二学期の内申点を左右する「期末テスト」――中間の結果が出た今、家庭でできる次の一手

二学期中間テストの答案返却がひと段落し、「今回はまずまずだった」「思ったより取れなかった」と、それぞれのご家庭で結果と向き合う時期になりました。ですが、二学期にはもう一つ大きな山があります。11月頃に実施されることが多い「期末テスト」です。中間テストよりも出題範囲が広く、主要教科に加えて音楽・美術・保健体育・技術家庭といった実技教科の筆記テストも組み込まれるため、二学期の内申点(通知表の評定)は中間よりもむしろ期末の出来に大きく左右されやすいと言われています。中間の結果に一喜一憂して終わるのではなく、今のうちから期末に向けて動き出せるかどうかが、二学期の評定を大きく左右します。今回は、期末テストに向けて家庭でできる準備の進め方を考えます。

なぜ期末テストは中間テストより「気を抜けない」のか

中間テストは主要教科(国語・数学・英語・理科・社会)が中心の学校が多いのに対し、期末テストでは音楽・美術・保健体育・技術家庭といった実技教科の筆記試験が加わるのが一般的です。実技教科は主要教科に比べて対策が後回しにされがちですが、内申点の計算では実技教科も主要教科と同じ、あるいはそれ以上の比重で扱われる学校も少なくありません。さらに、出題範囲も中間テストより広くなることが多く、「授業でやったことは何となく覚えている」という状態のままテスト直前に一気に詰め込もうとしても間に合いにくいのが実情です。加えて、二学期は文化祭や体育祭、宿泊行事などの学校行事が集中する時期でもあり、行事の準備に気を取られているうちに気づけば期末テストが目前、というご家庭も多く見られます。中学3年生にとっては、二学期の通知表が高校受験の内申点に直結する重要な学期になるため、なおさら早めの準備が求められます。

今からできること・避けたいこと

期末テストの準備は、テスト直前になって慌てて始めるものではなく、中間テストが終わった今の時期から少しずつ手をつけておきたいものです。家庭で意識しておきたいポイントを整理します。

  • 今からできること:中間テストの間違い直しを、期末の出題範囲につながる単元まで含めて振り返っておく
  • 今からできること:授業ノートや提出物を、テスト前にまとめて見返せるよう日頃から整理しておく習慣をつける
  • 今からできること:実技教科についても「筆記テストがある」ことを早めに意識させ、暗記事項を軽視しない
  • 避けたいこと:中間の結果だけで「今回は良かったから大丈夫」「今回は悪かったからもうダメ」と決めつける
  • 避けたいこと:行事の準備・部活動を理由に、期末対策を直前まで完全に後回しにする
  • 避けたいこと:保護者が一方的にスケジュールを組み、子ども自身が「やらされている」と感じる進め方になる

家庭で取り入れられる具体的な工夫

期末テストに向けた準備は、特別なことをする必要はありません。日々の生活の中に少しずつ仕組みとして組み込んでいくことがポイントです。

  • 学校からテスト範囲表が配布されたら、目安として3週間前を目安に「主要教科」と「実技教科」を分けたおおまかな計画を子どもと一緒に確認する(あくまで目安であり、実際の期間は学校や科目により異なる)
  • 実技教科は暗記要素が多いため、通学中や食事の準備の合間など、すきま時間に見返せるようノートやプリントをまとめておく
  • 富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市など、学校行事の時期が地域や学校ごとに異なる場合もあるため、行事のピークとテスト範囲表配布のタイミングを家庭のカレンダーで先に把握しておく
  • 提出物は「テスト前にまとめて」ではなく、期限内にこまめに提出できているかを日常的に確認する(提出状況も評定に影響することが多い)
  • テスト前日・当日の生活リズム(睡眠時間・朝食)を整えることも、実力を発揮するための土台として意識する

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、中間テストの結果が良かったために「今回も同じやり方で大丈夫」と油断し、範囲の広い期末テストで思うように点数が取れないケースです。逆に中間の結果が悪かった場合は、保護者が焦って教科ごとの計画を細かく指示しすぎてしまい、子どもが「やらされている」感覚を強めてしまうこともあります。また、実技教科を「副教科だから」と軽視し、主要教科の対策だけに時間を使った結果、通知表全体の評定が思ったより伸びなかったというケースも少なくありません。行事シーズンと重なることで、「行事が終わってから本気を出す」というつもりが、思いのほか準備期間が短くなってしまうことも、二学期特有の落とし穴です。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、二学期の期末テストは「中間よりも差がつきやすいテスト」だと感じることが多くあります。範囲が広く、実技教科も含まれるからこそ、直前の詰め込みだけでは対応しきれない部分が出てくるためです。大切なのは、保護者がすべてを管理することではなく、子どもが自分でテストに向けた見通しを立てられるよう、そばで少し背中を押すことです。中間テストの振り返りを無駄にせず、期末テストという次の目標に向けて、今のうちから少しずつ準備を進めていただければと思います。評定の具体的な計算方法や科目ごとの重み付けは学校によって異なりますので、詳細は担任の先生や学校からの配布物でご確認ください。

EIMEI-online について

本サイト「EIMEI-online」は、埼玉県西部に5ブランドを展開する EIMEI教育学習塾グループ が運営する、埼玉県在住の中高生向けハイレベルオンライン個別指導塾です。

  • オンライン個別NOTE|学習管理・質問対応・確認テストを担当講師が一冊で完全フォロー
  • 完全個別指導|マンツーマンのオンライン個別指導
  • ハイレベル LIVE 講義(EIMEI-TOP)|難関校受験専門の集団LIVE
  • 選択制 映像講義|先取り・復習に対応
  • 24時間 オンライン学習室|適度な緊張感で自宅学習を支える

無料相談・体験授業のご相談は お問い合わせフォーム からどうぞ。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です