」を減らすには、後で必ず確認できるとわかっていることが重要

ポイントは、通知を完全に断つのではなく「学習中だけオフにする」というオンオフの仕組みを作ることです。一度設定してしまえば、毎回意識しなくても自動的に集中しやすい環境が整います。

よくある失敗と注意点

  • 「見るだけだから」と1回だけ通知を確認するつもりが長引く
    → 通知をきっかけに別のアプリを開いてしまい、気づけば10分以上経っていた、というのはよくある失敗です。学習中は通知そのものを視界に入れない工夫が確実です。
  • 必要な連絡の通知まで一律オフにしてしまう
    → オンライン授業の入室連絡や保護者からの緊急連絡が届かなくなると困ります。オフにするアプリは選んで設定しましょう。
  • 「気合で無視する」ことに頼る
    → 通知が見えている限り、意志の力だけで無視し続けるのは大人でも難しいものです。物理的に見えなくする・音を鳴らさない仕組みを優先しましょう。
  • 設定を1回しただけで満足してしまう
    → アプリの更新や新しいアプリの追加で通知設定が変わることがあります。定期的に見直す習慣もあわせて持っておくと安心です。

編集部からのメッセージ

オンライン学習の環境は、机や椅子といった物理的な条件だけでなく、通知のような「見えない中断要因」にも大きく左右されます。まずは今日のオンライン学習の前に、スマホの通知設定を1つだけ見直すところから始めてみてください。小さな設定の積み重ねが、集中できる時間を確実に伸ばしてくれます。

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「テストの点でご褒美」は是か非か――外的動機づけとの上手な付き合い方

「今回のテストで80点取ったらゲームソフトを買ってあげる」――夏休みに入り、川越市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・新座市・和光市・坂戸市など東武東上線沿線のご家庭でも、こうした会話が増える時期かもしれません。ご褒美をちらつかせれば一時的にやる気は出るけれど、「これで本当にいいのだろうか」「ご褒美がないと勉強しない子になってしまわないか」と迷う保護者の方も多いのではないでしょうか。ご褒美そのものが悪いわけではありません。使い方次第で、家庭学習の背中を押す道具にも、逆効果にもなり得ます。

なぜ「ご褒美で釣る」ことに迷いが生まれるのか

教育の現場でも家庭でも、「本来は自分から勉強してほしい」という思いは共通しています。ご褒美という外からの動機づけに頼ると、「内側から湧き出るやる気(内発的な動機)」が育ちにくくなるのではないか、という不安が保護者の迷いの根っこにあります。一方で、勉強に前向きになれずにいる子どもにとって、最初の一歩を踏み出すきっかけとしてご褒美が背中を押すこともあります。大切なのは「使うか使わないか」の二択ではなく、どんな場面でどう使うかという設計です。

効果が出やすい使い方・逆効果になりやすい使い方

  • 結果ではなく「行動」にご褒美をつける|「毎日30分机に向かえたらシールを1枚」など、取り組んだこと自体を認める形は、結果に左右されにくく続けやすい傾向があります。
  • すでに好きなこと・得意なことにはご褒美をつけない|もともと興味を持って取り組んでいる教科や活動にご褒美をつけると、かえって「ご褒美のためにやっている」という意識に変わってしまうことがあります。
  • 点数だけを基準にしない|「80点以上でご褒美」という基準だと、届かなかったときに子どもが強い挫折感を抱きやすくなります。前回より伸びたかどうかなど、本人の変化を基準に加えるほうが健全です。
  • ご褒美を「交渉のカード」にしない|「じゃあ100点だったら○○買って」と子どもから条件を吊り上げられる展開が続くと、勉強そのものより交渉が目的化してしまいます。

