二学期が始まっておよそ2週間。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞など東武東上線沿線の中学校・高校でも、新しい単元の授業が本格的に進み始めた頃だと思います。「学校どうだった?」と聞けば「別に普通」「大丈夫」と返ってくるものの、本当に授業についていけているのか、内心気になっている保護者の方も多いのではないでしょうか。定期テストや実力テストの点数として結果が見えるのは、早くてもまだ数週間先。点数が出る前の今だからこそ、家庭で気づける小さなサインに目を向けてみましょう。
なぜ「点数が出る前」に気づきたいのか
二学期の最初は、夏休み明けの復習を終えて、各教科とも新しい単元に一気に進むタイミングです。数学の新しい単元、英語の新しい文法事項など、内容の難度が上がりやすい時期でもあります。ここでの理解のつまずきは、本人が「わからない」と自覚しないまま積み重なっていくことも少なくありません。テストの点数として表面化してから対処するよりも、日々の会話や様子から早めに気づき、軽い遅れのうちに手を打てた方が、本人の負担も小さく済みます。
- 二学期の最初は新単元が続き、難度が上がりやすい時期
- 理解の遅れは、本人が自覚しないまま積み重なることがある
- テストの点数として見えるのは数週間後――それまでは見えにくい
- 早い段階での小さな気づきが、本人の負担を軽くする
保護者がやってみたいこと・避けたい聞き方
大切なのは「テストしているような聞き方」にならないことです。問い詰めるような聞き方は、子どもを身構えさせてしまい、かえって本当のことを話しにくくさせてしまいます。
- やってみたいこと:「今日は何が一番難しかった?」と、できたかどうかではなく内容を聞く
- やってみたいこと:習ったことを子ども自身の言葉で説明してもらう(教えてもらう側に回る)
- やってみたいこと:週末に一度、ノートや教科書をさらっと一緒に眺めてみる
- やってみたいこと:学校からの連絡やお知らせに目を通し、単元の進み具合を把握しておく
- 避けたい聞き方:帰宅した瞬間に問題を出すようにテストする
- 避けたい聞き方:「本当にわかってるの?」と疑うような聞き方をする
- 避けたい対応:点数が出るまで何もせず、結果が悪くなってから慌てて対応する
家庭で取り入れられる具体例
- 「今日どうだった?」を「今日習ったところ、ひとつだけ教えて」に変えてみる
- 週末にノートをパラパラめくり、空欄や殴り書きが増えていないかをさりげなく確認する
- オンライン教材や学習アプリを使っている場合は、進捗画面を一緒に見る時間を作る
- 「わからないところがあったら、次の授業で先生に聞いてみたら?」と背中を押す
- つまずきに気づいたら、点数として表面化する前に、本人と一緒に軽く振り返る時間を作る
ありがちな失敗パターン
よくあるのが、定期テストの結果が返ってくるまで様子を見ているうちに、思った以上に理解が追いついていなかったと気づくケースです。逆に、心配のあまり毎日のように「今日の授業わかった?」と細かく確認しすぎると、子どもは監視されているように感じて口数が減り、かえって本当のことを話さなくなってしまうこともあります。ちょうどよい距離感で、日常会話の延長として様子をうかがうくらいがちょうどよいバランスです。
編集部からのメッセージ
指導の現場でも、二学期最初のわずかなつまずきは、早めに気づいて手を打てば取り返しやすいものだと感じています。逆に「そのうち慣れるだろう」と数週間放置してしまうと、単元が積み重なる分だけ立て直しに時間がかかることもあります。点数という結果だけでなく、日々の会話やノートの様子から、お子さまの理解度にそっと目を向けていただければと思います。
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