画面を見続ける子どもの目が心配——オンライン学習時代の眼精疲労対策、家庭でできること

「最近、目が痛いって言うんですよね……」「授業が終わったあと、すぐ横になってしまって」

オンライン授業が日常になった今、保護者から届く相談の中身が変わってきました。以前は「どうやって勉強させるか」が中心でしたが、最近は「子どもの目が心配」という声が増えています。

志木市・ふじみ野市・富士見市・川越市周辺の中高生を見ていても、タブレットで授業を受け、休み時間にスマホを触り、夜には動画を観る——という生活がごく当たり前になっています。夏休みに向けて画面時間がさらに増えるこの時期に、子どもの目の健康について家庭でできることを整理してお伝えします。

なぜオンライン学習で目が疲れるのか

目が疲れる(眼精疲労)の主な原因は、近くのものを長時間見続けることで起こる「毛様体筋の緊張」です。人の目はもともと遠くを見るときにリラックスし、近くを見るときに力を入れる構造になっています。

画面を見るときに起こりやすい問題として、次の3つが挙げられます。

  • 距離が近すぎる——スマホは特に顔との距離が縮まりやすく、目への負担が大きくなります。
  • まばたきが減る——集中しているとまばたきが通常の半分以下に減ると言われ、目の乾燥を引き起こします。
  • ブルーライトの影響——夜間の使用は睡眠リズムへの影響も指摘されています。

オンライン授業だけで2〜4時間、そこに自習・スマホ・動画視聴が加わると、一日10時間以上画面を見ている高校生も珍しくありません。

家庭でできる眼精疲労の対策

医師の指示がある場合はそちらを優先してください。以下は、日常的に取り入れやすい目安としてご参照ください。

  • 20-20-20ルールを習慣にする——20分画面を見たら、約6メートル先を20秒間見る。アメリカ眼科学会が推奨するシンプルな休憩法です。「20分でタイマーを鳴らす」設定にするだけで取り入れやすくなります。
  • 画面との距離を確保する——パソコンは50〜70cm程度、スマホは30cm以上が目安です。姿勢が崩れると自然に顔が近づくので、机と椅子の高さを整えることも効果的です。
  • 部屋の照明と画面の明るさのバランスを取る——暗い部屋で明るい画面を見ると目への負担が増します。部屋全体を適度に明るくし、画面の輝度は「見えればよい」程度に抑えましょう。
  • まばたきを意識させる声かけ——「目が乾いてきたな」と感じたら意識的にまばたきするよう伝えるだけでも変わります。ドライアイが気になる場合は眼科に相談を。

夜間の使用が特に要注意

夜間のスマホ・タブレット使用は、目の疲労に加えて睡眠リズムへの影響も指摘されています。就寝前1〜2時間の画面使用を控えると入眠しやすくなると言われています(個人差があります)。

家庭でルールを作るなら、「〇時以降はスクリーンオフ」と決め、充電器や Wi-Fi ルーターの管理を子ども部屋の外で行うのが実践的です。ルールを押しつけるより、理由を説明しながら一緒に決めると続きやすくなります。

ありがちな失敗パターン

  • 「目が悪くなるよ!」と注意するだけで終わる——叱ること自体は間違いではありませんが、具体的な代替策を提示しないと「また言ってる」と流されます。ルールは子どもの体を守るためのもの、という視点で話し合いましょう。
  • 本人が「疲れていない」と言うから放置する——子どもは疲れに気づきにくいことがあります。「目が痛い」「頭痛が続く」「夜眠れない」といったサインは保護者側で拾ってあげてください。
  • 「授業があるから仕方ない」とあきらめる——授業中の使用はコントロールできませんが、授業後の画面時間は管理できます。全部を制限しようとせず、「授業以外の画面時間」の見直しから始めると無理がありません。

気になったら早めに眼科へ

「目が疲れやすい」「視界がぼやける」「頭痛が続く」「よく充血する」といった症状が続く場合は、早めの受診をおすすめします。最近では近視の進行を抑えるための治療(低濃度アトロピン点眼など)を扱う眼科も増えてきました。朝霞市・和光市・志木市など東武東上線沿線にも複数の眼科クリニックがあります。

「勉強量は減らせない」からこそ、目のケアは早めに始めておく価値があります。

編集部からのメッセージ

「勉強しなさい」ではなく「体を大切にしながら勉強しよう」という声かけができると、子どもは保護者を「管理する人」ではなく「味方」として感じます。

オンライン学習は環境さえ整えば大きな武器になります。だからこそ、その環境を長く・健康的に使い続けるための土台として、目の健康を今から意識しておいてほしいと思います。夏休みに入る前のこの時期が、家庭でルールを見直す絶好のタイミングです。

EIMEI-online について

本サイト「EIMEI-online」は、埼玉県西部に5ブランドを展開する EIMEI教育学習塾グループ が運営する、埼玉県在住の中高生向けハイレベルオンライン個別指導塾です。

  • オンライン個別NOTE|学習管理・質問対応・確認テストを担当講師が一冊で完全フォロー
  • 完全個別指導|マンツーマンのオンライン個別指導
  • ハイレベル LIVE 講義(EIMEI-TOP)|難関校受験専門の集団LIVE
  • 選択制 映像講義|先取り・復習に対応
  • 24時間 オンライン学習室|適度な緊張感で自宅学習を支える

無料相談・体験授業のご相談は お問い合わせフォーム からどうぞ。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です