オンライン授業の復習は「24時間以内」が勝負|効果的な復習サイクルで定着率を3倍にする方法

「オンライン授業は受けているのに、なぜかテストで点が取れない」——志木市・ふじみ野市・富士見市・朝霞市・川越市の中高生から聞かれるこの悩みの多くは、授業後の復習タイミングが原因です。塾に通っていれば帰宅途中に頭を整理する時間がありますが、オンライン授業は終わった瞬間にスマホやゲームへ直行しがちです。心理学や記憶研究が示す「黄金の復習タイミング」を知り、定着率を劇的に上げましょう。

なぜ「24時間以内」の復習が重要なのか

ドイツの心理学者エビングハウスが提唱した忘却曲線によると、人間は学習直後から急速に記憶を失い、24時間後には習得した内容の約70%を忘れるとされています(目安)。特にオンライン授業は対面授業に比べて感覚情報(教室の雰囲気・先生の身ぶり・黒板の視覚効果など)が少ないため、記憶の定着がやや弱くなりやすいという特徴もあります。

逆に言えば、授業から24時間以内に一度復習するだけで、記憶の保持率は大きく向上します。北辰テストや埼玉県公立高校入試・私立確約を目指す場合、授業を「聞いておしまい」にしてしまうと積み上げが崩れます。

オンライン授業ならではの「復習しづらさ」を理解する

対面授業との違いを正直に把握することで、対策が立てやすくなります。

  • 移動時間ゼロ=頭の切り替えゼロ:通塾中は「授業内容を思い返す」時間が自然と生まれますが、オンラインは画面を閉じた瞬間に別の刺激(SNS・ゲーム)にさらされます。
  • ノートが断片化しやすい:画面を見ながらノートを取る際、書きながら聞くのが難しく、メモが飛び飛びになりがちです。
  • 録画に頼って先送りしやすい:「あとで録画を見ればいい」という心理が、復習を後回しにする誘因になります。
  • 体が動かないため眠くなりやすい:座りっぱなしで集中力が落ち、授業終了直後に疲労感が強い場合もあります。

授業直後〜24時間以内にやるべき「5ステップ復習法」

以下のステップを授業終了直後から翌日朝までに実行することで、記憶の定着率が大きく変わります。所要時間の目安は15〜30分程度です。

  1. 「2分ブレインダンプ」:授業が終わったらまずノートを閉じ、紙1枚に授業で出てきたキーワードや概念を2分間で書き出す。何も見ずに思い出せるかどうかを試す「テスト効果」が記憶を強化します。
  2. ノートの穴埋め補完(5分):ブレインダンプの直後、授業ノートや配付資料を見直して、書けなかった箇所・漏れた内容を別色のペン(またはデジタルなら別色テキスト)で補完します。
  3. 「1問1答カード」を3枚作る(5分):その日の授業から重要ポイントを3つ選び、表面に問い・裏面に答えをまとめたカードを作る。AnkiやNotionの「フラッシュカード」機能を使っても可。
  4. 教科書・参考書で確認(5〜10分):授業で理解が怪しかった箇所だけを教科書や参考書で確認します。全部読み直す必要はなく、「わからなかった箇所だけ」にピンポイントで使うのがポイント。
  5. 翌朝の「2分見直し」:作成した1問1答カードを翌朝の朝食前後に眺めるだけでOKです。脳は睡眠中に記憶を整理するため、翌朝の「想起」が定着を大きく高めます。

1週間で完成させる「スパイラル復習サイクル」

24時間以内の復習を終えたら、さらに1週間かけて記憶を長期保持へ移行させます。

  • 授業当日〜翌日(24時間以内):上記の5ステップ復習を実施
  • 3日後:1問1答カードをシャッフルして全問テスト。正解したカードは「済み」ボックスへ。
  • 7日後(週末):「済み」ボックスのカードも含めて全体を再テスト。週次レビューと組み合わせると効果的です(週次レビューの方法はこちら)。
  • テスト2週間前:1週間単位でまとめた「まとめノート」を使って総復習。記述問題・北辰テストの記述式には、まとめノートを声に出して説明する「プロティジェ法」が有効です。

科目別・復習で押さえるポイント

英語

当日中に単語・熟語の意味を音読で確認し、例文ごと声に出して覚えることがポイントです。翌朝の音読が最も効率よく定着します。埼玉県公立入試の英語はリスニング・長文読解が中心なので、英文を「音」として体に染み込ませる習慣が重要です。

数学

授業で解法を理解したつもりでも、翌日に自力で解けるかどうかがすべてです。当日夜に「例題を1問だけノートを見ずに再現する」テストをしましょう。北辰テストの数学で差がつく関数・証明問題も、この「再現演習」の積み上げで対応力が育ちます。

理科・社会

キーワードを図や矢印で関連づける「マインドマップ」形式の復習が効果的です(目安)。スマホのアプリ(MindMeister・XMindなど)でデジタル作成するか、紙に手描きしてスマホで写真を撮って保存すると後から見返しやすくなります。

よくある失敗パターンと対処法

  • 失敗:「録画があるから後で見よう」で結局見ない → 対処:録画は「2分ブレインダンプ後に確認できなかった箇所だけ」に絞って使う。全録画を見直す時間はかえって復習効率を下げます。
  • 失敗:ノートをきれいに清書することに時間をかけすぎる → 対処:清書は復習の手段ではなく目的になりがちです。きれいなノートより「自分でテストして正解できるか」が大切。
  • 失敗:疲れているので翌日にまとめてやろうとする → 対処:24時間以上空けると前述の忘却曲線が急落します。授業直後に15分だけ「ブレインダンプ+穴埋め」だけでも必ず行いましょう。
  • 失敗:科目ごとに復習の深さが偏る → 対処:好きな科目だけ丁寧に復習し、苦手科目を後回しにするパターンは入試直前に大きなリスクになります。時間は短くても全科目を毎日触れる習慣を優先しましょう。

編集部からのメッセージ

「授業を受けること」と「内容を定着させること」は別物です。オンライン授業はこの分離が特に起きやすい学習形態ですが、24時間以内の復習ルーティンを一度確立できれば、むしろ録画・テキストが手元にある分だけ対面授業より有利に活用できます。志木市・ふじみ野市・富士見市・朝霞市・川越市など東武東上線沿線で自宅からオンライン学習を進める中高生にとって、通塾ゼロの時間を「復習の時間」に充てられることこそ最大の武器です。今日の授業が終わったら、まず2分だけブレインダンプを試してみてください。

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