家庭で取り入れやすい工夫

  • 物より「体験」や「時間」をご褒美にする|欲しいものを買うことよりも、家族で出かける、好きな時間を自由に使えるといった体験型のご褒美は、達成感と結びつきやすいとされています。
  • 小さな達成を細かく認める|大きなご褒美を1回用意するより、「今週は毎日机に向かえたね」といった小さな声かけを積み重ねるほうが、日々の習慣づけにはつながりやすくなります。
  • ご褒美の話し合いに子ども自身を参加させる|保護者が一方的に基準を決めるのではなく、「どのくらい頑張ったらどんなご褒美がいいか」を一緒に考えると、子どもの納得感が高まります。
  • 徐々にご褒美の頻度を減らしていく|最初は毎回のテストに、次第に月に1回、学期に1回というように間隔を空けていくと、外的な動機づけから自然な習慣への移行がしやすくなります。

ありがちな失敗パターン

  • ご褒美の基準がその場の気分で変わる|「今回は特別に」が続くと、子どもはルールを信頼できなくなり、次第に交渉ばかりを試みるようになります。
  • 兄弟姉妹で基準や扱いに差をつけてしまう|同じ家庭内で「上の子は厳しかったのに下の子は甘い」といった差が生まれると、不公平感が別の問題を生むことがあります。
  • ご褒美を約束したのに保護者側の都合で反故にする|忙しさから約束を先延ばしにしたり忘れてしまったりすると、子どもの努力そのものが否定されたように感じさせてしまいます。

編集部からのメッセージ

ご褒美で釣ることは「甘やかし」ではなく、うまく設計すれば家庭学習を後押しする一つの手段です。大切なのは、点数という結果だけでなく、机に向かった時間や取り組む姿勢そのものを認めてあげること。そして、いずれはご褒美がなくても子ども自身が「やってよかった」と思える経験を積み重ねていけるよう、少しずつ手を離していくことです。夏休みという時間のあるこの時期だからこそ、川越市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・新座市・和光市など東武東上線沿線のご家庭でも、ご家庭に合ったご褒美の形を親子で話し合ってみてはいかがでしょうか。

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高校生の定期テスト2週間前学習法|評定平均を上げる教科別スケジュールと直前対策【2026年版】

「中学のときは一夜漬けでもなんとかなったのに、高校の定期テストはそうはいかない」——そう感じている高校生は少なくありません。高校の定期テストは出題範囲が広く、科目数も多いうえ、その結果はそのまま「評定平均」として記録され、指定校推薦や総合型選抜、奨学金の審査など、進路選択に直結していきます。夏休みが終わって2学期最初の定期テストを迎える前に、今のうちから「2週間前スケジュールの型」を作っておくと、9月・10月以降のテストのたびに慌てずに済みます。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など東武東上線沿線に通う高校生にとっても、評定平均は身近な進路選択に関わってくるテーマです。

高校の定期テストが「評定平均」に直結する理由

高校の評定平均は、各学期の定期テストの点数や提出物、授業態度などをもとに教科ごとの評定(5段階など)がつき、その平均値として算出されます。指定校推薦や学校推薦型選抜では評定平均が出願条件になっていることが多く、総合型選抜でも評定は提出書類の一部として扱われます。中学時代の内申点と違い、高校の評定は「1回のテストのやり直し」が難しく、学期ごとの積み重ねがそのまま記録に残っていく点が大きな違いです。だからこそ、1回1回の定期テストを「なんとなく」で終わらせず、2週間前から計画的に準備する習慣をつけておくことが、将来の進路選択の幅を広げることにつながります。

2週間前から始める逆算スケジュールの作り方

まずはテスト範囲表が配られたら、科目ごとの範囲とページ数を書き出し、2週間を「準備期」「演習期」「仕上げ期」の3段階に分けて逆算していきましょう。

期間やることポイント
2週間前〜10日前(準備期)範囲の洗い出し、教科書・ノートの見直し、暗記系科目の単語・用語の1周目この段階では「解く」より「理解し直す」ことを優先する
9日前〜4日前(演習期)問題集・ワークを解き、間違えた問題に印をつける。暗記系は2周目・3周目を回す1教科にかけすぎず、1日2〜3教科を目安にローテーションする
3日前〜前日(仕上げ期)間違えた問題だけをやり直す、暗記系の最終確認、過去のテストで狙われた形式の再チェック新しい範囲に手を広げず、「できないところ」だけに時間を使う

