夏休みが明けると、多くの中学校・高校で「実力テスト」や「課題テスト」と呼ばれるテストが実施されます。1学期までの学習内容全体に加えて、夏休みの課題やワークから出題されることも多く、定期テストとは違って「範囲がとにかく広い」のが特徴です。実施の有無や成績への反映のされ方は学校によって異なりますが、夏休みの終わりが近づく今の時期に少しずつ準備を始めておくと、9月のスタートで慌てずに済みます。この記事では、実力テスト・課題テストに向けて自宅でできる対策を整理します。
実力テスト・課題テストとは何か
実力テストは、直近の授業範囲だけでなく、1学期までに学んだ内容全体、場合によっては前学年までの内容を含めて出題される総合テストです。夏休み明けに実施する学校では、夏休みの課題(ワークや問題集)から類似問題が出ることも珍しくありません。定期テストのように「試験範囲表」が細かく配られないことも多く、対策が後回しになりがちなテストでもあります。実施時期や範囲、成績への反映方法は学校・学年によって異なるため、最新の情報は学校からの案内やお便りで必ず確認してください。
対策を考えるうえで押さえておきたいポイント
- 範囲が広い分、100点を狙うテストではない|満点よりも「抜けている単元をあぶり出す」ことが目的と捉えると気持ちが楽になる
- 夏休みの課題こそ最大の対策教材|提出用のワークや問題集は、実力テスト対策としてそのまま使えることが多い
- 1学期の定期テストの見直しが近道|すでに一度出題された単元・間違えた問題は再び狙われやすい
- 暗記科目は「浅く広く」を意識|社会・理科の用語、英単語などは1つの単元を深追いしすぎず全範囲をひと通り触れる
夏休み終盤にできる対策チェックリスト
- 夏休みの課題(ワーク・問題集)を最後まで解き終え、間違えた問題に印をつけておく
- 1学期の定期テストの答案・間違いノートを見直し、解けなかった問題を解き直す
- 教科書の目次を見ながら「まだ理解が浅い単元」を科目ごとに1〜2個書き出す
- 英単語・漢字・社会や理科の重要語句など、暗記科目は1日15〜20分程度を目安に全範囲をざっと復習する
- 数学・国語などの応用問題は、夏休みの課題の中で「解けなかった問題」だけをもう一度解いてみる
- 学校からのお便りやポータルで、実力テストの実施予定・範囲の告知がないか確認しておく
よくある失敗パターンとリカバリー方法
- 失敗①:課題テストと知らずに直前まで何もしていない
→ 夏休みの課題を最後まで解き終えることが、そのまま最低限の対策になります。今からでも課題の解き直しを優先しましょう。 - 失敗②:範囲が広すぎて何から手をつければいいか分からず放置する
→ 1学期の定期テストの間違い直しから始めれば、範囲を絞りながら効率よく復習できます。 - 失敗③:暗記科目を後回しにして、直前に一気に詰め込もうとする
→ 短時間でも毎日触れておく方が定着しやすいため、残りの日数で1日ずつ範囲を区切って進めましょう。
編集部からのメッセージ
実力テスト・課題テストは「良い点を取る」ことよりも「2学期に向けて自分の弱点を把握する」ことに価値があるテストです。埼玉県西部・東武東上線沿線の中学校・高校でも、夏休み明けに何らかの確認テストを実施するケースは多く見られます。完璧を目指す必要はありません。夏休みの課題を丁寧に仕上げ、1学期の間違いを見直すだけでも、9月のスタートは大きく変わります。
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