中2社会「江戸時代」、2学期の新出単元でつまずかないための自宅学習法【2026年秋準備版】

2学期に入り、中学2年生の社会(歴史分野)では「江戸時代」の学習が本格的に始まる学校が多くなります。戦国時代までの「武将同士の争い」を扱う単元と違い、江戸時代は「幕府のしくみ」「対外政策」「経済・文化の発展」「三大改革」など、扱う内容の幅が一気に広がるのが特徴です。「参勤交代の目的は何か」「鎖国下でも交流が続いた相手は誰か」「享保の改革・寛政の改革・天保の改革の違いは何か」など、似たような制度改革が複数登場するため、年号や人物名だけを覚えてしまうと、定期テストの記述問題や資料読み取り問題で得点を落としやすくなります。2学期のうちに、制度の「目的」と「結果」をセットで理解しておくことが大切です。

なぜ「江戸時代」でつまずく生徒が多いのか

この単元でつまずく理由は、大きく分けて「扱う期間が約260年と長く、出来事の順番が整理しにくい」「三大改革のように似た名前・似た内容の政策が複数あり混同しやすい」「絵図や資料を読み取って当時の社会のようすを説明する問題に慣れていない」の3つに集約されます。とくに江戸幕府の対外政策は、「鎖国」という言葉だけを覚えて「すべての国と交流を断った」と誤解してしまう生徒が少なくありませんが、実際にはオランダ・中国(清)や朝鮮などとの窓口は残されていました。この「何を制限し、何を残したのか」という視点が抜けると、記述問題で正しい説明ができなくなります。また、享保・寛政・天保の三大改革は、「誰が行ったか」「何のために行ったか」「どんな政策を出したか」を人物名とセットで整理しないと、テスト前に慌てて丸暗記するだけになってしまいます。

押さえるべきポイント

  • 江戸幕府の支配のしくみ(将軍のもとに老中などの役職が置かれ、大名を統制するしくみ)を図で整理する
  • 参勤交代や武家諸法度など、大名を統制するための制度が「何のために」行われたのかを、目的から理解する
  • 江戸幕府の対外政策について、「何を制限し、どこと交流を続けたのか」を国・地域ごとに整理する
  • 享保の改革(徳川吉宗)・寛政の改革(松平定信)・天保の改革(水野忠邦)を、時期・中心人物・主な政策の3点セットで比較表にまとめる
  • 江戸時代の産業・交通の発達(街道の整備、都市の発展など)を、当時の社会の変化と結びつけて理解する
  • 資料(絵図・地図・グラフ)の読み取り問題は、まず「何を表す資料か」を確認してから設問に取り組む習慣をつける

自宅学習の進め方・チェックリスト

「江戸時代」は扱う範囲が広いため、時代の流れを一気に覚えようとせず、テーマごとに区切って整理すると理解が深まります。以下の順番で進めると、知識の整理と資料読み取り問題への対応力が同時に身につきます。

ステップやること目安時間
1. 幕府のしくみの整理将軍・老中などの役職と、大名を統制するしくみを教科書の図とセットでノートにまとめる15分
2. 大名統制の制度理解参勤交代・武家諸法度がそれぞれ何のために行われたのかを、一問一答形式で確認する15分
3. 対外政策の整理「制限した相手」と「交流を続けた相手」を表に整理し、鎖国の実態を正しく理解する15分
4. 三大改革の比較表づくり享保・寛政・天保の改革を、時期・中心人物・主な政策の3項目で自分で表にまとめる20分
5. 産業・交通の発達の確認街道の整備や都市の発展が、人やものの動きにどう影響したかをノートに整理する10分
6. 資料読み取り演習ワークや過去のテストから絵図・地図・グラフを使った問題を選び、資料の意味を確認しながら解く15分

この単元は覚える人物名・制度名が多いため、通学時間を活用するのもおすすめです。東武東上線などで通学している生徒であれば、電車の中で人物カード(三大改革の中心人物と政策など)を見返すだけでも、机に向かう時間を増やさずに知識を定着させることができます。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
「鎖国」という言葉だけを覚え、すべての国との交流を断ったと誤解してしまう「何を制限し、どこと交流を続けたのか」を表に整理し直し、対外政策の実態を確認する
享保・寛政・天保の改革の中心人物と政策の組み合わせを混同してしまう年号順に並べた比較表を自分で作り直し、時期・人物・政策をセットで声に出して確認する
参勤交代の目的を「大名を苦しめるため」と単純化して覚えてしまう大名の経済力を抑え、将軍への忠誠を確認するという複数の目的を教科書の説明から拾い直す
資料読み取り問題で、資料の種類(絵図・地図・グラフ)を確認せずに設問に取り組んでしまう設問を読む前に「これは何を表した資料か」を必ず確認してから答える習慣をつける

編集部からのメッセージ

「江戸時代」は、中学社会(歴史分野)の中でも「制度の目的と結果を関連づけて考える力」が本格的に求められる単元です。ここでの理解があいまいなままだと、この先に習う「明治維新」や「近代の日本と世界」でも、制度改革の背景を読み取れずにつまずきを繰り返しやすくなります。2学期が始まったばかりの今、年号や人物名を丸暗記するだけでなく、「なぜその制度が必要だったのか」を考える時間を少しずつ積み重ねてみてください。

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動画・音声・テキスト、どれが自分に合う?単元ごとに教材形式を使い分けるオンライン学習法

オンライン学習の教材は、動画授業・音声(リスニング教材やポッドキャスト)・テキスト(PDFや電子教材)と形式が豊富にあります。便利な反面、「とりあえず動画を流し見する」など、単元の内容に関係なく同じ形式ばかり選んでしまいがちです。実は英単語の暗記と数学の図形問題では、向いている教材形式がまったく異なります。教材の「形式」を単元の特性に合わせて選び分けるだけで、同じ学習時間でも理解度や定着率が変わってくると言われています。