部活の大会や行事と重なる時期は、2週間よりも前倒しで準備期をスタートさせておくと、直前になって焦らずに済みます。

教科タイプ別の配分ポイント

  • 暗記系(英単語・古文単語・社会・理科の用語など)|早い段階から少しずつ回数を重ねる。前日にまとめて詰め込むより、2週間かけて3〜4周する方が定着しやすい
  • 理解・演習系(数学・英文法・物理化学の計算問題など)|問題集を解き直す時間をしっかり確保する。同じ問題を1回解いただけで終わらせず、間違えた問題は日をおいてもう一度解く
  • 記述・論述系(現代文・小論文的な設問を含む科目)|模範解答や授業ノートの表現を写経するように書き写し、自分の言葉で要点を説明できるか確認する
  • 実技・提出物系(副教科、レポート課題など)|評定に占める割合が意外と大きいことがあるため、提出物の期限と完成度を後回しにしない

直前1週間のチェックリスト

  • □ テスト範囲の教科書・ノート・プリントを一通り見直し終えている
  • □ 間違えた問題だけをまとめた「解き直しリスト」ができている
  • □ 暗記系科目は最低2周以上、用語や単語を確認している
  • □ 提出物(レポート・ワーク)の期限と完成度を確認済みである
  • □ 前日は新しい範囲に手を広げず、確認作業に絞っている

ありがちな失敗パターンとリカバリー方法

  • 得意科目ばかりに時間を使ってしまう:安心できる科目から手をつけて時間切れになる → 2週間前の段階で科目ごとの目標時間を先に決め、苦手科目を準備期のうちに前倒しで着手する
  • 範囲表が配られてから準備を始めて間に合わない:部活や行事と重なり準備期が短くなる → 大会・行事が事前に分かっている場合は、範囲表が出る前からノートの整理だけでも先に進めておく
  • 暗記を前日に詰め込んで、テスト後に忘れてしまう:一時的な点数は取れても定着しない → 暗記系は2週間かけて複数回に分けて繰り返し、忘れた頃にもう一度確認する時間を入れる
  • 提出物を後回しにして評定を下げてしまう:テスト勉強に集中するあまり提出物の期限を忘れる → スケジュールに提出物の締め切りも書き込み、テスト勉強と並行して進める

編集部からのメッセージ

高校の定期テストは、1回ごとの結果が評定として積み重なっていく分、中学時代よりも「毎回の準備の質」がそのまま将来の選択肢に返ってきます。2週間前から逆算するスケジュールの型を一度作ってしまえば、次のテストからはその型に沿って準備するだけで済むようになります。2学期最初のテストに向けて、まずは科目ごとの範囲を書き出すところから始めてみましょう。

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  • 24時間 オンライン学習室|適度な緊張感で自宅学習を支える

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オンライン学習で運動不足にならないために|集中力を守る姿勢と休憩ストレッチの習慣

オンライン学習の大きなメリットのひとつは「通塾・通学の移動時間がかからないこと」です。富士見市・ふじみ野市・志木市・川越市など東武東上線沿線に住む中高生にとっても、電車やバスでの移動、教室間の階段の上り下りがなくなるのは時間の節約になります。しかしその一方で、実は「体を動かす機会」も同時に失われていることに気づきにくいものです。今回は、オンライン学習を続けるうえで見落とされがちな運動不足と姿勢の崩れへの対処法を紹介します。

なぜオンライン学習で運動不足に陥りやすいのか

通学・通塾がある生活では、教室移動や階段の上り下り、友人と歩きながら話す時間など、意識しなくても体を動かす場面が自然と組み込まれています。ところがオンライン学習が中心になると、自室の机とパソコンの間で1日の大半が完結してしまい、こうした「無意識の運動」がまるごと抜け落ちてしまいます。さらに映像授業や演習に集中していると、休憩のタイミングを逃しやすく、気づけば数時間同じ姿勢で座り続けていた、ということも珍しくありません。運動不足は体力の低下だけでなく、血流の悪化による集中力低下や、肩こり・腰痛といった不調にもつながり、結果的に学習効率そのものを下げてしまいます。

