高校英語ライティング、夏休みに伸ばす自宅トレーニング法|自由英作文で差をつける書き方【2026年夏版】

共通テストの英語ではリーディング・リスニングが中心となり、英作文が直接問われる場面は限られています。しかし国公立大学の二次試験や一部私立大学の個別試験、英検の二次試験前の一次試験ライティングセクションなどでは、依然として自由英作文・和文英訳が重要な得点源です。読解や単語暗記に比べて後回しにされがちな分、夏休みのうちに自宅で書く練習を積み重ねておくと、2学期以降の校内模試や記述模試で差がつきやすい分野でもあります。この記事では、高校生が自宅でできる英作文トレーニングの進め方を整理します。

なぜ英作文は自宅学習で後回しになりやすいのか

英作文は「書いた後に自分では正誤判定がしにくい」という性質があります。単語や文法問題であれば答え合わせがしやすい一方、自由英作文は「文法は合っているが内容が伝わりにくい」「一貫性に欠ける」といった、自己採点では気づきにくい弱点を抱えたまま放置されがちです。結果として、多くの受験生が過去問演習の段階になって初めて自分の弱点に気づき、対策が間に合わなくなるケースが見られます。夏休みのうちから少しずつ「書いて」「見直す」サイクルを回しておくことが、後々の負担を減らすポイントです。

自由英作文で押さえておきたい基本の型

  • 主張(Introduction)|最初の1〜2文で自分の意見・立場を明確に示す
  • 理由・根拠(Body)|理由は1〜2個に絞り、それぞれに具体例や説明を添える
  • 結論(Conclusion)|主張を言い換えて締めくくる(新しい内容は入れない)
  • つなぎ言葉の活用|First, Second, In addition, However, Therefore などで論理の流れを明示する

この型を意識するだけで、内容の一貫性が保たれ、採点者にとって読みやすい答案になります。難しい単語や凝った構文を使うことよりも、「シンプルな文で、主張と理由がはっきり伝わる」ことの方が評価されやすい傾向があります。

夏休みにできる自宅トレーニングの進め方

ステップ内容目安時間
①テーマを決めて書く参考書や過去問から自由英作文のお題を1つ選び、時間を計って書く15〜20分
②自分で見直す時制・三単現のs・冠詞・スペルなど基本文法だけをチェックする5分
③模範解答と比較する参考書の模範解答と自分の答案を見比べ、表現・構成の違いを確認する10分
④使えたフレーズをストックする模範解答で使われていた言い回しをノートに書き写しておく5分

このサイクルを週に2〜3回、夏休み中に10回前後こなすことを目安にすると、書くことへの抵抗感が減り、フレーズのストックも自然と増えていきます。可能であれば、学校の先生や塾の講師など第三者に添削してもらう機会を1回でも作ると、自分では気づけない弱点の発見につながります。

よくある失敗パターンとリカバリー方法

  • 失敗①:難しい単語・構文を使おうとして文が崩れる
    → 知っている単語・文法だけで正確に書くことを優先しましょう。凝った表現よりも「間違いのない英文」の方が評価されます。
  • 失敗②:日本語で考えた文章をそのまま直訳しようとする
    → 日本語特有の言い回しは英語にしにくいことが多いため、最初から「英語で言える内容」に絞って考える練習をしましょう。
  • 失敗③:書きっぱなしで見直しをしない
    → 書いた直後の見直しだけでも、時制のミスやスペルミスの多くは自分で発見できます。1本書いたら必ず5分だけ見直す習慣をつけましょう。

編集部からのメッセージ

英作文は「センスが必要な分野」と思われがちですが、実際には型と練習量で着実に伸ばせる分野です。埼玉県西部・東武東上線沿線の高校でも、2学期以降に校内模試や実力テストで英作文が出題される機会は少なくありません。夏休みのうちに「書く→見直す→フレーズをストックする」というシンプルなサイクルを積み重ねておくことが、2学期以降の伸びにつながります。

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