それぞれの教材形式が向いている場面

  • 動画(映像授業)|図形の動き、実験の様子、板書の進み方など「視覚的な変化」を伴う内容に向く。数学の図形・関数のグラフ、理科の実験、地理の地図資料などは動画で流れを追うと理解しやすい
  • 音声(リスニング教材・音声解説)|英語のリスニング、英単語・古文単語の暗記、繰り返し聞くことで耳が慣れる内容に向く。画面を見なくても学習できるため、家事の手伝い中や移動時間など「ながら時間」との相性がよい
  • テキスト(PDF・電子教材・問題集)|自分のペースで止めたり読み返したりしたい内容、暗記事項の一覧、複雑な文章題の条件整理などに向く。動画のように再生速度に縛られず、必要な箇所だけ拾い読みできるのが強み
  • 形式を組み合わせる単元もある|英語長文なら「音声で全体を聞く→テキストで構文を確認する→動画解説で解き方を理解する」のように、1つの単元で複数形式を段階的に使うと理解が深まりやすい

「学習スタイル診断」を過信しすぎない

「自分は視覚タイプ/聴覚タイプ」といった学習スタイル診断を目にすることがありますが、近年の教育心理学の研究では、特定のタイプに合わせて教材形式を一つに固定することの効果は、科学的に十分な裏付けがあるとは言えないという指摘もあります。むしろ大切なのは、自分のタイプを決めつけることではなく、単元の内容ごとに複数の形式を試し、実際に理解や記憶の定着がよかった方法を選ぶという柔軟な姿勢です。

実践ステップ:教材形式を選び直すチェックリスト

  1. 今取り組んでいる単元を書き出す|「英単語暗記」「数学の図形」「古文の文法」など、科目ではなく単元レベルで具体的に分解する
  2. その単元は「動く・変化する」内容か、「音・リズム」に関わる内容か、「一覧・条件整理」が必要な内容かを考える|視覚的な動きが重要なら動画、繰り返しの音が重要なら音声、比較・整理が重要ならテキストを軸にする
  3. 1週間だけ形式を変えて試す|普段動画中心なら、同じ単元を音声やテキスト中心に切り替えてみて、理解のしやすさや定着度を比べる
  4. 結果を学習記録に一言メモする|「音声中心にしたら暗記が早くなった」など、形式を変えた効果を記録しておくと、次回以降の教材選びの判断材料になる
  5. 単元が変わるたびに見直す|一度決めた形式に固定せず、新しい単元に入るたびに「この内容に合う形式は何か」を考え直す習慣をつける

よくある失敗・注意点

  • 「動画が一番楽だから」で全科目を動画に頼ってしまう|視聴すること自体が目的化し、内容が頭に残らないまま終わってしまうことがある
  • 音声教材を「聞き流すだけ」で終える|耳に入れるだけでなく、区切りごとに一時停止して自分で発音・復唱する、書き取ってみるなど、能動的に関わる工程を挟むことが定着につながる
  • テキスト教材を「読んだだけ」で満足する|読解や暗記事項の確認は、読んだ後に自分の言葉で要約したり、問題を解いたりするところまでセットで行う
  • 形式を頻繁に変えすぎて学習が定着しない|同じ単元の中で形式をコロコロ変えるのではなく、「1週間試す→振り返る」というサイクルを守ると比較がしやすい

編集部からのメッセージ

オンライン学習は教材形式を自由に選べることが大きな強みです。「動画が苦手だから自分には向いていない」と決めつけず、単元の特性に合わせて音声やテキストも試してみることで、これまで伸び悩んでいた単元の理解が進むこともあります。まずは今取り組んでいる1単元だけ、いつもと違う形式で1週間試してみることから始めてみましょう。

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二学期は部活動の“世代交代”シーズン――部長・副部長になった子を、家庭でどう支えるか

夏の大会が一区切りつき、二学期に入ると、運動部でも文化部でも「新チーム」が本格的に動き出す時期です。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞といった東武東上線沿線エリアの中学校・高校でも、この時期に部長・副部長・パートリーダーといった役割が新しく決まり、後輩ができたことで急に忙しそうにしている、というお子さんも多いのではないでしょうか。頼もしく成長する一方で、「帰りが遅くなった」「疲れて勉強に手がつかない」といった変化に、戸惑う保護者の声もよく聞かれます。

なぜこの時期に負担が増えやすいのか

新チームが発足する二学期は、これまで先輩に任せていた練習メニューの管理や後輩への指導、大会に向けたスケジュール調整などを、上級生になった子どもたち自身が担うようになる時期です。責任のある役割を任されることは成長の機会である一方、慣れない業務に時間や気力を取られ、勉強との両立が一時的に難しくなるのも自然なことです。加えて、後輩の面倒を見る立場になったプレッシャーや、「先輩らしくしなければ」という気負いから、家庭で疲れた様子を見せる子も少なくありません。本人が言葉にしにくい負担であることも、保護者が状況をつかみにくい理由のひとつです。

この時期にやるべきこと・避けたいこと

  • まずは役割を任されたこと自体を認め、労いの言葉をかける
  • 帰宅時間や疲れ具合の変化を、責めるのではなく事実として確認する
  • 「部活をやめたら?」と安易に提案しない(本人の意欲を否定することになりかねない)
  • 成績が一時的に下がっても、まずは理由を一緒に整理する姿勢を見せる
  • 兄弟姉妹や周りの子と役割・忙しさを比べる発言は避ける