押さえるべきポイント

  • 「座りっぱなし」を前提にしない:1時間以上連続で座り続けることを避け、区切りを意識的に作る
  • 椅子と机の高さを見直す:足の裏が床にしっかりつき、画面が目線とほぼ水平になる高さが目安
  • 休憩は「サボり」ではなく学習の一部と考える:短い運動を挟むことで、次の集中時間の質が上がる
  • 激しい運動でなくてよい:自室でできるストレッチや軽い体操で十分効果がある
  • スマホを見ながらの休憩は避ける:休憩のつもりが別の座りっぱなし時間に変わってしまう

具体的な実践方法:自宅でできる休憩ストレッチ習慣

  1. 50分学習したら5〜10分は立ち上がる:タイマーをセットし、区切りを機械的に決めてしまう
  2. 首・肩まわりを大きく回す:長時間の前傾姿勢で固まりやすい部分をゆっくりほぐす
  3. 手首・指のストレッチを行う:キーボード入力やペンを持つ動作で疲労がたまりやすい部分をケアする
  4. 部屋の中を少し歩く、階段を1往復する:軽く体を動かすだけで血流が変わり、頭がすっきりする
  5. 水分補給を休憩のタイミングに合わせる:立ち上がって水を飲みに行く動作自体が良い運動の区切りになる

ポイントは、休憩と運動を「特別なイベント」にしないことです。タイマーが鳴ったら反射的に立ち上がる、というくらいシンプルな仕組みにしておくと、忙しい時期でも続けやすくなります。

よくある失敗と注意点

  • 「キリのいいところまで」で休憩を先延ばしにする
    → 結局2〜3時間ぶっ通しになってしまうことがよくあります。時間を目安に、区切りが悪くても一度立ち上がる習慣にしましょう。
  • 休憩のたびにスマホでSNS・動画を見てしまう
    → 目と姿勢を休めるはずが逆効果になります。休憩は体を動かすことを優先し、スマホは別のタイミングに分けましょう。
  • 椅子や机を「勉強用」に整えていない
    → ソファやベッドの上での学習が習慣化すると、姿勢の崩れがさらに進みやすくなります。学習専用のスペースを用意することが基本です。
  • 運動不足を「気合」で乗り切ろうとする
    → 意志の力だけに頼ると長続きしません。タイマーやアラームなど、仕組みで動くようにしておくことが大切です。

編集部からのメッセージ

オンライン学習は、移動時間を学習時間に変えられる便利な仕組みです。だからこそ、その分だけ意識的に体を動かす時間を確保することが、長く集中力を保ちながら学習を続けるコツになります。まずは50分に一度立ち上がることから、今日の学習で試してみてください。

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「学校推薦型選抜も考えてみようか」――高校生の夏、保護者が知っておきたい評定平均のこと

大学入試といえば一般選抜(学力試験)をイメージする保護者の方は多いかもしれませんが、近年は総合型選抜に加えて「学校推薦型選抜」(指定校推薦・公募推薦)を利用する生徒も増えています。部活を引退し、これから本格的に進路を考え始める高校生の夏、「うちの子も推薦を考えてみようか」という話が家庭で出てくることもあるでしょう。ただし学校推薦型選抜は「評定平均」が出願の入り口になるため、一般選抜とは準備の進め方がまったく異なります。今回は、保護者がこの時期に知っておきたい評定平均の基本的な考え方を整理します。

なぜ夏に「評定平均」の話が出てくるのか

学校推薦型選抜では、多くの場合これまでの学業成績(評定平均)が出願条件のひとつになります。評定平均は日々の定期テストや提出物、授業態度の積み重ねで決まるため、出願直前になって慌てても取り返しがききません。高校3年生の夏はちょうど1・2年生の成績が出そろい、「このまま学力試験一本でいくか、推薦も視野に入れるか」を考え始める時期にあたります。だからこそ、この夏のうちに家庭で一度、進路の選択肢を整理しておく意味があります。

