「オンライン授業を受けているのに、先生の説明が速すぎてついていけない」「授業中に質問したいことが思い浮かばない」——志木市・ふじみ野市・富士見市・朝霞市・川越市の中高生からこうした声をよく聞きます。これらの悩みの多くは、予習の有無によって解消できます。授業前の30分を正しく使うだけで、同じ授業を受けても得られる情報量と理解の深さが大きく変わります。
なぜオンライン授業こそ「予習」が重要なのか
対面授業では、黒板の板書・先生の身振り・周囲の生徒のリアクションなど、多くの情報が自然と目に入ります。一方、オンライン授業は画面越しの情報量が限られており、授業内容を能動的に追いかけないと受け身になりやすいという特徴があります。
また、オンライン授業では「その場で手を挙げて質問する」ハードルが対面より高く感じられる生徒も多いです。あらかじめ「わからないポイント」を予習段階で洗い出しておくと、授業中に的確なタイミングでチャットや発言で質問でき、授業の密度が上がります。
さらに、記憶研究の観点から見ると、未知の情報に触れる前に「概要」をつかんでいると、脳が情報を既存知識と結びつけやすくなるとされています(目安)。「初めて聞く話」より「なんとなく知っている話」のほうが記憶に残りやすいのは、この仕組みによるものです。
授業前30分でやるべき「予習3ステップ」
予習は「完全に理解すること」を目的にしてはいけません。あくまで「授業を最大限活用するための下準備」です。次の3ステップを30分以内に終わらせることを目安にしましょう。
- 範囲を確認して「全体像」をつかむ(10分):教科書や配付プリントをさっと読み通し、今日の授業の「見出し」と「太字キーワード」だけを拾います。細部を理解しようとする必要はありません。「今日は○○について学ぶんだな」という地図を頭に入れることが目的です。
- 「わからないところ」に印をつける(10分):読み通したあと、意味がわからない語句・理解できなかった箇所に鉛筆で「?」マークをつけておきます。このリストが授業中の「質問メモ」になります。授業が始まったら「?」箇所を重点的に聞く、というだけで理解度が大きく変わります。
- 前回の授業内容を2分で思い出す(5〜10分):前回のノートをさっと眺め、「前回は何を習ったか」を口に出してまとめます。英語なら「前回は比較級を習った」、数学なら「前回は二次方程式の解の公式をやった」と声に出すだけでOK。これにより、今日の内容が前回と「どうつながるか」を意識しやすくなります。
科目別・効果的な予習のポイント
英語
授業で扱う英文や単語リストを事前に音読しておくことが最も効果的です。単語の意味は辞書で調べておき、全体のストーリーや文章の流れをざっくりつかんでおくと、授業中に文法解説を聞いたときに「そういうことか!」と理解が深まります。埼玉県公立高校入試の英語は長文読解の比重が高く、スムーズに文を追う練習として予習の音読は入試対策としても有効です。
数学
予習では例題を「自分なりに解いてみる」ことが最も効果的です(完全に解けなくて構いません)。どこで詰まるかを事前に体験しておくことで、先生の解法説明を聞いたときに「ここで詰まっていたんだ」と体感として納得できます。北辰テストや埼玉県公立入試で差がつく関数・証明問題ほど、この「詰まり体験→解法理解」のサイクルが定着に効きます。
理科・社会
教科書の図・グラフ・地図を先にざっと見ておくだけで理解度が変わります。特に理科は実験や現象の図、社会は地図・年表を先に確認しておくと、授業中の説明が視覚的なイメージと結びつき記憶に残りやすくなります(目安)。
予習の「やりすぎ」に注意:NGパターン3つ
- NG①:完璧に理解しようとして時間をかけすぎる:予習は「わからないまま授業に臨む」ことが前提です。全部わかってしまうほど予習に時間をかけると、授業が退屈になり集中力が途切れます。わからない箇所を残しておくことが、授業への集中力を生みます。
- NG②:予習ノートをきれいに作ることに熱中する:予習ノートに色ペンで清書したり、丁寧にまとめたりすることに時間を使いすぎると、本来の目的である「授業の下準備」ではなく「ノート作り」が目的になってしまいます。予習は走り書きで十分です。
- NG③:予習で「わかった気」になって授業を聞き流す:予習で内容を理解できたと感じると、授業中に聞く姿勢が緩みます。予習はあくまで「地図を持つ」段階。授業で「なぜそうなるのか」の本質的な理解を得るつもりで臨みましょう。
予習→授業→復習の「3点セット」で学習サイクルを完成させる
予習・授業・復習はそれぞれ独立したものではなく、一連のサイクルとして機能します。
- 予習(授業前30分):全体像を把握し、「?マーク」を準備する
- 授業中:「?マーク」箇所を重点的に追い、質問する
- 授業直後〜24時間以内:ブレインダンプ(何も見ずに思い出す)と穴埋めで定着させる
- 3日後・7日後:1問1答カードで記憶を長期保持へ移行させる
富士見市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・川越市など東武東上線沿線で自宅からオンライン学習をしている中高生にとって、通塾の移動時間がない分、この「3点セット」のサイクルを自分でつくることが成績アップの鍵になります。
編集部からのメッセージ
「授業を受ければ成績が上がる」と考えている生徒と、「授業は予習と復習に挟まれてはじめて効果が出る」と理解している生徒とでは、同じ授業時間を過ごしても6ヶ月後・1年後の実力に大きな差が生まれます。30分の予習を「面倒」と感じるうちは習慣になっていない証拠ですが、一度ルーティン化できれば「予習しないと授業を聞いても損した気分になる」という感覚が自然と育ちます。まずは今週の授業の一科目だけ、上記の3ステップ予習を試してみてください。
EIMEI-online について
本サイト「EIMEI-online」は、埼玉県西部に5ブランドを展開する EIMEI教育学習塾グループ が運営する、埼玉県在住の中高生向けハイレベルオンライン個別指導塾です。
- オンライン個別NOTE|学習管理・質問対応・確認テストを担当講師が一冊で完全フォロー
- 完全個別指導|マンツーマンのオンライン個別指導
- ハイレベル LIVE 講義(EIMEI-TOP)|難関校受験専門の集団LIVE
- 選択制 映像講義|先取り・復習に対応
- 24時間 オンライン学習室|適度な緊張感で自宅学習を支える
無料相談・体験授業のご相談は お問い合わせフォーム からどうぞ。