家庭で取り入れられる工夫

役割が変わったタイミングは、生活リズムを親子で見直す良い機会でもあります。忙しくなったからこそ「勉強はどれだけ」と量を求めるより、限られた時間の中で何を優先するかを一緒に考える関わり方が効果的です。

  • 帰宅後の時間割を親子で一度書き出し、無理のない勉強時間の目安を一緒に決める
  • 「今日は部活でどんなことがあった?」と役割そのものに関心を持って聞く時間をつくる
  • 就寝時間だけは崩さないラインとして、家族で共有しておく
  • 提出物・課題の期限を、忙しい時期こそカレンダーなどで見える化する
  • 疲れがたまっていそうな週は、勉強量より睡眠を優先してよいと伝えておく

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、成績が下がった原因を「部活のせい」と決めつけ、本人の意向を確認しないまま部活動の縮小や退部を促してしまうケースです。責任ある立場を任されたことは本人にとって大きな自信につながる経験であり、頭ごなしに取り上げてしまうと、勉強へのやる気そのものを失わせてしまうこともあります。反対に、忙しさに任せて生活リズムの乱れをそのまま放置してしまうのも避けたいところです。特に就寝時間が後ろ倒しになったまま二学期の定期テスト期間に突入すると、体調と成績の両方に影響が出やすくなります。「両立させる」ではなく「両立できる仕組みを一緒に探す」という姿勢で関わることが、この時期はとくに大切です。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、部活で役割を任された時期に一時的に成績が落ち着かなくなる生徒は珍しくありません。ただ、その多くは数週間のうちに新しい生活リズムに慣れ、責任感がそのまま学習面での自己管理力につながっていく姿もよく見られます。保護者の方には、目先の成績よりも「新しい役割にどう向き合っているか」に目を向けていただき、必要なときにだけそっと手を差し伸べる関わり方を意識していただければと思います。

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中1理科「大地の変化」、2学期の新出単元でつまずかないための自宅学習法【2026年秋準備版】

2学期に入り、中学1年生の理科では「大地の変化」の単元に進む学校が多くなります。これまでの「植物のからだのつくりとはたらき」「身のまわりの物質」とは違い、地層・堆積岩・火山・地震といった、実際に手を動かして観察しにくい対象を扱うのが特徴です。「れき岩・砂岩・泥岩の違い」「示準化石と示相化石の役割の違い」「火成岩の中の火山岩と深成岩の見分け方」など、似た用語が一度に登場するため、言葉の意味を整理しないまま進んでしまうと、期末テストの記述問題や資料読み取り問題で得点を落としやすくなります。2学期の出だしのうちに、用語と仕組みをセットで理解しておくことが大切です。

なぜ「大地の変化」でつまずく生徒が多いのか

この単元でつまずく理由は、大きく分けて「似た用語が多く、意味を混同しやすい」「地層のでき方や火山のしくみなど、目に見えない現象をイメージする力が必要」「柱状図やグラフなどの資料を読み取る問題に慣れていない」の3つに集約されます。とくに堆積岩の分類(れき岩・砂岩・泥岩・凝灰岩・石灰岩・チャートなど)は、粒の大きさや成り立ちの違いを覚える必要があり、丸暗記だけで対応しようとすると、応用問題や記述問題で言葉が出てこなくなってしまいます。また、地震の「震源」「震央」「初期微動」「主要動」といった用語も、図と結びつけて理解しないと、計算問題(初期微動継続時間から震源までの距離を求めるなど)でつまずく原因になります。

押さえるべきポイント

  • 地層は「流水のはたらきによって運ばれた土砂が積み重なってできる」という基本の成り立ちを、図を見ながら説明できるようにする
  • 堆積岩は粒の大きさで「れき岩>砂岩>泥岩」と分類されることを、実際の粒の大きさのイメージとセットで覚える
  • 示準化石(地層ができた時代を示す)と示相化石(地層ができた当時の環境を示す)の役割の違いを、それぞれ代表例(サンヨウチュウ・アンモナイトなど)とあわせて整理する
  • 火成岩は「火山岩(急に冷えてできる・斑状組織)」と「深成岩(ゆっくり冷えてできる・等粒状組織)」の2種類に分かれることを、冷え方の違いから理解する
  • 地震の「震源」「震央」「初期微動」「主要動」の意味を図で確認し、初期微動継続時間と震源からの距離の関係を計算問題で練習する
  • 柱状図やグラフの読み取り問題は、まず縦軸・横軸が何を表しているかを確認してから数値を追う習慣をつける

自宅学習の進め方・チェックリスト

「大地の変化」は、用語の暗記だけでなく、図やグラフを使った資料読み取り練習を並行して行うことで理解が深まります。以下の順番で進めると、知識の整理と応用問題への対応力が同時に身につきます。

ステップやること目安時間
1. 基本用語の整理地層・堆積岩・化石・火成岩・地震の基本用語を、教科書の図とセットでノートにまとめる15分
2. 堆積岩の分類練習れき岩・砂岩・泥岩・凝灰岩・石灰岩・チャートを、粒の大きさや成り立ちの違いで分類する練習問題を解く15分
3. 化石の役割の確認示準化石・示相化石それぞれの代表例と役割を、一問一答形式で声に出して確認する10分
4. 火成岩の見分け方火山岩と深成岩の組織の違いを図で確認し、代表的な岩石名(玄武岩・花こう岩など)とセットで覚える15分
5. 地震の計算問題演習初期微動継続時間と震源からの距離の関係を扱う計算問題を、公式を使わず図の意味から解く練習をする15分
6. 柱状図・グラフの読み取りワークや過去のテストから柱状図・グラフを使った問題を選び、軸の意味を確認しながら解く15分