保護者がやっておきたいこと・避けたいこと

  • やりたいこと:学校の進路指導部に早めに相談する|指定校推薦の枠や公募推薦の条件は学校・年度によって異なります。担任や進路指導の先生に直接確認するのが最も確実です。
  • やりたいこと:子ども自身の意思を確認する|推薦は「合格しやすそうだから」という理由だけで選ぶと、入学後のミスマッチにつながることがあります。子どもが本当に行きたい分野かどうかを対話の中で確認しましょう。
  • 避けたいこと:評定平均だけを追わせるプレッシャーのかけ方|「あと0.1上げなさい」といった数字への過度な執着は、子どものやる気をかえって削いでしまうことがあります。
  • 避けたいこと:指定校推薦と公募推薦を混同したまま話を進める|指定校推薦は学校に割り当てられた枠に校内選考で応募する形式、公募推薦は大学が定める条件を満たせば誰でも出願できる形式で、仕組みが異なります。

家庭で取り入れられる具体例

  • 提出物の期限を家庭でも一緒に確認する|評定は定期テストの点数だけでなく提出物や授業態度も加味されるため、期限を守る習慣づくりは家庭でも後押しできます。
  • 3者面談で聞くことをあらかじめリスト化しておく|「志望している学部で推薦の枠はあるか」「評定平均はどのくらい必要か」など、事前に質問を整理しておくと限られた面談時間を有効に使えます。
  • 一般選抜の準備も並行して続ける|推薦は必ず合格するとは限りません。学力試験の対策も並行して進めておくと、結果がどちらに転んでも落ち着いて次に進めます。
  • 大学の公式サイトで最新の出願条件を確認する習慣をつける|評定平均の基準や出願条件は大学・学部・年度によって変わるため、噂や先輩の話だけに頼らず公式情報にあたることが大切です。

ありがちな失敗パターン

  • 出願直前になって評定平均が足りないことに気づく|1年生からの積み重ねが評価対象になるため、3年生になってからの巻き返しには限界があります。
  • 親が「推薦で決めよう」と先に方針を決めてしまう|子ども自身が納得していないと、面接や小論文の準備でつまずきやすくなります。
  • 推薦がダメだったときの一般選抜対策が手薄になる|推薦一本に絞りすぎると、不合格だった場合に切り替えが間に合わないことがあります。

編集部からのメッセージ

学校推薦型選抜は、日々の学校生活の積み重ねがそのまま評価につながる入試方式です。夏休みは新しく何かを始めるより、これまでの成績や生活態度を振り返り、家庭で進路の選択肢を整理するのに向いた時期といえます。制度の詳細は学校・大学によって異なりますので、断定的な情報に振り回されず、進路指導の先生や大学の公式発表を確認しながら、お子さまのペースに合わせて進路選びを進めていってください。

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「計算はできるのに点数が伸びない」を解決!中学数学のケアレスミスをなくす自宅トレーニング【2026年夏版】

定期テストや北辰テストの答案が返ってきたとき、「本当は解き方が分かっていたのに、符号を間違えた」「見直せば絶対に気づけたのに」という悔しさを感じたことがある中学生は多いのではないでしょうか。数学のケアレスミスは「実力不足」とは別物で、正しいトレーニングを積めば自宅学習だけでも確実に減らしていくことができます。夏休みは時間にゆとりがあり、普段のテスト前には後回しにしがちな「見直しの型」をじっくり作り込める貴重な期間です。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など東武東上線沿線に通う中学生にとっても、2学期以降の定期テストや北辰テストでの得点力に直結するテーマとして、この夏のうちに取り組んでおく価値があります。

なぜケアレスミスは「軽視できない」失点なのか

ケアレスミスは「本番でたまたま起きた不運」として片付けられがちですが、実際には同じパターンのミスを繰り返している生徒がほとんどです。埼玉県公立高校入試の数学は大問構成で部分点も設定されていますが、計算過程の途中で符号を間違えると、その先の解答がすべて連動してずれてしまい、大きな失点につながります。特に、学校選択問題を実施する高校を志望する場合は、思考力を問う問題に時間を使うためにも、基本的な計算問題は確実に得点しておく必要があります。ケアレスミスを「なくす技術」を身につけることは、応用力を伸ばすのと同じくらい入試の得点に直結する取り組みだといえます。

