夏休みが目前に迫り、「せっかくまとまった時間があるのだから、勉強以外にも何か力になることをさせたい」と考える保護者の方は多いのではないでしょうか。その候補としてよく挙がるのが英検(実用英語技能検定)です。ただ、「受験勉強と両立できるのか」「本当に高校受験に役立つのか」「級選びを間違えて自信をなくさせないか」など、気になる点も多いはず。川越市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・和光市・新座市・坂戸市など東武東上線沿線のご家庭でも、この夏、英検への挑戦を検討している方に向けて、家庭でのサポートのポイントを整理します。
なぜ夏休みに英検が候補に挙がるのか
英検は年に複数回実施されており、夏の回はまとまった学習時間を確保しやすい中高生にとって挑戦しやすいタイミングです。また、埼玉県内の私立高校の中には、英検などの取得級を入試の際の優遇(加点や内申点の参考)に用いている学校もあります。ただし基準は学校ごとに大きく異なり、年度によっても変わり得るため、詳細は志望校の学校説明会や最新の募集要項で必ず確認することが前提になります。「英検を持っていれば有利になるはず」と決めつけず、あくまで英語力そのものを伸ばす機会として捉えるのが健全な向き合い方です。
やるべきこと・避けるべきこと
- 今の実力より少し上の級を目安にする|背伸びしすぎる級だと挫折感が先に立ちます。学校の英語の成績や模試の結果を参考に、担当の先生や講師に相談しながら級を決めるのが安心です。
- 申し込み・会場・日程は早めに確認する|夏休み中は家族旅行や部活動の予定と重なりやすく、申込み忘れや会場までの移動計画の抜け漏れが起きがちです。
- 結果だけでなく取り組み方を評価する|不合格だった場合でも、「単語を何個覚えられたか」「リスニングにどれだけ慣れたか」といったプロセスに目を向けることが、次への意欲につながります。
- 受験学年は勉強全体のバランスを見ながら判断する|中3・高3など受験本番が近い学年は、検定対策に時間を割きすぎて主要教科の勉強が手薄にならないよう、全体の学習計画の中に位置づけることが大切です。
家庭で取り入れやすい工夫
- 過去問を使って「本番の形式」に慣れさせる|制限時間を計って過去問を解く練習を家庭で数回行うだけでも、当日の落ち着き方が変わります。
- リスニングを生活の中に自然に組み込む|移動時間や食事の準備中など、机に向かう以外の時間に英語の音声に触れる習慣をつくると、負担感なく耳が慣れていきます。
- 単語学習は毎日少量を継続する|まとめて詰め込むより、1日10〜15分程度を目安に毎日続けるほうが定着しやすいとされています。
- 面接(二次試験がある級の場合)は家族で練習相手になる|保護者が簡単な質問役を務めて声に出す練習をするだけでも、本番の緊張が和らぎます。
ありがちな失敗パターン
- 申込み後に対策を先延ばしにしてしまう|「まだ時間がある」と後回しにした結果、直前の1週間に詰め込むことになり、本人の負担が一気に増えてしまいます。
- 親が「絶対受かってほしい」というプレッシャーをかけすぎる|検定はあくまで通過点です。結果を重く見すぎると、挑戦すること自体への抵抗感を生んでしまいます。
- 受験直前期に難しい級へ無理に挑戦させる|内申や入試への影響を意識しすぎて、本来のスケジュールに合わない級を受けさせると、主要教科の勉強時間を圧迫しかねません。
編集部からのメッセージ
英検への挑戦は、合格・不合格という結果以上に、「目標に向けてコツコツ取り組む経験」そのものに価値があります。夏休みという時間の使い方に選択肢が広がるこの時期だからこそ、お子さまの今の実力や受験までのスケジュールに合わせて、無理のない形で取り入れてみてはいかがでしょうか。入試での優遇の有無や基準は学校ごとに異なりますので、気になる場合は志望校の説明会などで直接確認されることをおすすめします。
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