この単元は覚える用語が多いため、通学時間を活用するのもおすすめです。東武東上線などで通学している生徒であれば、電車の中で用語カード(堆積岩の分類、化石の種類など)を見返すだけでも、机に向かう時間を増やさずに知識を定着させることができます。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
れき岩・砂岩・泥岩などの用語を丸暗記しようとして、粒の大きさの違いがイメージできない実際の粒の大きさ(ミリ単位)を数字で確認し、大きい順・小さい順に並べ替える練習を繰り返す
示準化石と示相化石の意味を逆に覚えてしまう「準」は時代の目じるし、「相」は当時の環境(すがた)と、漢字の意味から役割を結びつけて覚え直す
火山岩と深成岩のどちらがどちらの組織か混同する「急に冷えると粒が小さい斑状組織(火山岩)」「ゆっくり冷えると粒が大きい等粒状組織(深成岩)」という冷え方と粒の大きさの関係を図で確認する
初期微動継続時間の計算問題で、何を求めればよいか分からなくなる公式を先に覚えるのではなく、「初期微動継続時間が長いほど震源から遠い」という関係をまず図でイメージしてから数値を当てはめる

編集部からのメッセージ

「大地の変化」は、中学理科の中でも「目に見えない現象を図やデータから読み取る力」が初めて本格的に求められる単元です。ここでの理解があいまいなままだと、この先に習う「気象」や、中3で扱う「地球と宇宙」でも同じようなつまずきを繰り返しやすくなります。2学期が始まったばかりの今、用語を丸暗記するだけでなく、図やグラフと結びつけて理解する時間を少しずつ積み重ねてみてください。

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「バーチャル自習室」で自宅学習の集中力を上げる方法|オンライン自習室の選び方と続け方

部活動から帰宅したあと、あるいは塾のない日に、一人で机に向かい続けるのは大人でも簡単ではありません。「誰かに見られている」という程よい緊張感があると集中しやすくなることは、社会心理学でも「社会的促進」として知られています。近年は、この効果をオンラインで再現する「バーチャル自習室(オンライン自習室)」を使う中高生が増えています。カメラをつないだ画面の向こうに他の受験生や勉強仲間がいるだけで、自宅学習の「一人ぼっち感」が和らぎ、だらけにくくなるというわけです。富士見市・ふじみ野市・志木市・川越市など東武東上線沿線に住む中高生にとっても、周りに気軽に誘える自習仲間が近くにいない日ほど、こうしたサービスは心強い選択肢になります。

バーチャル自習室とは何か、なぜ集中しやすくなるのか

  • 「見られている」緊張感|カメラをオンにして参加するタイプでは、スマホを触りづらい・机を離れづらいという適度なプレッシャーが働く
  • 会話をしない前提の静かな空間|雑談が目的の通話と違い、基本は無言で黙々と作業する参加者同士のマナーが共有されている場が多い
  • 時間の区切りが可視化される|ポモドーロ式のタイマー表示や「集中◯分」の表示がある部屋では、だらだら続けるより時間の節目を意識しやすい
  • 「今日は誰かとつながって勉強した」という達成感|一人で完結する学習より、続けるモチベーションを保ちやすいという声が多い

自分に合ったバーチャル自習室の選び方

  • カメラのオン・オフを選べるか|顔出しに抵抗がある場合は、手元だけ映す・画面共有のみ・音声のみなど選択肢があるサービスを選ぶと続けやすい
  • 無料か有料か、利用時間の制限|無料の範囲でどこまで使えるかを事前に確認し、まずはお試し感覚で始める
  • 参加者の年齢層・目的|受験生専用の部屋なのか、資格試験や大人の作業も混ざる部屋なのかで雰囲気が変わる
  • タイマー・記録機能の有無|学習時間の記録が自動で残るサービスだと、後から振り返りやすい
  • チャット・実況機能の有無|雑談や実況コメントが多い部屋は気が散りやすい人もいるため、静かな部屋を選べるかも確認する

効果的な使い方のステップ

  1. 入室前に「今日やること」を1〜3個決めておく|漠然と入るより、具体的な課題を決めてから参加すると集中が続きやすい
  2. 最初の数分でタイマーをセットする|25分集中+5分休憩など、自分の続けやすいサイクルを部屋の機能に合わせて設定する
  3. 休憩時間だけスマホを触るルールにする|集中時間中はスマホを視界の外に置くと誘惑を減らせる
  4. 終了後に何を進めたか一言メモする|学習記録アプリやノートに残しておくと、次回の振り返りに使える
  5. 合わない部屋・時間帯は無理に続けない|複数のサービスや時間帯を試し、自分が一番集中できる組み合わせを見つける

よくある失敗・注意点

  • 入室しただけで満足してしまう|「参加した」こと自体が目的化すると、肝心の学習時間が確保できない。入室後にやることリストを見返す習慣をつける
  • カメラの背景に個人情報や部屋の様子が映り込む|表札・時間割・家族の姿などが映らないよう、背景や角度を事前に確認する
  • 知らない相手とのやり取りに注意する|チャット機能がある場合、個人を特定できる情報(学校名・住んでいる市町村・SNSアカウントなど)は書き込まない。トラブルを感じたら保護者に相談する
  • 深夜まで長時間利用して生活リズムが崩れる|「みんなまだいるから」とだらだら残らず、終了時刻を自分で決めておく
  • 課金機能に依存しすぎる|有料プランに入れば必ず集中できるわけではない。まず無料の範囲で自分に合うか見極める