中学数学のケアレスミス、4つのタイプ

「ケアレスミス」とひとくくりにせず、自分がどのタイプのミスをしやすいのかを把握することが対策の第一歩です。

ミスのタイプ具体例起きやすい単元
符号ミスマイナスを消し忘れる、移項時に符号を変え忘れる正負の数、方程式、関数の式変形
転記ミス問題文の数字を写し間違える、途中式を次の行に写す際に数字がずれる計算問題全般、文章題
計算順序ミスかっこの中を先に計算しない、四則の優先順位を間違える正負の数、式の計算
条件見落とし「整数で答えよ」「単位をそろえよ」などの条件を読み飛ばす文章題、図形の証明、確率

過去の定期テストやワークの間違いを見返し、自分がどのタイプのミスを繰り返しているかをまず洗い出してみましょう。原因が特定できれば、対策も的を絞りやすくなります。

自宅でできる「ミスを防ぐ」トレーニング手順

  1. 途中式を省略せずに書く|暗算で済ませず、1行に1つの変形だけを書く習慣をつける。途中式があれば、どの段階で間違えたかを自分で見つけられる
  2. 解き終えたらすぐに「逆算検算」をする|方程式なら答えを元の式に代入する、計算問題なら別の方法(逆算・概算)で答えが合うか確かめる
  3. 問題文に条件をチェックしながら印をつける|「整数で」「小数第1位まで」などの条件に線を引き、答えを書く直前にもう一度見返す
  4. 「ミスノート」に間違いのパターンを記録する|間違えた問題そのものではなく、「符号を書き忘れた」「移項で符号を変え忘れた」など、ミスの原因を一言で記録していく
  5. ミスノートを定期的に見返す|テスト前にミスノートだけを読み返し、自分がやりがちなミスのパターンを再確認してから本番に臨む

夏休み中のチェックリスト

  • □ 計算問題を解くとき、途中式を省略せずに書けている
  • □ 解答後、検算や見直しを毎回の習慣にできている
  • □ 自分がやりがちなミスのタイプを言葉で説明できる
  • □ ミスノートに、直近1週間で気づいたミスを記録できている
  • □ 問題文の条件(単位・指定形式)を見落とさず確認する癖がついている

ありがちな失敗パターンとリカバリー方法

  • 見直しの時間を最後にまとめて取ろうとして時間切れになる:1問解くごとの検算を省略し、テスト終盤にまとめて見直そうとして時間が足りなくなる → 1問解いたらその場で検算する習慣に切り替え、テスト終盤の見直しは「条件の見落としがないか」の最終チェックだけに絞る
  • ミスノートを作っただけで満足してしまう:記録することが目的化し、見返す習慣が続かない → ミスノートは1冊にまとめ、次のテスト前に必ず5分だけ見返す時間をスケジュールに組み込む
  • 暗算に頼って途中式を省略してしまう:簡単な問題ほど暗算で済ませ、かえってミスが起きやすくなる → 「簡単な問題ほど丁寧に書く」を意識し、特に符号の変化がある場面は必ず途中式を残す
  • 検算のやり方が分からず省略してしまう:検算の方法を知らないまま「見直し」を答えを目で追うだけで終えてしまう → 方程式は代入、計算問題は逆算や概算など、単元ごとの検算方法を先にワークやテキストで確認しておく

編集部からのメッセージ

ケアレスミス対策は、新しい単元を勉強するような派手さはありませんが、身につけてしまえばどの単元にも効く「土台の力」です。夏休みのうちに途中式の書き方や検算の習慣を作っておけば、2学期の定期テストや北辰テストで、本来の実力どおりの点数を取りやすくなります。今日のワークから、途中式を1行ずつ丁寧に書くことから始めてみましょう。

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タイピング速度がオンライン学習の効率を左右する理由|正しい練習法と中高生向けの伸ばし方

