「部活を頑張っているのに定期テストの勉強が間に合わない」「提出物を出し忘れて評定が下がった」——志木市・富士見市・ふじみ野市・川越市・朝霞市など東武東上線沿線の中学生からこうした悩みをよく耳にします。埼玉県の公立高校入試では、北辰テストの偏差値と並んで内申点(調査書点)が合否に大きく影響します。この内申点の伸ばし方にこそ、オンライン学習の活用が効いてきます。
埼玉県の内申点の仕組みをおさえよう
埼玉県公立高校入試(一般募集)では、内申点は中1〜中3の9教科(国語・数学・英語・理科・社会・音楽・美術・保健体育・技術家庭)の評定(1〜5)を合計した135点満点が使われます(一部の高校は3年分のみ活用)。評定は以下の4つの要素で決まります。
- 定期テスト:中間・期末テストの点数(最も配点比率が大きい)
- 提出物:ワーク・レポート・課題の提出状況と完成度
- 授業態度:積極的な発言・授業参加の様子
- 実技・小テスト:副教科の実技点、単元ごとの小テスト
「テストの点だけ上げれば良い」と思われがちですが、提出物と授業態度で1段階分の評定差が生まれることは珍しくありません。オンライン学習を戦略的に使えば、これらすべてに対してアプローチできます。
オンライン学習が内申点に効く3つのポイント
① 定期テスト対策の精度が上がる
オンライン授業や映像講義の最大のメリットは「何度でも見返せる」ことです。学校の授業では聞き流してしまった説明も、映像なら一時停止・巻き戻しで自分のペースで理解できます。特に数学・理科の計算手順や英語の文法解説など、「授業中は何となくわかった気がしたけど自分では解けない」という単元に有効です。定期テスト2〜3週前からオンライン授業で苦手単元を集中的に復習することで、点数の底上げが狙えます。
② 提出物の「完成度」が上がる
内申点において見落とされがちなのが、提出物の完成度です。ワークを白紙で出す・答えを写すだけでは評定に貢献しません。「自分で解いた跡」があること、間違えた問題に対して解き直しをしていることが重要です。オンライン個別指導なら、課題の詰まっている箇所をリアルタイムで質問でき、提出前に解き直しまで完成させることができます。「出すだけ」から「完成度高く出す」への意識転換が内申点改善の近道です。
③ 副教科(実技教科)の知識問題をカバーできる
音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定も内申点に含まれます。実技の点数は当日の出来に左右されますが、筆記テスト(知識問題)部分はオンライン学習でカバーできます。音楽の楽典・美術の作品鑑賞・保健分野の健康知識・技術家庭の調理・電気回路など、映像解説や参考書で事前に理解しておくことで、副教科の評定を1段階上げることも十分可能です(目安)。主要5教科だけでなく副教科の筆記対策をオンライン学習で補完する意識が重要です。
定期テスト前のオンライン学習チェックリスト
テスト2週間前から逆算して、以下のチェックを実施すると効果的です。
- □ テスト範囲を確認し、優先順位を決める(2週間前):配点が大きい単元・苦手単元を最初に取り組む計画を立てる
- □ 学校のワーク・プリントを一周する(10日前まで):わからない問題に「?」マークをつけ、オンライン授業で質問リストを作成する
- □ オンライン授業で「?マーク」を解消する(1週間前):苦手単元の映像解説を見返し、例題を自力で解けるか確認する
- □ ワークの間違い直しを完成させる(5日前):提出物として出す前に、間違えた問題を全て解き直す
- □ 副教科の筆記テスト範囲を確認する(3日前):教科書・プリントをざっと読み、用語と図を確認する
- □ 前日は「総まとめ」に集中する(前日):新しい問題ではなく、間違えた問題の再確認に絞る
内申点対策でよくある3つの失敗パターン
- 失敗①:主要5教科だけに集中して副教科を軽視する:音楽・美術・体育・技術家庭は9教科の合計内申点のうち36点分を占めます。これらを「どうせ実技だから」と放置すると、努力で変えられる筆記点を取りこぼすことになります。
- 失敗②:提出物を「答えを写して出す」で済ませる:提出物の「完成度」評価は、解き直しの有無や自分の考えが書かれているかが見られます。オンライン授業で解法を理解してから書き直す習慣が、評定を1つ変える鍵になります。
- 失敗③:テスト直前だけ詰め込む「一夜漬け型」を繰り返す:一夜漬けで点が取れても、次の単元に入ると前の内容を忘れ、問題が積み重なります。オンライン学習を使った「週1回の小まとめ復習」を習慣にすることで、テスト前の負担を大幅に減らせます。
部活生のオンライン学習スケジュール例
部活動で帰宅が遅い中学生でも、オンライン学習を組み込むことで内申点対策は十分可能です。以下はひとつの目安です。
- 平日(部活あり)帰宅21時の場合:入浴・夕食後の22時〜23時に30〜45分。翌日の予習か当日授業の「?マーク」解消に絞る。
- 平日(部活なし)の日:帰宅後1〜2時間をワーク消化と映像授業の視聴に充てる。週に1〜2回この「充電デー」をつくることが継続のコツ。
- 土日:午前中に2〜3時間まとめて学習。苦手単元の映像授業+問題演習のセットで進める。オンライン個別授業を週1回入れると、詰まったところを一気に解消できる(目安)。
志木市・富士見市・ふじみ野市・朝霞市など東武東上線沿線の学校では夏・秋の大会シーズンに部活が週5〜6日になることもあります。そういう時期こそ、通塾の移動時間がかからないオンライン学習の強みが活きます。家の机に座ってすぐ授業が始められる環境は、限られた時間を最大限に使う上で大きなアドバンテージです。
編集部からのメッセージ
内申点は「才能」ではなく「仕組みと習慣」で動かせる数字です。北辰テストの偏差値が伸び悩んでいる時期でも、内申点を着実に積み上げることで志望校の選択肢は広がります。特に埼玉県の公立入試では、内申点と学力検査の両方が問われます。「どちらも同時に伸ばす」という意識で、オンライン学習を定期テスト対策・提出物・副教科筆記という3方向に活用してみてください。日々の積み重ねが、3年後の入試結果を大きく変えます。
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