編集部からのメッセージ

バーチャル自習室はあくまで「集中しやすい環境」を作る道具のひとつであり、入るだけで成績が上がる魔法ではありません。今日やることを決めてから入室し、終わったら記録を残す——このシンプルな習慣を組み合わせることで、一人での自宅学習が続けやすくなります。まずは無料の部屋を1つ試して、自分に合うかどうか確かめてみましょう。

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学校のタブレット、家でどう使わせる? 二学期に増える端末学習との付き合い方

二学期に入り、学校からの連絡や宿題の提出が「タブレットで」「アプリで」というご家庭が増えてきたのではないでしょうか。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞といった東武東上線沿線エリアの公立中学・高校でも、一人一台の学習用端末が広く普及し、二学期からは提出物や課題の連絡がオンライン中心になる学校も少なくありません。便利な一方で、「宿題が終わったのにまだ画面を見ている」「動画やゲームとの線引きが難しい」といった悩みを持つ保護者の声もよく耳にします。

なぜ端末の使い方で悩む家庭が多いのか

学校配布の端末は、あくまで学習のための道具として貸与されているものですが、実際には調べもの・提出物・連絡帳がわりのアプリなど用途が広がり、勉強なのか娯楽なのか外から見て判断しにくい場面が増えています。保護者の世代にはなかった道具だけに、「どこまで口を出していいのか」「フィルタリング機能に任せておけば安心なのか」という判断基準が定まりにくいのも悩みの背景にあります。また、学校によって端末の管理ルール(持ち帰りの可否、家庭でのルール設定の自由度など)が異なるため、他のご家庭のやり方をそのまま真似しにくいという事情もあります。

家庭でまず確認しておきたいこと

  • 学校配布端末なのか家庭で用意した端末なのか、学校のルール(持ち帰りの可否・破損時の対応など)を確認する
  • フィルタリングやアプリ制限がどこまでかかっているか、学校または販売元の案内で把握しておく
  • 「勉強で使うアプリ」と「連絡・娯楽で使うアプリ」を親子で一度整理してみる
  • 充電の管理(充電忘れで授業に支障が出ていないか)も合わせて確認する
  • 家庭内Wi-Fiの利用時間帯を制限する機能があるか、ルーターの設定を見直す

家庭で取り入れられる工夫

端末を頭ごなしに禁止したり、逆に完全に自由に使わせたりするのではなく、使う場所と時間をあらかじめ親子で話し合って決めておくと、日々の声かけがぐっと楽になります。特に自室ではなくリビングなど目の届く場所で使うルールにしている家庭では、「今は宿題なのか、それ以外なのか」を自然に確認しやすくなるという声もよく聞かれます。ルールは一方的に押し付けるのではなく、子ども自身にも「なぜそのルールが必要か」を考えてもらう機会にすると、納得感を持って守りやすくなります。

  • 端末を使う場所を家族で共有スペースに決めておく
  • 「宿題が終わったら本人から報告する」など、区切りを言葉にする習慣をつくる
  • 就寝時間の目安を決め、その時間になったら充電場所(リビングなど)に戻すルールにする
  • 週に一度、使い方について親子で振り返る時間を短時間でも設ける
  • ルールを破ったときの対応も、事前に親子で話し合って決めておく

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、フィルタリング機能を過信して「設定さえしておけば大丈夫」と油断してしまうケースです。フィルタリングはあくまで補助的な仕組みであり、すり抜けられる場合もあるため、機能に任せきりにせず、親子の会話や約束事とあわせて考えることが大切です。反対に、心配のあまり細かく画面をのぞき込んだり、使用履歴を無断で確認したりすると、子どもが端末そのものを隠すようになり、かえって実態が見えにくくなることもあります。また、既存のスマートフォンのルールをそのまま学習端末にも当てはめてしまい、宿題に必要なアプリまで使いにくくしてしまう、という例も見られます。目的が「勉強の道具として使いこなせるようになること」であるという点を、親子で見失わないようにしたいところです。

編集部からのメッセージ

指導の現場でも、端末をうまく使いこなせている生徒ほど、家庭内でのルールが「押し付け」ではなく「約束」として本人に受け止められている印象があります。二学期は端末を使う場面が一気に増える時期だからこそ、細かい使用時間の管理よりも先に、「何のための道具か」を親子で確認しておくことが遠回りのようで一番の近道になります。完璧なルールを最初から作ろうとせず、うまくいかない部分は都度見直していく、というくらいの気持ちで向き合っていただければと思います。

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中2英語「不定詞」、2学期の新出文法でつまずかないための自宅学習法【2026年秋準備版】

2学期に入り、中学2年生の英語では「不定詞(to+動詞の原形)」の単元に入る学校が多くなります。中1で習った英文法は基本的に1つの動詞を中心に文を組み立てるものが中心でしたが、不定詞は「to+動詞の原形」のかたまりが名詞・形容詞・副詞のように様々な役割を果たすため、これまでとは違う発想が必要になります。「名詞的用法」「形容詞的用法」「副詞的用法」という3つの使い分けを覚えることに加え、動名詞との違いも同時期に習うことが多く、ここで整理をつけずに進んでしまうと、後々の長文読解や英作文でも不定詞を含む一文の意味が取れなくなってしまいます。2学期の出だしのうちに、自宅で仕組みから理解しておくことが大切です。

