「北辰テストの結果が返ってきたけど、どこから手をつければいいかわからない」「定期テストで数学だけ毎回点数が下がる」――こういった悩みを持つ中高生はとても多いです。テスト結果には「次に何をすべきか」のヒントがすべて詰まっているにもかかわらず、その活かし方を知らないまま、なんとなく同じ学習を続けてしまうケースが後を絶ちません。
実は、苦手科目・弱点分野の集中攻略は、オンライン学習と非常に相性がよいです。理由は明快で、自分のペースで単元を選んで学べることと、繰り返し視聴できること。通塾型では「クラスの進度に合わせる」制約がありますが、オンライン学習ならピンポイントで弱点単元だけを集中的に学べます。本記事では、テスト結果を分析して苦手をつぶすための具体的な手順を解説します。
「なんとなく苦手」では攻略できない|弱点の種類を3つに分ける
苦手科目の克服に取り組もうとしても、「苦手な気がする」という漠然とした認識のまま動画を見始めると、どこから手をつけていいかわからず、結局広い範囲を浅くさらって終わる――という失敗がよく起きます。まず、自分の「弱点の種類」を3つに分類することから始めましょう。
- ①知識の欠落型:語句・公式・文法ルールなどの基本的なインプットが抜けている。例:理科の化学式を覚えていない、英語の時制のルールが曖昧。北辰テストの知識問題や定期テストの基礎点を落としているケースに多い。
- ②手順の混乱型:知識はあるが、問題を解く手順(どの公式をどう使うか、どの順番で考えるか)が整理されていない。数学の計算は合うのに図形・証明になると止まってしまう、などが典型例です。
- ③時間・応用の問題型:基礎はできるが、制限時間内で処理できない・長文問題や複合問題になると崩れる。埼玉県公立高校入試や共通テストの後半で点数が落ちるパターンがこれに当たります。
この3つのどれに当たるかで、使うべきオンライン学習コンテンツと学習方法が変わってきます。
ステップ1:テスト結果を「単元レベル」まで分解する
北辰テストや定期テストが返却されたとき、総合点や偏差値だけを見て終わりにしていませんか? 点数向上に直結するのは「どの大問のどの設問を何問落としたか」の分析です。以下の手順で結果を分解しましょう。
- 設問ごとに「正解/不正解/ケアレスミス」を3色でマークする:不正解を一まとめにせず、「わかっていたのにミスした問題」と「本当に理解できていなかった問題」を必ず分ける。ケアレスミスは練習量と見直し習慣の問題、理解不足は単元学習に戻る必要があります。
- 大問ごとの単元を書き出す:例えば北辰テスト数学なら「大問1:計算、大問2:関数、大問3:図形…」のように各大問が対応する単元を整理する。教科書や問題集の目次を参照すると単元名を特定しやすいです。
- 「連続して落としている単元」を洗い出す:直近2〜3回のテスト結果を並べ、同じ単元で繰り返し失点しているものを「最優先弱点」と定義します。1回だけ落とした単元は次回で様子見、連続して落としている単元が集中攻略の対象です。
ステップ2:弱点単元に絞ったオンライン学習コンテンツの選び方
弱点が特定できたら、その単元だけを扱ったコンテンツにアクセスします。オンライン学習の強みは「見たい単元だけを選べる」点です。ここで注意したいのは、「とにかく動画を見る」より「問題を解いた直後に動画で確認する」順番にすることです。
- 「問題先行」で使う:まず問題集や過去問の対象単元を1〜2問解いてみて、詰まったところを確認してから動画を視聴する。「どこがわからないか」が明確な状態で動画を見ると、必要な情報だけ集中して吸収できます。
- 動画は「単元の核心だけ」に絞って視聴する:1本の動画をすべて見る必要はありません。弱点の種類が「知識の欠落型」ならインプット部分だけ、「手順の混乱型」なら解法手順の説明部分だけを目的を持って視聴します。倍速再生(1.25〜1.5倍が目安)を活用すると時間効率も上がります。
- 個別指導を使える環境なら「質問を1つ用意してから授業に臨む」:オンライン個別指導を利用している場合、事前に「○○の単元の△△の部分がわからない」と具体的な質問を1つ準備してから受講すると、授業時間のほぼすべてを弱点解消に使えます。志木市・富士見市・ふじみ野市など東武東上線沿線の中高生で個別指導を受けている場合も、この事前準備が効果的です。
ステップ3:苦手つぶし専用の学習スケジュールを組む
通常の学習計画に「苦手科目の時間」を混ぜ込むだけでは、どうしても得意科目の時間が優先されてしまいます。苦手つぶしには、専用のスロットを週単位で確保することが必要です。
- 「苦手強化週」を月に1〜2回設ける:その週だけは苦手科目の演習に通常の1.5倍の時間を割く。定期テスト後の週、北辰テスト(埼玉では年7回実施)の返却後の週など、結果を分析した直後が最適なタイミングです。
- 1単元2週間ルールを目安にする:特定の弱点単元を「2週間で集中攻略」することを目標に設定します(あくまで目安)。1週目はインプット(動画視聴・基本問題)、2週目はアウトプット(類題演習・過去問の該当単元抽出)という2ステップ構造にすると達成感が得やすいです。
- 学習記録で「苦手科目の比率」を見える化する:Studyplusなどの学習記録アプリで科目別の学習時間を記録し、週単位で苦手科目の比率を確認します。全学習時間に占める苦手科目の時間が20〜30%を下回っていたら、翌週は意識的に増やすサインです(目安)。
よくある失敗パターンと対策チェックリスト
苦手科目を克服しようとして途中で挫折するパターンには共通点があります。以下のチェックリストで自分のやり方を見直してみてください。
- ❌ 苦手科目の動画を最初から全部見ようとする
→ 苦手な単元の動画は退屈・難しく感じて途中で断念しやすい。「この問題を解くためだけに見る」と目的を1問に絞って視聴するほうが継続できます。 - ❌ 問題を解かずに動画だけで理解した気になる
→ 苦手科目こそアウトプットが重要。動画を見た直後に必ず1問解くルールを作る。「動画→問題→動画」のサンドイッチ構造を意識しましょう。 - ❌ 苦手科目を「まとめて夏休みにやる」と先送りする
→ 埼玉県公立高校入試(中3)や北辰テストは夏以降に本格化するため、夏前から少しずつ単元攻略を始めておくことが重要です。6〜7月に弱点リストを作り、優先順位をつけることが夏を有効活用する鍵になります。 - ❌ 苦手科目の点数が上がらないと「自分には無理」と諦める
→ 1単元の理解が定着するまでには、平均して3〜5回の演習(目安)が必要です。1〜2回解いて効果が出ないのは当然で、反復の回数を記録することで進捗を実感できるようになります。
編集部からのメッセージ
「苦手科目があるのは自分だけ」と思いがちですが、どんな成績の生徒にも必ず弱点はあります。大切なのは、弱点を放置せず「どこが」「なぜ」できていないのかを明確にして、ピンポイントで対処すること。オンライン学習はその点において、圧倒的に使いやすいツールです。
北辰テストの返却後や定期テストの後は、ぜひ今回紹介した「弱点の種類分け→単元の特定→集中攻略スケジュール」の3ステップを試してみてください。夏休みの本格的な受験勉強が始まる前に弱点リストを整理しておくことが、秋以降の成績向上に直結します。富士見市・ふじみ野市・志木市をはじめとする東武東上線沿線の中高生のみなさんにも、ぜひ今日から活かしていただければと思います。
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