オンライン学習はパソコンやタブレットの画面を見ながら進めるスタイルのため、すぐ手の届く場所にスマートフォンがあると、気づかないうちに手が伸びてしまうという人は多いのではないでしょうか。通知をオフにしているつもりでも、視界に入っているだけで意識がそちらに向いてしまい、気づけば集中が途切れている——。今回は、机の上や部屋の中の「スマホの置き場所」を見直すことで、オンライン学習の集中力を保つ工夫を整理します。
なぜ「机の上のスマホ」が集中力を奪うのか
- 通知が来ていなくても気になってしまう|画面をオフにしていても、視界の端にスマホがあるだけで「見たいけど我慢する」という余計な意識が働き、学習への集中がその分そがれてしまう
- オンライン学習との境界があいまいになりやすい|スマホで英単語アプリや辞書アプリを使うこともあるため、「学習のためにスマホを触る」と「なんとなくSNSを開く」の境目が本人の中でもぼやけやすい
- 一度手に取ると他のアプリに流れやすい|アプリを確認するつもりが、通知やアイコンをきっかけに別のアプリを開いてしまい、そのまま数分〜数十分が過ぎてしまうことがある
- 「ながら学習」のつもりが「ながらスマホ」になりやすい|動画授業を見ながらスマホを触る習慣がついてしまうと、授業の内容が頭に入らないまま時間だけが過ぎてしまう
机まわりのレイアウトで押さえたいポイント
- スマホを「視界の外」に置く|引き出しの中、机の上ではない棚、あるいは別の部屋など、目に入らない場所に置くだけでも意識が逸れにくくなる
- 学習端末とスマホの距離を意識的に離す|PCやタブレットのすぐ横ではなく、立ち上がらないと手が届かない距離に置くことで「なんとなく触る」を防ぎやすくなる
- 充電は学習机以外の場所で行う|充電ケーブルを学習机に置いていると自然とスマホもそこに置くことになるため、充電スポットを寝室や別の部屋に決めておく
- どうしても近くに置く必要がある場合は工夫する|オンライン授業の連絡確認などで手元に置く必要がある場合は、画面を伏せる・通知をオフにする・機内モードにするなど「見えても反応しない」状態を作る
今日からできる実践ステップ
- 学習前にスマホの置き場所を決める|「今日はここに置く」を毎回同じ場所に固定し、置き場所を選ぶ手間自体をなくしておく
- その日の学習で本当にスマホが必要かを確認する|英単語アプリや辞書アプリを使う予定があるか事前に確認し、不要であれば最初から視界の外に置く
- 必要な場合はタイマーと組み合わせて使用時間を区切る|アプリを使う時間をあらかじめ決めておき、使い終えたらすぐに元の置き場所へ戻す
- 学習終了後の「ご褒美タイム」としてスマホを使う時間を決める|学習中は我慢する代わりに、終わったあとの楽しみとして時間を確保しておくとメリハリがつきやすい
- 家族と置き場所のルールを共有する|「学習中は共有スペースに置く」など家庭内でルールを決めておくと、本人だけの意志に頼らずに済む
よくある失敗・注意点
- 「音さえ消せば大丈夫」と思い込んでしまう|マナーモードにしても、視界に入っている限り意識は逸れやすいため、音だけでなく置き場所そのものを見直すことが重要
- 置き場所をその日ごとに変えてしまう|決めた場所がバラバラだと習慣として定着しにくいため、まずは同じ場所に置き続けることを優先する
- 家族の理解がないまま本人だけがルールを守ろうとする|連絡のたびに家族からスマホを渡されるなど、周囲の協力がないとせっかくの工夫も効果が薄れてしまう
- 完全に手放そうとして反動が出る|厳しく制限しすぎるとストレスがたまり、かえって学習後にスマホを長時間触ってしまうこともあるため、無理のない範囲でルールを決めることが長続きのコツ
編集部からのメッセージ
スマホを完全に遠ざけることが目的ではなく、「学習に必要なときは使い、必要ないときは意識を逸らさない」バランスを作ることが大切です。机の上や部屋の中のちょっとした配置の見直しは、今日からすぐに試せる工夫です。まずは学習机の周りを見渡して、スマホがどこにあるかを意識するところから始めてみてください。
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