なぜ不定詞でつまずく生徒が多いのか

不定詞のつまずきは、大きく分けて「3つの用法の見分け方がわからない」「日本語に訳すときの語順が逆になる感覚をつかめない」「動名詞(動詞のing形)とどちらを使うか混同する」の3つに集約されます。中1までの文法は基本的に1つの動詞が文の中心になるシンプルな構造でしたが、不定詞は「I want to play soccer.」のように、動詞のあとに「to+動詞の原形」のかたまりが続き、そのかたまりが名詞・形容詞・副詞のいずれかの役割を担います。同じ「to+動詞の原形」という形でも、文の中での役割によって日本語訳が大きく変わるため、丸暗記だけで対応しようとすると、少し文が長くなった途端にどの用法か判断できなくなり、長文読解でつまずく大きな原因になります。

押さえるべきポイント

  • 不定詞は「to+動詞の原形」の形で、名詞・形容詞・副詞のいずれかの役割をするかたまりを作ると理解する
  • 名詞的用法(「〜すること」)は文の主語・目的語・補語になる。まずは動詞の目的語になるパターン(want to〜、like to〜など)から慣れる
  • 形容詞的用法(「〜するための」「〜すべき」)は直前の名詞を後ろから修飾する。something to drink(何か飲むもの)のような形を確認する
  • 副詞的用法(「〜するために」「〜して(感情の原因)」)は動詞や文全体を修飾し、目的や理由を表す
  • 不定詞と動名詞のどちらを目的語に取るかは動詞によって決まる(wantやhopeはto不定詞、enjoyやfinishはing形など)。まずは代表的な動詞をセットで覚える
  • 1つの英文を読むときは、まず不定詞のかたまりに印をつけ、それが名詞・形容詞・副詞のどの役割かを考える練習を繰り返す

自宅学習の進め方・チェックリスト

不定詞は「3用法を見分ける練習」と「代表的な動詞の使い分けを覚える練習」を並行して行うことで感覚がつかめてきます。以下の順番で進めると、用法の判別と語彙の定着が同時に進みます。

ステップやること目安時間
1. 3用法の基本例文暗記名詞的・形容詞的・副詞的用法それぞれの代表例文を1〜2文ずつ音読して暗記する15分
2. 用法の見分け練習教科書やワークの例文から不定詞を含む一文を抜き出し、名詞的・形容詞的・副詞的のどれかを判別する練習を5〜10問行う15分
3. 動詞とのセット暗記want to/hope to/try to/decide toなど、to不定詞を目的語に取る動詞をリスト化して声に出して覚える15分
4. 動名詞との比較練習enjoy/finish/stopなど動名詞(ing形)を目的語に取る動詞と比較しながら、穴埋め問題で使い分けを確認する15分
5. 英作文での定着「将来〜したい」「〜するために勉強している」など、自分のことを不定詞を使って1〜2文書いてみる10分

英作文の練習では、川越・ふじみ野・志木など自分の住んでいる街の名前や、通っている中学校の行事を題材にすると、単なる暗記ではなく「使える文法」として定着しやすくなります。東武東上線で通学する生徒であれば、「電車の中で単語帳を見る時間」を使って、通学中に3用法の例文を音読するのもおすすめです。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
不定詞の3用法を丸暗記しようとして、少し長い文になると訳せなくなる訳し方を先に覚えるのではなく、「to+動詞の原形が何を修飾しているか」を毎回確認する習慣をつける
want to〜のように動詞の直後に不定詞が来る形と、形容詞的用法(名詞の後ろに不定詞が来る形)を混同する不定詞の直前にある単語が動詞か名詞かをまず確認し、動詞の直後なら名詞的用法の可能性が高いと整理する
enjoy toやfinish toのように、動名詞を使うべき動詞にto不定詞をつけてしまう不定詞を使う動詞・動名詞を使う動詞をグループごとに一覧にして、毎回確認しながら練習問題を解く
副詞的用法(目的「〜するために」)と、形容詞的用法の見分けがつかない不定詞の直前が動詞や文全体なら副詞的用法、直前が名詞なら形容詞的用法、という判別ルールを声に出して確認する

編集部からのメッセージ

不定詞は、中学英語の中でも「1つの形が複数の役割を持つ」という新しい発想に初めて出会う単元です。ここでの理解があいまいなままだと、この先に習う動名詞や分詞、さらには高校英語の文法単元でも同じようなつまずきを繰り返しやすくなります。2学期が始まったばかりの今、3用法を丸暗記するだけでなく、代表的な動詞とセットで使い分けを確認する時間を少しずつ積み重ねてみてください。

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友達に「教える」とテストの点が上がる理由|オンライン学習で実践するアウトプット学習法

オンライン学習は、動画授業を見たり、教材を読んだりといった「インプット」が中心になりがちです。しかし勉強で本当に力がつくのは、覚えた内容を自分の言葉で説明する「アウトプット」の場面だと言われています。実は、人に教えるつもりで説明しようとすると、自分の理解のどこが曖昧かが一瞬で分かります。これは「ラーニングピラミッド」や「プロテジェ効果(教える相手がいると学習効果が上がる現象)」として知られる考え方で、オンライン環境だからこそ、離れた友達や兄弟とも気軽に実践できる学習法です。

なぜ「教える」と理解が深まるのか

  • 説明するには「言語化」が必要|頭の中でなんとなく分かっているだけでは、他人に伝わる言葉にならない。言語化する過程で理解の抜け漏れに気づける
  • 質問されることで弱点が見える|「なぜそうなるの?」と聞かれて答えられない部分こそ、自分がまだ理解できていない箇所
  • 記憶への定着率が上がるとされる|一般に、読むだけ・聞くだけの学習より、自分の言葉でアウトプットする学習の方が記憶に残りやすいと言われている
  • オンラインだからこそ相手を選ばない|対面では日程調整が難しくても、ビデオ通話なら塾の友達・部活の仲間・兄弟と短時間でも実践しやすい