オンライン学習では、映像授業のノートを取る、チャットで質問する、検索して調べる、確認テストに解答を打ち込むなど、実はキーボード入力の場面が想像以上に多くあります。読む・聞く力を鍛えることに意識が向きがちですが、「打つ速さと正確さ」が学習効率そのものを左右していることは見落とされがちです。今回は、中高生が自宅学習の中で無理なくタイピング力を伸ばすための考え方と練習法を紹介します。

なぜタイピング速度が学習効率に直結するのか

オンライン授業中にノートを取る場面を思い浮かべてみてください。手書きよりも入力の方が速い人であれば、先生の説明を聞きながらでも要点をリアルタイムでまとめられますが、入力に時間がかかると、キーボードに気を取られて肝心の説明を聞き逃してしまいます。同様に、オンライン教材でわからない問題を検索するとき、AIチューターや添削ツールに質問を打ち込むとき、オンライン提出の課題やレポートを仕上げるときも、入力そのものに時間を取られてしまうと、本来使うべき「考える時間」が削られてしまいます。タイピングは学習の主役ではありませんが、学習全体の「土台」として、地味に効いてくるスキルです。

押さえるべきポイント

  • 速さより先に正確さを身につける:ミスタイプを直す時間の方が、ゆっくり正確に打つよりも結果的に遅くなることが多い
  • ホームポジションを意識する:指の置き場所を決めておくと、画面やキーボードを見る回数が減り、考える方に意識を向けられる
  • ローマ字入力の基本ルールを再確認する:中学生のうちに自己流のクセがついてしまうと後から直しにくいため、早いうちに正しい打ち方を確認しておく
  • スマホのフリック入力とPCのキーボード入力は別スキル:スマホで速く打てても、PCでのタイピングは別に練習が必要
  • 姿勢と画面の距離も学習の質に関わる:前かがみで長時間入力を続けると、肩こりや目の疲れにつながり、集中力の低下を招く

具体的な実践方法:自宅でできる5ステップ

  1. 1日5分、タイピング練習サイトで基礎練習をする:無料のタイピング練習サイトやアプリを使い、まずは正確に打てるスピードを確認する
  2. ホームポジションを意識して指を置く癖をつける:練習の最初の数分は、キーボードを見ずに指の位置だけ確認してから始める
  3. オンライン授業のノートを「打ちながらまとめる」練習をする:最初は手書きと併用しながら、慣れてきた単元から入力でのノート作成に切り替えていく
  4. AIチューターや検索ツールへの質問を自分の言葉で打ち込む:わからない問題を検索・質問する際、要点を簡潔に打ち込む練習を兼ねる
  5. 週に1回、正確さとスピードの両方を記録して振り返る:練習サイトの記録を週単位で見返し、伸びを実感しながら継続する

ポイントは、タイピング練習を独立した課題にしすぎないことです。学習の中の「ノートを取る」「調べる」「質問する」という場面そのものを練習の機会にすることで、無理なく習慣化できます。

よくある失敗と注意点

  • スピードだけを追い求めてミスタイプが増える
    → 誤字だらけの文章は結局読み返して直す手間が増えます。まずは正確に打てる速さを確認し、そこから少しずつ速度を上げましょう。
  • タイピングゲームで満足してしまい、実際の学習に活かさない
    → ゲーム感覚の練習は取り組みやすい反面、それ自体が目的化しやすいものです。練習した分をノート作成や質問文の入力など、実際の学習場面で使ってみましょう。
  • 姿勢を崩したまま長時間入力を続けてしまう
    → 前かがみの姿勢が続くと集中力が落ちやすくなります。適度に休憩を挟み、画面と目の距離、椅子の高さを見直しましょう。
  • 手書きを完全にやめてしまう
    → 定期テストや北辰テストなど、手書きで解答する場面は今後も残ります。入力と手書き、両方の力をバランスよく維持することが大切です。

編集部からのメッセージ

タイピングは、オンライン学習の「主役」ではなく「裏方」のスキルです。しかし裏方がしっかりしているからこそ、ノートを取る・調べる・質問するといった学習の中心部分に集中できます。まずは1日5分、正確に打つことを意識するところから始めてみてください。

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