オンラインで「教える」練習を取り入れる方法

  1. 動画授業で学んだ内容を、その日のうちに1分間で説明してみる|スマホのボイスメモや録画機能を使い、誰かに教えるつもりで要点を話してみる。詰まった部分がそのまま「復習すべき箇所」になる
  2. 友達とビデオ通話で「教え合いタイム」を作る|10〜15分程度、お互いに違う単元を説明し合う。オンライン自習室や共同学習の延長として取り入れやすい
  3. オンラインのホワイトボードアプリを使って板書しながら説明する|図や式を書きながら話すと、口頭だけより説明の抜けに気づきやすい
  4. 兄弟姉妹や保護者を「生徒役」にして説明する|相手が同じ科目に詳しくなくてもよい。「小学生にも分かるように説明できるか」を基準にすると理解度がよく分かる
  5. AIチャットに説明し、フィードバックをもらう|相手が見つからない場合は、AIチューターに単元を説明し、抜けている点や誤りを指摘してもらう方法も有効。ただし答えを教えてもらうのではなく、あくまで「説明の壁打ち相手」として使う

よくある失敗・注意点

  • 教科書や解答をそのまま読み上げてしまう|それでは「音読」であって「説明」にならない。本を閉じて、自分の言葉で話す練習をする
  • 得意な単元ばかり選んでしまう|説明しやすい得意分野だけでなく、あえて苦手な単元を選ぶ方が弱点発見につながる
  • 教え合いが雑談だけで終わってしまう|オンラインの気軽さが逆に脱線を招くこともある。事前に「今日説明する単元」を決めてから通話を始めると集中しやすい
  • 相手からの質問を怖がって避けてしまう|詰まる場面こそ学びの本番。答えられなくても「ここが分からなかった」と正直に伝え、後で調べ直す習慣をつける

編集部からのメッセージ

「分かったつもり」と「本当に分かっている」の差は、人に説明できるかどうかで見えてきます。オンライン学習は一人で完結しがちだからこそ、意識的に「教える」場面を作ることが理解を深める近道になります。まずは今日学んだ内容を1分間、誰かに向けて(あるいは録音して自分に向けて)説明することから始めてみましょう。

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文化祭・体育祭シーズン到来――我が子の写真、SNSに投稿してもいい?家庭で決めておきたいルール

九月も半ばに差し掛かり、東武東上線沿線の学校でも文化祭や体育祭の話題が増えてきました。富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・川越市・朝霞市周辺の中学校・高校でも、この時期から本番に向けた準備が本格化し、保護者が見学に訪れる機会も増えていきます。行事を写真に収め、「かわいい」「よく頑張った」という気持ちからSNSに投稿したくなるのは自然なことですが、近年は子どもの写真をどこまで公開してよいか、家庭内でしっかり決めておく必要性が高まっています。

なぜ「子どもの写真とSNS」で悩む家庭が増えているのか

文化祭や体育祭の写真には、自分の子どもだけでなく、クラスメイトや他の保護者の子どもも一緒に写り込むことがほとんどです。悪気なく投稿した一枚が、写り込んだ他の家庭にとっては望まない公開になってしまうこともあります。また、写真から学校名や活動場所、日時などが特定されやすく、防犯上のリスクにつながる可能性も指摘されています。さらに、中高生になると思春期特有の感覚から「自分の写真を勝手にSNSに出してほしくない」と感じる子どもも増え、親子間で気持ちのすれ違いが生じやすい時期でもあります。学校によっては、行事の際に撮影・SNS投稿についての注意事項を配布するところもあり、家庭としても「なんとなく」ではなく、意識してルールを決めておくことが求められています。

家庭で確認しておきたいこと

  • 学校が写真撮影・SNS投稿についてどのようなルールや注意事項を出しているか、配布プリントや連絡アプリで確認する
  • 我が子だけでなく、他の子どもの顔がはっきり分かる写真は、原則として投稿を避ける
  • 投稿する前に、撮られること・公開されることについて子ども本人の気持ちを聞く(特に中高生は嫌がる場合もある)
  • 学校名・学年・クラス・自宅周辺など、個人や場所を特定できる情報を一緒に載せない
  • 位置情報(ジオタグ)をオフにし、公開範囲を「友人のみ」など限定的な設定にする

家庭で取り入れられる工夫

すべての写真をSNSに出さなくても、家族で行事の思い出を残す方法はいろいろあります。不特定多数に公開するSNSと、家族や親しい身内だけで楽しむ場を分けて考えることで、リスクを減らしながら記録を残すことができます。

  • 家族間だけで共有できるアルバムアプリやグループチャットを活用し、SNSには限定的にしか出さない
  • 投稿する前に一呼吸置き、「これは誰かを困らせる内容になっていないか」を家族で確認する習慣をつける
  • 子どもが撮影や投稿を嫌がる場合は無理をせず、家庭内だけで楽しむ写真として残す
  • きょうだいの学校行事についても同じルールを適用し、家庭内で基準を統一しておく

ありがちな失敗パターン

よくあるのが、良かれと思って投稿した写真に他の保護者から「うちの子が写っているので削除してほしい」と指摘され、気まずい思いをするケースです。また、子どもが成長するにつれて「勝手に投稿しないでほしい」と反発され、親子関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。行事の日程や場所が特定できるような投稿から、意図せず子どもの行動範囲や生活パターンが不特定多数に伝わってしまう可能性がある点にも注意が必要です。一度公開した情報は完全には取り消せないという前提で、投稿前によく考える習慣を持つことが大切です。

編集部からのメッセージ

オンラインでの学びが当たり前になった今だからこそ、子ども自身にもデジタルとの付き合い方を早いうちから身につけてもらいたいと考えています。文化祭・体育祭のような行事は、家族で「何を、誰に、どこまで見せるか」を話し合う良いきっかけにもなります。禁止するだけでなく、なぜ気をつける必要があるのかを子どもと一緒に考える時間にしていただければ、行事の思い出もより安心して残せるはずです。

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中3英語「関係代名詞」、2学期の新出文法でつまずかないための自宅学習法【2026年秋準備版】

2学期に入り、中学3年生の英語では「関係代名詞」の単元に入る学校が多くなります。これまでの英文法は、1つの文の中で主語・動詞・目的語などがどう並ぶかを学ぶものが中心でしたが、関係代名詞は「2つの文を1つにつなげて、名詞をより詳しく説明する」という、これまでとは違う発想の文法です。who・which・thatの使い分けや、目的格の省略ルールなど覚えることが一気に増えるため、ここで整理をつけずに進んでしまうと、長文読解でも関係代名詞が絡む一文で意味が取れなくなり、入試演習全体に影響してしまいます。受験学年である中3の2学期は、入試の総仕上げにも直結する重要な単元なので、早いうちに自宅で仕組みから理解しておくことが大切です。

なぜ関係代名詞でつまずく生徒が多いのか

関係代名詞のつまずきは、大きく分けて「2つの文を1つにする感覚がつかめない」「who・which・thatの使い分けを覚えられない」「主格と目的格の違い、目的格の省略ルールが混乱する」の3つに集約されます。これまでの文法は基本的に1文の中での語順や時制のルールを学ぶものでしたが、関係代名詞は「a book which I read yesterday」のように、後ろから名詞を修飾するかたまりを作ります。日本語には無い語順の感覚のため、頭の中で日本語に訳しながら読もうとすると混乱しやすく、特に目的格の関係代名詞が省略された文(a book I read yesterdayのようにwhichが消えた形)は、どこまでが修飾のかたまりなのか見分けがつかず、長文読解でつまずく大きな原因になります。

押さえるべきポイント

  • 関係代名詞は「前の名詞(先行詞)を後ろから説明するかたまりを作る」ための言葉だと理解する
  • 先行詞が「人」ならwho、「物・動物」ならwhich、「人・物どちらにも使える」のがthatという基本の使い分けを整理する
  • 関係代名詞が文の主語の役割をする「主格」(who / which / that)と、目的語の役割をする「目的格」(whom / which / that)の違いを見分ける
  • 目的格の関係代名詞は日常会話や長文でよく省略される。省略されていても意味のかたまりを見抜けるように練習する
  • 関係代名詞の直後にSVが続くか(目的格)、動詞が続くか(主格)で、主格・目的格の判別ができるようにする
  • 1つの英文を「2つの短い文」に分解して考えると、関係代名詞が指しているものが整理しやすくなる

自宅学習の進め方・チェックリスト

関係代名詞は「2つの文を1つにつなげる練習」を繰り返すことで感覚がつかめてきます。以下の順番で進めると、主格・目的格・省略のつながりが整理しやすくなります。

ステップやること目安時間
1. 2文を1文にする練習「I have a friend. She lives in Kawagoe.」のような2つの短い文を、関係代名詞を使って1文にまとめる練習を5〜10問行う15分
2. 主格・目的格の判別練習関係代名詞の直後が動詞なら主格、直後にSがあれば目的格、と判別しながら穴埋め問題を解く15分
3. 省略パターンの練習目的格の関係代名詞をあえて省略した英文を音読し、どこまでが修飾のかたまりかを線で囲みながら確認する15分
4. 長文の中での関係代名詞探し教科書本文や問題集の長文から関係代名詞を含む一文を抜き出し、先行詞とかたまりの範囲に印をつける15分
5. 英作文での定着自分の身の回りのこと(好きな本・住んでいる街など)を関係代名詞を使って1〜2文書いてみる10分

2文を1文にまとめる練習は地味に感じても、関係代名詞の感覚を体で覚える上で欠かせません。東武東上線沿線の川越・上福岡・鶴瀬・志木などの駅名や、通っている中学校の名前を使って自分でオリジナルの例文を作ってみると、単なる暗記ではなく「使える文法」として定着しやすくなります。

陥りやすい失敗パターンとリカバリー方法

失敗パターンリカバリー方法
先行詞が人なのにwhichを使ってしまう、物なのにwhoを使ってしまう先行詞に印をつけてから関係代名詞を選ぶ習慣をつけ、「人→who/物・動物→which」を毎回声に出して確認する
目的格の関係代名詞が省略された文で、修飾のかたまりがどこまでか分からなくなる省略されている文は「(which/that) 」のようにカッコを書き足してから読む練習をし、慣れてきたら書かずに読めるようにする
主格の関係代名詞のあとの動詞の形(三人称単数のsなど)を先行詞に合わせるのを忘れる主格の関係代名詞の直後は「先行詞に対応した動詞」が来ることを整理し、動詞の形が先行詞の人称・数に一致しているか都度確認する
関係代名詞節と接続詞(andやbecauseなど)を混同し、1文が長くなると訳せなくなる長い1文は関係代名詞のかたまりを( )でくくって、まず主語と動詞だけの骨組みを取り出す練習を繰り返す

編集部からのメッセージ

関係代名詞は、中学英語の中でも「1文の中に修飾のかたまりを組み込む」という新しい発想に初めて出会う単元です。ここでの理解があいまいなままだと、この後の長文読解や過去問演習でも、関係代名詞を含む一文でつまずきやすくなります。2学期が始まったばかりの今、単語や公式を丸暗記するだけでなく、2つの文を1つにつなげる練習を通して「なぜこの語順になるのか」を確認する時間を少しずつ積み重ねてみてください。

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